Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド 12c (12.2.1.2.0) E85890-01 |
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Oracle BI Webクライアントのパフォーマンスを向上させるには、すべての静的ファイルを処理するWebサーバーを構成し、静的リソースも動的リソースも圧縮を有効化します。
Webサーバー上でキャッシュおよびコンテンツの有効期限を有効にすると、Webブラウザでサーバーから静的ファイルをリロードする頻度を指定できます。
使用しているWebサーバー用の手順に従って、静的ファイルのキャッシングと、このディレクトリにあるファイルの圧縮を設定します。
注意:
Oracle WebLogic Serverを構成してApache HTTP Server、Microsoft Internet Information Server (Microsoft IIS)、Oracle HTTP ServerなどのWebサーバーと連携させる方法の詳細は、次のドキュメントを参照してください。
Oracle WebLogic Serverプロキシ・プラグイン12.2.1の使用
Oracle HTTP Server管理者ガイド
次の各項では、構成の例を示します。
この構成例は、Webサーバー・プラグインがインストールされていて、Apache HTTP ServerがOracle WebLogic Serverへリクエストをプロキシできることが前提です。
PLUGIN_HOME/libディレクトリが、LD_LIBRARY_PATHまたはオペレーティング・システムでこれに相当するものに追加されている必要があります。
この項の手順は、構成例専用です。必要に応じて、構成を調整してください。詳細は、Oracle WebLogic Server Proxy Plug-Ins 12.2.1の使用を参照してください。
プラグインの構成ディレクティブを追加するには:
Apache HTTP Serverのhttpd.confファイルを見つけます。
ファイルを編集用に開き、次のようなディレクティブを追加します。
LoadModule weblogic_module modules/mod_wl.so <IfModule mod_weblogic.c> WebLogicPort 9704 Debug OFF WebLogicHost localhost WLLogFile /tmp/wl-proxy.log </IfModule> <LocationMatch "/analytics/saw\.dll.*"> SetOutputFilter DEFLATE SetHandler weblogic-handler </LocationMatch> <LocationMatch "/analytics/.*\.jsp.*"> SetOutputFilter DEFLATE SetHandler weblogic-handler </LocationMatch>
次の点に注意してください。
LoadModuleディレクティブを、プラグインをインストールした場所と方法に基づいて変更します。
IfModuleディレクティブによって、Oracle WebLogic Serverへの接続が有効になります。クラスタの構成方法やSSLに関する考慮事項など、接続オプションの詳細は、Oracle WebLogic Server Proxy Plug-Ins 12.2.1の使用を参照してください。
LocationMatchディレクティブを使用して、すべての動的リクエストがOracle WebLogic Serverにルーティングされます。すべての動的リクエストでGZip圧縮を使用できるように、SetOutputFilter DEFLATEディレクティブを含めてください。
保存してファイルを閉じます。
静的ファイルを処理する構成ディレクティブを追加するには: