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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Visualizationユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.2.0)
E82971-01
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独自のデータの追加について

データ・ソースからデータを簡単に追加できます。独自のデータの追加は「マッシュアップ」と呼ばれることもあります。

次の方法でデータを追加できます。

注意:

複数のデータ・ソースをサブジェクト領域と照合することはできますが、データ・ソースを別のデータ・ソースと照合することはできません。

製品、ブランド、販売員など、販売に関するデータを含むサブジェクト領域があるとします。サブジェクト領域にはない「ターゲット売上」売上高を含むスプレッドシート・ファイルがあります。スプレッドシートのターゲット売上値を含むサブジェクト領域から製品およびブランドの値を結合する可視化を作成します。データを追加するときに、スプレッドシートの製品およびブランド列をサブジェクト領域の列と照合し、ターゲット売上をメジャーとして追加します。一致により、スプレッドシートとサブジェクト領域が関連付けられます。この3つの列をキャンバスにドラッグすると、Visual Analyzerではこのデータが1つの統合システムの一部であるかのように扱われます。

GUID-3DD96001-AFBE-45BF-87E6-5ED97AEA49F9-default.gifの説明が続きます
図GUID-3DD96001-AFBE-45BF-87E6-5ED97AEA49F9-default.gifの説明

プロジェクトにデータを追加する場合、プロジェクトは追加された列の名前およびデータ型を使用して、データの融合について最良の方法を推測します。その推測が適切でない場合、手動で調整できます。データ・モデルはワークフローの一部として作成されるため、明示的に作成する必要はありません。システムはユーザーに対しては機能しませんが、必要に応じて手動で調整できます。詳細は、「追加したデータの融合」を参照してください。

Microsoft Excelのスプレッドシート・ファイルを融合すると、Oracle Business Intelligenceで変更を行っていなくても、取り込んだ列がデータ・モデルの一部であるかのように機能します。追加したデータは、Oracle Business Intelligence内に名前別に保存されます。データをプロジェクトに追加し、他のユーザーと共有できます。領域を保持する必要がある場合、データを削除できます。詳細は、「追加したデータの削除」を参照してください。