管理サーバーおよび管理対象サーバーのデフォルトJVMヒープ・サイズは、Oracle WebLogic Serverの起動スクリプトでUSER_MEM_ARGSパラメータを設定することにより変更できます。
次の手順で、管理サーバーと管理対象サーバーの両方に同じ値を設定します。
『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』を参照してください。
- WebLogic Server管理コンソールを使用して、サーバーを正常に停止します。
- setDomainEnv.sh (Windowsシステムの場合はsetDomainEnv.bat)を編集用に開きます。次の場所にこのファイルを作成できます。
- USER_MEM_ARGSに、引数-Xmxを設定します。次のリストは、様々なオペレーティング・システムでUSER_MEM_ARGSを設定する方法の例を示しています。
UNIXシェル・スクリプト(.sh)
USER_MEM_ARGS="-Xms256m -Xmx1024m -XX:CompileThreshold=8000 -xx:PermSize=128m -XX:MaxPermSize=512m"
Windowsコマンド・スクリプト(.bat)
set USER_MEM_ARGS="-Xms256m -Xmx1024m -XX:CompileThreshold=8000 -xx:PermSize=128m -XX:MaxPermSize=512m"
注意:
USER_MEM_ARGSの引数は、JDKベンダーによって異なる可能性があります。
- パラメータの設定後、ファイルを保存して閉じ、変更内容を有効にするため、管理サーバーと管理対象サーバーを再起動します。
- スケールアウトされたシステムでは、各ドメインのホームでこれらの手順を繰り返します。
水平方向にスケールアウトする場合に設定がコピーされます。