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Oracle® Fusion Middlewareインフラストラクチャ・コンポーネントWLSTコマンド・リファレンス
12c (12.2.1.2)
E82651-02
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1 Infrastructure WLSTコマンドの概要とロードマップ

ADFアプリケーションのデプロイ、ログ・ファイルと診断データの管理、およびMDSリポジトリの管理には、Infrastructure WLSTコマンドを使用します。

トピック:

1.1 ドキュメントのスコープと対象読者

Oracle Fusion Middleware Infrastructureのコンポーネントおよびサービスを管理するには、WLST Infrastructureコマンドを使用します。

それらのコンポーネントおよびサービスを次に示します。

  • ダイナミック・モニタリング・サービス(DMS)

  • Logging

  • Oracle Application Development Framework (ADF)

  • Oracle Fusion Middleware診断フレームワーク

  • Oracle JRF

  • Oracle Infrastructure Webサービス

  • Oracle Metadata Service (MDS)

  • Oracle User Messaging Service。

注意:

指定されたOracle Fusion MiddlewareコンポーネントのカスタムWLSTコマンドは、そのコンポーネントがインストールされている場合のみ使用できます。

このドキュメントは、OracleのJava Platform, Enterprise Edition (Java EE)を使用してJava EEアプリケーションをデプロイする、Oracle Fusion Middleware管理者を対象としています。読者は、WebテクノロジおよびWebLogic Server製品およびFusion Middleware製品がインストールされているオペレーティング・システムとプラットフォームに精通していることを前提としています。

1.2 関連ドキュメント

いくつかのガイドで、WLSTに関する関連ドキュメントが提供されています。

WebLogic Scripting Toolの使用方法については、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolの理解』を参照してください。

その他のWLSTコマンドおよびその他のWebLogic Server管理インタフェースについては、次を参照してください。

  • 『Oracle Fusion Middleware WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』では、WebLogic ServerのWLSTコマンドについて説明しています。

  • Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンスでは、Auditing、SSL、Oracle Identity Federation、Directory Integration Platform、Oracle Access Management (OAM)、Oracle Security Token ServiceおよびOracle Keystore Serviceなど、Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャ・セキュリティ・コンポーネントで使用可能なWLSTコマンドについて説明しています。

  • 『Oracle Fusion Middleware SOA Suite WLSTコマンド・リファレンス』では、Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management (BPM)で使用可能なWLSTコマンドについて説明しています。

  • 『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』 では、WebCenter Portal、WebCenter Content、WebCenter Information Rights Management (IRM)、WebCenter Imaging Process Management (IPM)などのWebCenterコンポーネントに使用可能なWLSTコマンドについて説明しています。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle HTTP Serverの管理』の「Oracle HTTP Server WLSTカスタム・コマンド」。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle Traffic Director WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンスでは、Oracle Traffic Directorで使用できるWLSTコマンドについて説明しています。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発』「Antタスクを使用したWebLogic Serverドメインの構成と使用」。WebLogic Serverインスタンスの起動と停止およびWebLogicドメインの構成のための、WebLogic Antタスクの使用について説明します。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverへのアプリケーションのデプロイ』「デプロイメント・ツール」。アプリケーションやスタンドアロン・モジュールのデプロイ用にWebLogic Serverに用意されているいくつかのツールについて説明します。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプ』では、WebLogicドメインを管理およびモニターするためのWebベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースについて説明しています。

  • 『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』では、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用したWebLogicドメインの作成または既存ドメインの拡張について説明しています。

  • 『Oracle Fusion Middleware packおよびunpackコマンドを使用したテンプレートとドメインの作成』。既存のWebLogicドメインをすばやく簡単に再作成するコマンドについて説明します。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JMXによるカスタム管理ユーティリティの開発』。Java Management Extensions (JMX) APIを使用してWebLogic Serverリソースをモニターおよび変更する方法について説明します。

  • 『Oracle Fusion Middleware SNMPによるOracle WebLogic Serverのモニタリング』では、Simple Network Management Protocol (SNMP)を使用してWebLogicドメインをモニターする方法について説明します。

1.3 WebLogic Scripting Tool (WLST)の呼出し

WLSTは、Oracleホームのサブディレクトリにあります。

次の場所からWLSTを起動します。

(UNIX) ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh
(Windows) ORACLE_HOME\oracle_common\common\bin\wlst.cmd