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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E85890-01
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構成ファイル

Oracle Business Intelligence構成ファイルは、システムの動作を制御します。

次の表に、主なOracle Business Intelligence構成ファイルとその場所を示します。

「診断ログ構成ファイルの概要とその位置」を参照してください。

BIコンポーネント 構成ファイル ファイルの場所

Oracle BIサーバー

NQSConfig.INI

logconfig.xml

例:

BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIS

DBFeatures.iniもこのディレクトリに格納されていますが、このファイルは直接編集しないでください。データベースの機能を編集する方法の詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイドを参照してください。

Oracle BIサーバー

instanceconfig.xml

credentialstore.xml

marketingwebexpressions.xml

userpref_currencies.xml

例:

BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIPS

記載されているデフォルト値をオーバーライドする場合を除いて、instanceconfig.xmlファイルに要素を追加しないでください。所属組織のニーズに合せるためにシステムを構成する際に必要な設定のみをオーバーライドします。

クラスタ・コントローラ

bi_cluster_config.xml

ccslogconfig.xml

例:

BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBICCS

Oracle BIスケジューラ

instanceconfig.xml

schedulerconfig.xml

例:

BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBISCH

JavaHost

config.xml

logging_config.xml

例:

BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig/OBIJH

Oracle BIプレゼンテーション・サービス・プラグイン

bridgeconfig.properties

例:

BI_DOMAIN/config/fmwconfig/biconfig

Oracle BI Environment

bi-environment.xml

odbc.ini

obis.properties

例:

BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/core

bi-environment.xmlには、次のようなBI固有の環境構成設定が含まれます(プロセス・コマンド固有のパラメータと分割)。

  • データ・ディレクトリ(SDD) - シングルトン・ディレクトリのパス(高可用性の目的のため)。デフォルトはSDD = $DOMAIN_HOME/bidataです。

    11gと同様、SDDがスケールアウトしたシステムのすべてのマシンに対して同じポイントにマウントされていることが必要です。混合モード(一部のコンポーネントがSDDを使用し、一部が使用しない)は許可されていません。

    「Oracle Business Intelligenceの主なディレクトリ」を参照してください。

  • 11gランタイム互換性フラグ。

  • ハードウェア・アクセラレーション・フラグ。

  • ポート範囲。

  • SSL外部/内部認証局(CA)および証明書パス。内部証明書DNは検証されませんが(このため、ホスト名は表示されません)、クローニング操作中にこれらの変更が必要になる場合があります。

odbc.iniには、ODBC接続エンドポイントの真の単一ソースが含まれます。

  • エンドポイントが内部(たとえば、BIEEクラスタ・コントローラまたはEssbase)で、ドライバ(またはドライバのクライアント)がエンドポイントAPIを使用して適切なエンドポイントをリカバリする必要があります。

  • エンドポイントがシステムの外部で、ドメインをコピーまたは移動するとこのファイルが変更される場合があります。

  • OPSSおよびBIPLATFORM DSNがodbc.iniに提供されます。BIPLATFORM DSNの資格証明はOPSS資格証明ストア内にあります。

obis.propertiesは、指定された値で置き換えられるBIサーバー固有の環境および構成設定が含まれ、次の場所にあります。

BI_DOMAIN/config/fmwconfig/bienv/OBIS

『Oracle Business Intelligenceのインストールと構成』を参照してください。