データ・ソースからデータを簡単に追加できます。独自のデータの追加は「マッシュアップ」と呼ばれることもあります。
次の方法でデータを追加できます。
単一のソース(スプレッドシートなど)のみを分析するために、そのソースからデータを追加します。または、1つのソースを他のソースと組み合せて、分析のスコープを広げます。
既存のサブジェクト領域に対する拡張機能として、独自のデータを追加します。
既存のサブジェクト領域に関連するデータ・ソースから、Visual Analyzerにデータをロードできます。Visual Analyzerにおいて外部の行およびサブジェクト領域行を適切に照合できるよう、共通の値を持つ列を識別する必要があります。通常は合計または平均が計算されるメジャー - 列が表に含まれる場合はファクトを追加し、表にメジャーが含まれない場合はディメンションを拡張できます。
Oracleアプリケーション・データ・ソースからデータを追加します。詳細は、Oracle Applicationsのデータ・ソースへの接続を参照してください。
データベースからデータを追加します。詳細は、データベース・データ・ソースへの接続を参照してください。
注意:
複数のデータ・ソースをサブジェクト領域と照合することはできますが、データ・ソースを別のデータ・ソースと照合することはできません。製品、ブランド、販売員など、販売に関するデータを含むサブジェクト領域があるとします。サブジェクト領域にはない「ターゲット売上」売上高を含むスプレッドシート・ファイルがあります。スプレッドシートのターゲット売上値を含むサブジェクト領域から製品およびブランドの値を結合する可視化を作成します。データを追加するときに、スプレッドシートの製品およびブランド列をサブジェクト領域の列と照合し、ターゲット売上をメジャーとして追加します。一致により、スプレッドシートとサブジェクト領域が関連付けられます。この3つの列をキャンバスにドラッグすると、Visual Analyzerではこのデータが1つの統合システムの一部であるかのように扱われます。
図GUID-3DD96001-AFBE-45BF-87E6-5ED97AEA49F9-default.gifの説明
プロジェクトにデータを追加する場合、プロジェクトは追加された列の名前およびデータ型を使用して、データの融合について最良の方法を推測します。その推測が適切でない場合、手動で調整できます。データ・モデルはワークフローの一部として作成されるため、明示的に作成する必要はありません。システムはユーザーに対しては機能しませんが、必要に応じて手動で調整できます。詳細は、「追加したデータの融合」を参照してください。
Microsoft Excelのスプレッドシート・ファイルを融合すると、Oracle Business Intelligenceで変更を行っていなくても、取り込んだ列がデータ・モデルの一部であるかのように機能します。追加したデータは、Oracle Business Intelligence内に名前別に保存されます。データをプロジェクトに追加し、他のユーザーと共有できます。領域を保持する必要がある場合、データを削除できます。詳細は、「追加したデータの削除」を参照してください。