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Oracle® Fusion Middlewareディザスタ・リカバリ・ガイド
12c (12.2.1.2)
E82708-02
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A Oracleインベントリの管理

本番サイトおよびスタンバイ・サイトでの、Oracle Fusion Middleware障害時リカバリ・トポロジにおけるOracleインベントリの管理方法について確認します。

この付録の内容は次のとおりです。

A.1 Oracleインベントリの更新

本番サイトのホストとスタンバイ・サイトのピア・ホストの両方でOracleインベントリを更新します。

本番サイトのホストでOracleインベントリを更新するときには(新しいOracleソフトウェアのインストール、既存のOracleソフトウェアへのOracleパッチ・セットまたはパッチの適用など)、スタンバイ・サイトのピア・ホストでも同じようにソフトウェアを更新します。このタスクを実行するには、次のスクリプトを実行して、スタンバイ・サイトのピア・ホストでOracleインベントリを更新します。

ORACLE_HOME/oui/bin/attachHome.sh

A.2 Windowsレジストリの更新

本番サイトのホストのWindowsのレジストリ・キーをエクスポートして、スタンバイ・サイトのピア・ホストにインポートします

本番サイトのWindowsホストでOracleインベントリを更新するときは(新しいOracleソフトウェアのインストール、既存のOracleソフトウェアへのOracleパッチ・セットまたはパッチの適用など)、本番サイトのホストで次のWindowsレジストリ・キーをエクスポートし、これをスタンバイ・サイトのピア・ホストにインポートすることによって、同じソフトウェア更新をスタンバイ・サイトのピア・ホストでも実行する必要があります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\oracle

また、Oracle Web Cacheなどのシステム・コンポーネントを更新する場合、本番サイトのホストの次のWindowsのレジストリ・キーをエクスポートして、スタンバイ・サイトのピア・ホストにインポートします。

HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services

前にエクスポートしたキーをインポートするには、次のコマンドを使用します。

regedit /I FileName

次に例を示します:

regedit /I C:\oracleregisitry.reg

また、キーのインポートにはレジストリ・エディタを使用することもできます。レジストリ エディタのヘルプを参照してください。