Identity Governance Framework (IGF)および関連する開発者向けAPIの、新機能および製品の重要な変更について確認します。
リリース12.2.1.0.0で導入された新機能および大規模な変更は次のとおりです。
IDSデプロイメントをチューニングするための新しい構成パラメータMaxPoolConnectionReuseTime
およびConnectTimeout
が追加されました。
IDSの構成パラメータを参照してください。
接続プールのプロパティを構成できるようになりました。これにより、流用された接続を一定時間使用しなかった場合に接続プールに戻すことができます。
このプロパティを設定するには、PoolConnectionReclaimTime
構成パラメータを使用します。この機能は、接続再利用が最大限になるようにし、使用されていない流用された接続の維持に浪費されることになるシステム・リソースを節約します。
IDSの構成パラメータを参照してください。
リリース12.1.3で導入された新機能および大規模な変更は次のとおりです。
論理NOT演算子を指定して、単純または複雑なフィルタ条件を無効にすることができます。
SearchFilter
クラスには2つの新規メソッドがあります。negate()
はNOT条件を設定するトグル・メソッドで、isNegated()
メソッドはNOT条件がすでに設定されているかどうかを確認できます。
検索フィルタでの論理NOT演算子の使用を参照してください。
アイデンティティ・ディレクトリAPIは、エンティティ属性パススルーをサポートします。
属性定義およびエンティティ定義の下の属性参照に各属性をすべて含める必要はありません。追加、変更、リクエスト済属性、または検索フィルタ操作に任意の属性を含めることができます。属性がアイデンティティ・ストア・スキーマに存在しない場合、IDS APIはアイデンティティ・ストアによってスローされたエラーを返します。
Identity Directory Serviceの論理的なエンティティ構成を参照してください。