Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成 12c (12.2.1.2) E82813-01 |
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この項では、次の項目について説明します。
Fusion Middleware Infrastructureドメインを構成する前に、このOracle Fusion Middlewareリリースで使用する動作保証されたデータベースに、次のスキーマをインストールする必要があります。
メタデータ・サービス(MDS)
監査サービス(IAU)
監査サービスへの追加(IAU_APPEND)
監査サービス・ビューア(IAU_VIEWER)
OPSS (Oracle Platform Security Services)
ユーザー・メッセージング・サービス(UMS)
WebLogicサービス(WLS)
サービス表(STB)
データベース・スキーマを作成するには、この項で説明する手順を実行します。
/oracle_common/bin
ディレクトリからRCUを起動します。動作保証されたデータベースをインストールして構成し、稼働中であることを確認します。
詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニングのデータベースおよびデータベース・スキーマのインストールに関する項を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Infrastructureドメインにスキーマを作成するには、この一連の手順に従います。
データベースでDBAアクションを実行する権限を持っている場合は、「リポジトリの作成」画面で「システム・ロードおよび製品ロード」を選択します。
(このドキュメントの手順では、必要な権限があることを想定しています。)
DBAアクションを実行するために必要な権限を持っていない場合は、「システム・ロードに対するスクリプトの準備」を選択します。このオプションによってSQLスクリプトが生成され、それをデータベース管理者が使用します。Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のシステム・ロードと製品ロードの理解に関する項を参照してください。
ヒント:
この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のリポジトリの作成に関する項を参照してください。
「データベース接続の詳細」画面に、データベースに接続するためのRCUに関するデータベース接続の詳細を入力します。
ダイアログ・ウィンドウの「次へ」をクリックし、次に「OK」をクリックして、データベースの接続が成功したことを確認します。
この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のデータベース接続の詳細に関する項を参照してください。
「コンポーネントの選択」画面で、スキーマに使用するカスタム接頭辞を指定した後、「AS共通スキーマ」を選択します。
このセクションのすべてのスキーマが自動的に選択されます。カスタム接頭辞は、これらのスキーマをこのドメインで論理的にまとめてグループ化します。
ヒント:
カスタム接頭辞の詳細は、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のカスタム接頭辞の理解に関する項を参照してください。
マルチドメイン環境のスキーマを構成する方法の詳細は、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のスキーマの作成計画に関する項を参照してください。
入力したカスタム接頭辞を書き留めてください。この接頭辞はドメインの作成時に必要になります。
ダイアログ・ウィンドウの「次へ」をクリックし、次に「OK」をクリックして、スキーマ作成の前提条件チェックが成功したことを確認します。
「スキーマ・パスワード」画面で、データベースでのスキーマ・パスワードの設定方法を指定した後、パスワードを入力して確認します。
ヒント:
この画面で設定するパスワードは、メモしておく必要があります。このパスワードは、後述するドメイン作成のプロセスで必要になります。
この項では、構成ウィザードを使用したWebLogicドメインの作成方法を説明します。
ドメイン作成のその他の方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のWebLogicドメインの作成、拡張および管理のためのその他のツールに関する項を参照してください。
WebLogicドメインを構成するには、次の手順を実行します。
ORACLE_HOME
/oracle_common/common/bin
ディレクトリに移動し、WebLogic Server構成ウィザードを起動します。ドメインの構成を開始するには、ORACLE_HOME
/oracle_common/common/bin
ディレクトリに移動し、WebLogic Server構成ウィザードを起動します。
UNIXオペレーティング・システムの場合:
./config.sh
Microsoft Windowsオペレーティング・システムの場合:
config.cmd
Windowsオペレーティング・システムでは、「スタート」から、「すべてのプログラム」→「Oracle」→「OracleHome」の順で選択して、構成ウィザードを起動することもできます。「WebLogic Server 12c (12.2.バージョン
)」→「ツール」→「構成ウィザード」を選択します。
ドメインの作成および構成に加え、この手順を使用して既存ドメインを拡張することができます。設定が手順の内容と異なる場合、必要に応じて選択を変更するか、サポートされているドキュメントで詳細を確認します。
複数の製品を単一のドメインで構成するには、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニングの同じドメインへの複数製品のインストールに関する項を参照してください。
ドメイン・ホーム・ディレクトリの場所(Oracleホーム・ディレクトリの外部が最適)を選択する必要があります。
ドメイン・タイプおよびドメインのホーム・ディレクトリを指定するには、次のようにします。
Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリに関する項のディレクトリ構造に従って、ドメイン・ホームを配置することをお薦めします。ドメイン・ホームは、Oracleホーム・ディレクトリの外部にあります。このディレクトリ構造は、ソフトウェアをアップグレードまたは再インストールする場合に問題を回避するのに役立ちます。
ヒント:
ドメイン・ホーム・ディレクトリの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニングのドメイン・ホームの選択に関する項を参照してください。
ソフトウェアの再インストールの詳細は、「ソフトウェアの再インストールについて」を参照してください。
この画面に示されるその他のオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の構成タイプに関する項を参照してください。
ドメイン・テンプレートでは、管理サーバー、クラスタ、サーバー、アプリケーション、サービス、セキュリティ・オプションおよびその他のオプションなど、WebLogicドメイン内のリソース一式が定義されます。
「テンプレート」画面では、「製品テンプレートを使用してドメインを作成」が選択されていることを確認し、次のテンプレートを選択します。
Oracle Enterprise Manager - 12.2.1.2.0 [em]]
このテンプレートを選択すると、次の依存性が自動的に選択されます。
Oracle JRF - 12.2.1.2.0 [oracle_common]
WebLogic Coherenceクラスタの拡張 - 12.2.1.2.0 [wlserver]
Oracle WSM Policy Manager - 12.2.1.2.0 [oracle_common]
ヒント:
この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のテンプレートに関する項を参照してください。
「アプリケーションの場所」画面で、ドメインに関連付けられたアプリケーションを格納する場所を選択します。この場所は、アプリケーション・ホームディレクトリと呼ばれます。
Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリに関する項で説明されているディレクトリ構造に従ってアプリケーション・ホームを配置することをお薦めします。Oracleホーム・ディレクトリの外部にアプリケーション・ホームを作成することをお薦めします。このディレクトリ構造は、ソフトウェアをアップグレードまたは再インストールする場合に問題を回避するのに役立ちます。
ヒント:
アプリケーション・ホーム・ディレクトリの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニングのアプリケーション・ホームの選択に関する項を参照してください。
ソフトウェアの再インストールの詳細は、「ソフトウェアの再インストールについて」を参照してください。
この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のアプリケーションの場所に関する項を参照してください。
「管理者アカウント」画面では、ドメインに対するデフォルトのWebLogic管理者アカウントのユーザー名とパスワードを指定します。
設定したユーザー名およびパスワードを書き留めておくことをお薦めします(これらの資格証明は、後でドメインの管理サーバーを起動して接続する際に必要になります)。
「ドメイン・モードおよびJDK」画面を使用して、ドメイン・モードおよびJava Development Kit (JDK)を指定します。
「ドメイン・モード」フィールドで、「本番」を選択します。
「JDK」フィールドで「Oracle Hotspot JDK」を選択します。
「本番モード」を選択して、環境に高いセキュリティを付与します。これを実行する場合、アプリケーションのデプロイおよび管理サーバーの起動にはユーザー名とパスワードが必要です。
ヒント:
開発モードと本番モードの違いなど、この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のドメイン・モードとJDKに関する項を参照してください。
本番モードでは、起動アイデンティティ・ファイルを作成して、管理サーバーの起動時に必要な資格証明の入力を省略できます。Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理の管理サーバーの起動IDファイルの作成に関する項を参照してください。
「データベース構成タイプ」画面を使用して、データベースとデータベース・スキーマの詳細を指定します。
「データベース構成タイプ」画面で、「RCUデータ」を選択します。このオプションでは、構成ウィザードに対して、データベースおよびサービス表(STB)スキーマに接続し、ドメインの構成に必要なスキーマのスキーマ情報を自動的に取得するように指示します。
注意:
この画面で「手動構成」を選択した場合は、次の画面でスキーマのパラメータを手動で入力する必要があります。
「RCUデータ」を選択してから、次の各フィールドに入力します。
フィールド | 説明 |
---|---|
DBMS/サービス |
データベースのDBMS名(サービス・タイプ・ドライバを選択している場合はサービス名)を入力します。 例: |
ホスト名 |
データベースをホストするサーバーの名前を入力します。 例: |
ポート |
データベースがリスニングするポート番号を入力します。 例: |
スキーマ所有者 スキーマ・パスワード |
データベースのサービス表スキーマに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。これは、RCUの「スキーマ・パスワード」画面でサービス表コンポーネントに入力したスキーマ・ユーザー名とパスワードです(スキーマのパスワードの指定を参照)。 デフォルトのユーザー名は |
データベース接続情報の指定を完了したら、「RCU構成の取得」をクリックします。「接続結果ログ」の次の出力は、操作が成功したことを示しています。
Connecting to the database server...OK Retrieving schema data from database server...OK Binding local schema components with retrieved data...OK Successfully Done.
ヒント:
RCUの実行時にインストールされるスキーマの詳細は、Oracle Fusion Middlewareリポジトリ作成ユーティリティによるスキーマの作成のサービス表スキーマに関する項を参照してください。
この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のデータベース構成タイプに関する項を参照してください。
「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面を使用して、データベース・スキーマの詳細を確認または指定します。
「JDBCコンポーネント・スキーマ」画面に示される値が、すべてのスキーマに対して適切であることを確認します。前の画面で「RCUデータ」を選択した場合、スキーマ表はすでに適切に移入されている必要があります。
ヒント:
高可用性環境の場合、Oracle RACデータベースに適したデータ・ソース構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware高可用性ガイドの次の項を参照してください。
Oracle RACでのアクティブなGridLinkデータ・ソースの構成
マルチ・データ・ソースの構成
この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のJDBCコンポーネント・スキーマに関する項を参照してください。
「JDBCコンポーネント・スキーマ・テスト」画面を使用して、構成したデータソース接続をテストします。
「ステータス」列に示される緑色のチェック・マークは、テストが成功したことを表します。問題が発生した場合は、この画面の「接続結果ログ」セクションに示されるエラー・メッセージを確認し、問題を修正してから接続テストを再試行してください。
ヒント:
この画面に示されるその他のオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のJDBCコンポーネント・スキーマ・テストに関する項を参照してください。
「拡張構成」画面を使用して、ドメイン構成を完了します。
ドメイン構成を完了するには、次のオプションを選択します。
管理サーバー
管理サーバーのリスニング・アドレスを適切に構成するために必要です
ノード・マネージャ
ノード・マネージャを構成するために必要です
トポロジ
管理対象サーバーとクラスタを構成し、マシンを構成して管理対象サーバーをマシンにターゲット設定するために必要です。
ヒント:
動的クラスタを構成するには、次を参照してください。
Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの理解の動的クラスタの概要に関する項。
Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverクラスタの管理の動的クラスタの作成に関する項。
次を選択する必要はありません。
ドメイン・フロントエンド・ホストのキャプチャ
デプロイメントとサービス
JMSファイル・ストア
「管理サーバー」画面を使用して、ホストのIPアドレスを選択します。
「リスニング・アドレス」の横のドロップダウン・リストを選択し、管理サーバーが置かれるホストのIPアドレスを選択するか、単一のIPアドレスにマップされたシステム名またはDNS名を使用します。「すべてのローカル・アドレス」
を使用しないでください。
管理サーバーにサーバー・グループは指定しないでください。
注意:
Mozilla Firefoxを使用して、Internet Protocol Version 6 (IPv6) URLにアクセスします。グローバルIPv6アドレスを入力して、ドメインを作成およびURLにアクセスする必要があります。(ローカルIPv6アドレスは使用しないでください。)「ノード・マネージャ」画面を使用して、構成するノード・マネージャのタイプおよびノード・マネージャ資格証明を選択します。
「ノード・マネージャ・タイプ」に「ドメインごとのデフォルトの場所」を選択し、ノード・マネージャ資格証明を指定します。
ヒント:
この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のノード・マネージャに関する項を参照してください。
ノード・マネージャのタイプの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理のノード・マネージャの概要に関する項を参照してください。
この画面で、管理対象サーバーを作成します。
新しい管理対象サーバーを2つ作成するには、次のようにします。
ヒント:
この画面に示されるその他のオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の管理対象サーバーに関する項を参照してください。
新しいクラスタを作成するには、次のようにします。
infra_cluster_1
を入力します。デフォルトでは、クラスタ内のサーバー・インスタンスは、ユニキャストを使用して相互に通信します。クラスタ通信を変更してマルチキャストを使用する場合は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverクラスタの管理のユニキャストまたはマルチキャストの選択についての考慮事項に関する項を参照してください。
Fusion Middleware Controlを使用して新しいクラスタを作成し、クラスタの作成手順の中でクラスタ通信(ユニキャストまたはマルチキャスト)を構成できます。管理コンソール・オンライン・ヘルプのクラスタの作成と構成に関する項を参照してください。
ヒント:
この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のクラスタに関する項を参照してください。
高可用性設定のために動的クラスタを作成する場合は、「サーバー・テンプレート」画面を使用して1つ以上のサーバー・テンプレートをドメイン用に定義します。
高可用性設定のために動的クラスタを作成する手順は、Oracle Fusion Middleware高可用性ガイドの動的クラスタの使用に関する項を参照してください。
高可用性設定のために動的クラスタを作成する場合は、「動的サーバー」画面を使用して動的サーバーを構成します。
動的クラスタを構成しない場合は、「次」をクリックしてドメインの構成を続行します。
注意:
動的クラスタを作成するときは、「マシン名マッチング式」を割り当てた後、動的クラスタ用のマシンを作成する必要がないことに注意してください。高可用性設定のために動的クラスタを作成する手順は、Oracle Fusion Middleware高可用性ガイドの動的クラスタの使用に関する項を参照してください。
infra_server_1
およびinfra_server_2
を新規クラスタinfra_cluster_1
に割り当てるには、「サーバーのクラスタへの割当」画面を使用します。
ヒント:
この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のサーバーのクラスタへの割当てに関する項を参照してください。
「Coherenceクラスタ」画面を使用してCoherenceクラスタを構成します。
Coherenceクラスタのリスニング・ポートとして、デフォルトのポート番号のをそのまま使用します。構成後、Coherenceクラスタがドメインに自動的に追加されます。
注意:
ユニキャスト・リスニング・ポートを0
に設定すると、管理対象サーバー・ポート番号のオフセットが作成されます。オフセットは5000
で、管理対象サーバーのポート番号として割当て可能な最大許容値は65535
ではなく、60535
です。
注意:
Coherenceのライセンス情報については、ライセンス情報のOracle Coherence製品に関する項を参照してください。
「マシン」画面を使用して、ドメインに新しいマシンを作成します。次の画面で、このマシンにサーバーを割り当てます。
ヒント:
高可用性環境を作成する予定があり、ターゲット・トポロジで必要なマシンのリストを把握している場合、この項の指示に従って、すべてのマシンをこの時点で作成できます。詳細は、Oracle Fusion Middleware高可用性ガイドのオプションのスケール・アウト手順に関する項を参照してください。
ドメイン内に新しいマシンを作成するには、次のようにします。
注意:
既存のドメインを拡張する場合は、既存のマシンにサーバーを割り当てることもできます。特に必要がないかぎり、新しくマシンを作成する必要はありません。
ヒント:
これらのオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のマシンに関する項を参照してください。
この画面で、先ほど作成したマシンにドメイン・サーバーを割り当てます。
管理サーバーと管理対象サーバーを新しいマシンに割り当てるには、次のようにします。
ヒント:
この画面に示されるオプションの詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のサーバーのマシンへの割当てに関する項を参照してください。
WebLogic Server Multitenant (MT)環境がある場合は、「仮想ターゲット」画面を使用して、仮想ターゲットを追加または削除します。このインストール(WebLogic Server MT環境ではない)では、値を入力せずに、単に「次」を選択します。
ヒント:
この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の仮想ターゲットに関する項を参照してください。「パーティション」画面を使用して、WebLogic Server Multitenant (MT)環境の仮想ターゲットのパーティションを構成します。オプションを選択せずに、「次」を選択します。
ヒント:
この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成のパーティションに関する項を参照してください。「構成サマリー」画面に、これから作成するドメインの詳細な構成情報が表示されます。
画面上の各項目を検討し、情報が正しいことを確認します。変更するには、「戻る」ボタンをクリックするか、ナビゲーション・ペインの画面を選択していずれかの画面に戻ります。ドメインの作成は、「作成」をクリックするまで開始されません。
ヒント:
この画面の詳細は、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成の構成サマリーに関する項を参照してください。
サーバー・グループは、定義されたアプリケーション・サービス・グループをそれぞれに定義されたサーバー・グループにマッピングすることで、Fusion Middlewareアプリケーションおよびサービスを1つ以上のサーバーにターゲット設定します。
アプリケーションのサービスをサーバー・グループにマップすると、そのグループに割り当てられたすべてのサーバーが自動的にターゲットに設定されます。詳細は、Oracle Fusion Middlewareドメイン・テンプレート・リファレンスのアプリケーション・サービス・グループ、サーバー・グループおよびアプリケーション・サービス・マッピングに関する項を参照してください。
注意:
WSM-CACHE-SVRサーバー・グループは、Oracle Web ServicesのNonceキャッシュを自動的に構成し、ほとんどのアプリケーションに適しています。Nonceは、SOAPリクエストで1回のみ使用できる一意の番号で、リプレイ攻撃を防止します。Nonceキャッシュは、Webサービス・アプリケーションを実行する管理対象サーバーの追加された台数に合せて変化します。
高度なキャッシュ構成の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理のOracle CoherenceによるNonceのキャッシュに関する項を参照してください。
構成が完了したら、次の手順を実行して、ドメインを管理するツールにアクセスします。
注意:
ドメイン管理に使用するツールの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理のOracle Fusion Middleware管理ツールの概要に関する項を参照してください。
DOMAIN_HOME
/bin
ディレクトリに移動します。
次のコマンドを入力します。
(UNIX) nohup
とnm.out
をサンプル出力ファイルとして使用します。
nohup ./startNodeManager.sh > LOG_DIR
/nm.out&
ここで、LOG_DIR
は、ログ・ファイルを格納するディレクトリの場所になります。
(Windows) startNodeManager.cmd
注意:
Windowsオペレーティング・システムでは、ノード・マネージャをスタートアップ・サービスとして、ノード・マネージャを構成することをお薦めします。これによって、システムが再起動されるたびに、ノード・マネージャが自動で起動されます。
Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理の起動サービスとしてのノード・マネージャの実行に関する項を参照してください。
構成を終了した後、管理サーバーを起動して、ドメインを管理する必要があります。
管理サーバーを起動するには、次の手順を実行します。
UNIXオペレーティング・システムでは、DOMAIN_HOME
/bin
ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
./startWebLogic.sh
Windowsオペレーティング・システムの場合は、次のコマンドを実行します。
startWebLogic.cmd
「本番モード」を「ドメイン・モードとJDKの指定」の「ドメイン・モードおよびJDK」画面で選択した場合、管理者のユーザー・ログインの資格証明を求められます。「管理者アカウントの構成」の「管理者アカウント」画面で、これらを指定しています。
ヒント:
管理サーバーの起動の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理の管理サーバーの起動と停止に関する項を参照してください。
本番モードでは、起動アイデンティティ・ファイルを作成して、管理サーバーの起動時に必要な資格証明の入力を省略できます。Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理の管理サーバーの起動IDファイルの作成に関する項を参照してください。
管理サーバーが起動されて稼働中であることを確認するには、管理サーバー・コンソールを開いてください。URLは、「ドメイン名と管理サーバーURLの記録」の「構成に成功しました」画面に表示されたものです。
注意:
製品スキーマをホストしているデータベースが稼働中であり、管理サーバーからアクセスできることを確認してください。
http://administration_server_host:administration_server_port/console
デフォルトの管理サーバーのポート番号は7001
です。
管理コンソールの使用方法の詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理のOracle WebLogic Server管理コンソールの使用の開始に関する項を参照してください。
ドメインが正しく構成されたことを確認することをお薦めします。
構成を確認するには、新規ドメインに対する基本的な管理タスク を参照してください。この項で説明するタスクをよく理解して、実行してください。