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Oracle® Fusion Middleware Siebel環境とEnterprise Data Qualityの統合と構成
12c (12.2.1.2.0)
E88279-01
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このガイドで説明する新機能

この項では、Oracle Fusion Middleware 12c (12.2.1.2)のOracle Enterprise Data Quality Siebelコネクタの新機能および大幅な製品の変更の概要を説明します。

新機能と変更点

12c (12.2.1.1および12.2.1.2)には、次のSiebelコネクタの新機能または変更点が含まれます。

Siebelに提供される新機能

次の新しい機能がSiebelに提供されます。

キー・プロファイル

従来のレガシー・レベルに加えて、キー・プロファイルが完全にサポートされます。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Enterprise Data Qualityカスタマ・データ・サービス・パック・ガイド』キー生成サービスの項を参照してください。

キー分析

バッチ・キー分析のサポートは、一方向のプロセスとして提供されています。つまり、キー分析ジョブはSiebelからトリガーできますが、結果をSiebelに返すメカニズムはありません。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Enterprise Data Qualityカスタマ・データ・サービス・パック・ガイド』キー生成サービスの項を参照してください。

照合の柔軟性の向上

Siebelは、CDSの新しい強化された照合機能の恩恵を自動的に受けるようになりますが、複合比較の有効化およびメッセージごとの加重の構成はできません(ただし、加重はdnd.propertiesに表示され、CDS自体をカスタマイズせずにグローバルに変更できます)。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Enterprise Data Qualityカスタマ・データ・サービス・パック・ガイド』照合の使用の項を参照してください。

UID

UID (Unique ID)、EID (Elimination ID)およびIEID (Inverted EID)が完全にサポートされます。フィールドは、他のパーティの属性と同様、Webサービスまたはステージング表のCDSに自動的に渡されます。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Enterprise Data Qualityカスタマ・データ・サービス・パック・ガイド』ID照合の使用の項を参照してください。

同時ジョブ

同じビジネス・オブジェクトの複数の同時バッチ・ジョブの実行がサポートされます。

インストールの変更点

コネクタおよび関連付けられているファイルが、別個の製品ダウンロードではなく、EDQに付属するようになりました。<middleware_home>/edq/oracle.edqsiebelconnector.zipファイルにあります。

Siebel固有のステージング表に代わり、EDQのインストール時にRCUによって自動的に作成される新しいEDQのデフォルトのステージング表が使用されます。