Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 12c (12.2.1.2) E82763-01 |
|
前 |
次 |
Oracle Reports 12cリリース(12.2.1.1)では、ロギング機能とトレース機能の強化により診断機能が向上しています。
すべてのOracle Reportsログ・ファイルは、Oracle Diagnostic Logging (ODL)形式に準拠します。この形式は、Oracle Fusion Middlewareにおいて、ログ形式、メッセージ・タイプおよびログ管理ディレクティブ用の標準であります。ログ・ファイルのエントリは、テキスト形式(デフォルト)またはXML形式です。詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理を参照してください。
ログ・ファイルの強化機能の詳細は、第24.3.1項「ログ・ファイル」を参照してください。
注意: インプロセス・サーバー・エンジンのログ・パス(oracle.reports.engine logger)を変更する場合は、必ずlogmetadata.xmlファイルでも同様の変更を行ってください。このファイルは、logging.xmlと同じディレクトリにあります。 |
ログ・ファイルの表示および検索は、WLSTコマンドを使用してhttps://docs.oracle.com/middleware/1213/core/ASADM/logs.htm#ASADM218
の説明に従って実行できます。
問題を診断するためにログ・ファイルに記録される情報を変更するには、第6.13.1項「ロギング情報の指定」を参照してください。
Oracle Enterprise Managerでログ・レベルを構成する手順は次のとおりです。
Oracle Enterprise Managerにログインします。
「EM MBeanブラウザWebLogicドメイン」→「システムMBeanブラウザ」にナビゲートします
MBeanにナビゲートします
スタンドアロン・サーバー - oracle.logging:type=LogConfig,componentType=oracle_repserv,name=<componentName>
インプロセス・サーバー - oracle.logging:type=LogConfig,ServerName=<managedServerName>
Reports Tools - oracle.logging:type=LogConfig,componentType=oracle_reptools,name=<componentName>
Reports Bridge - oracle.logging:type=LogConfig,componentType=oracle_repbrd,name=<componentName>
操作setLoggerLevelをクリックします
「ロガー名」に次のいずれかのロガー名を入力します。
oracle.reports.server
oracle.reports.servlet
oracle.reports.engine
「ロガー・レベル」にログ・レベルを入力します
「起動」をクリックします