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Oracle® Fusion Middleware Oracle Enterprise Data Qualityの管理
12c (12.2.1.2.0)
E88275-01
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2 EDQ電子メール通知の構成

この章では様々な状況で電子メール通知を生成するようにEDQを構成する方法について説明します。

EDQユーザーに電子メールを送信できるのは、関係する問題が作成または変更されたとき、ケース管理で関連するケースまたはアラートが追加または変更されたとき、または関連するジョブの実行が完了したときです。

2.1 SMTPを使用した電子メール通知の送信

電子メール通知を送信するには、EDQインストールのSimple Mail Transfer Protocol (SMTP)情報をmail.propertiesファイルに入力する必要があります。認証を要求するSMTPサーバーとともに動作するEDQの電子メール認証が、WebLogic資格証明ストアを通じてサポートされるようになりました。セッション・ユーザーの名前とパスワードとして、SMTPユーザーの名前とパスワードをプロパティ・リストに設定します。mail.propertiesファイルは、/oedq_home/notification/smtpに格納されます。

  1. mail.propertiesファイルをedq_home/notification/smtpのインストール場所からローカルの構成ディレクトリ(デフォルトではoedq_local_home)のnotification/smtpサブディレクトリにコピーします。

    /oedq_local_home/notification/smtp

    このファイルは、標準のJava mail.propertiesファイル形式であり、JavaMail APIドキュメントWebサイト(https://javamail.java.net/nonav/docs/api/)に記載されています。

  2. mail.propertiesファイルを次のように編集して、サイトのSMTPホストの名前を指定します。

    enabled = true
    mail.transport.protocol = smtp
    mail.host = smtp.fully qualified domain name of mail host
    mail.user = depends on client site
    mail.password = depends on client site
    from.address = edqserver@example.com
    

2.2 WebLogic管理コンソールでの電子メール・セッションの構成

WebLogicコンソールで電子メール・セッションの構成を作成して、電子メール通知を送信することもできます。その後、mail.propertiesファイルでJNDI名を通じてこれを参照できます。JNDIでアクセス可能なセッションを構成するには、http://docs.oracle.com/middleware/1221/wls/WLACH/taskhelp/mail/CreateMailSessions.htmlを参照してください。

session = JNDI name of session
from.address = edqserver@example.com 
enabled = true

注意:

電子メール通知が適切に機能するには、from.addressプロパティに、使用するサイトの有効な電子メール形式を設定する必要があります。また、電子メール通知を受信する各ユーザーのプロファイルで、電子メール・アドレスが設定されている必要もあります。

2.3 電子メールが構成されていることの確認

電子メール通知が適切に動作しているかどうかを確認するには、ディレクタにテスト問題を作成して、構成済の電子メール・アドレスを持つユーザーに割り当てます。そのユーザーは、問題へのリンクが記入された電子メールを受信するはずです。