プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド
12c (12.2.1.2)
E82763-01
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

6.6 ログ・ファイルの管理

Oracle Reports 12cリリース(12.2.1.1)では、ロギング機能とトレース機能の強化により診断機能が向上しています。

すべてのOracle Reportsログ・ファイルは、Oracle Diagnostic Logging (ODL)形式に準拠します。この形式は、Oracle Fusion Middlewareにおいて、ログ形式、メッセージ・タイプおよびログ管理ディレクティブ用の標準であります。ログ・ファイルのエントリは、テキスト形式(デフォルト)またはXML形式です。詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理を参照してください。

ログ・ファイルの強化機能の詳細は、第24.3.1項「ログ・ファイル」を参照してください。


注意:

インプロセス・サーバー・エンジンのログ・パス(oracle.reports.engine logger)を変更する場合は、必ずlogmetadata.xmlファイルでも同様の変更を行ってください。このファイルは、logging.xmlと同じディレクトリにあります。

6.6.1 ログ・ファイルの表示と検索

ログ・ファイルの表示および検索は、WLSTコマンドを使用してhttps://docs.oracle.com/middleware/1213/core/ASADM/logs.htm#ASADM218の説明に従って実行できます。

問題を診断するためにログ・ファイルに記録される情報を変更するには、第6.13.1項「ロギング情報の指定」を参照してください。

6.6.2 ログ・レベルの構成

Oracle Enterprise Managerでログ・レベルを構成する手順は次のとおりです。

  1. Oracle Enterprise Managerにログインします。

  2. 「EM MBeanブラウザWebLogicドメイン」→「システムMBeanブラウザ」にナビゲートします

  3. MBeanにナビゲートします

    スタンドアロン・サーバー - oracle.logging:type=LogConfig,componentType=oracle_repserv,name=<componentName>

    インプロセス・サーバー - oracle.logging:type=LogConfig,ServerName=<managedServerName>

    Reports Tools - oracle.logging:type=LogConfig,componentType=oracle_reptools,name=<componentName>

    Reports Bridge - oracle.logging:type=LogConfig,componentType=oracle_repbrd,name=<componentName>

  4. 操作setLoggerLevelをクリックします

  5. 「ロガー名」に次のいずれかのロガー名を入力します。

    • oracle.reports.server

    • oracle.reports.servlet

    • oracle.reports.engine

  6. 「ロガー・レベル」にログ・レベルを入力します

  7. 「起動」をクリックします