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Oracle® Fusion Middleware FMWコンポーザ・オンライン・ヘルプ
12c (12.2.1.2)
E82793-01
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1 FMWコンポーザの概要

FMWコンポーザは、ホスト、Oracleホーム、ドメイン、サーバーなど、Fusion Middlewareトポロジの要素を記述するグラフィカル・ユーザー・インタフェースを提供するクライアント・アプリケーションです。

FMWコンポーザを使用すると、最初からトポロジを作成することや、既存のトポロジを編集および更新することができます。トポロジの作成または更新が終了すると、トポロジをXMLまたはJSONファイルのトポロジ・ファイルに保存できます。このファイルをOracleライフサイクル管理(LCM)ツールの入力として使用し、Fusion Middleware環境を構成および管理できます。LCMツールの機能の詳細は、Oracle Fusion Middlewareライフサイクル管理ツールを使用したOracle Fusion Middlewareの構成のライフサイクル管理ツールに関する項を参照してください。

次のヘルプ・トピックでは、コンポーザのメニュー、ツールバー、パネル、その他の機能の使用に関する情報を提供します。

1.1 「ファイル」メニューのコマンド

「ファイル」メニューには、ファイルの作成、ファイルを開く、ファイルの保存、「設定」ページの表示、およびFMWコンポーザの終了のコマンドが含まれています。

コマンド 説明

新規

新しい空のファイルを作成します。

使用可能なファイル・タイプは次のとおりです。

  • トポロジ: このファイル・タイプを使用して、Fusion Middleware環境(ホスト、Oracleホーム、ドメインなど)のトポロジを定義します。

  • ブループリント: このファイル・タイプを使用して、ドメインの作成に必要な構成テンプレートを定義します。

  • ドメイン・プロファイル: このファイル・タイプを使用して、トポロジ外部の別個のファイル内のドメインについての情報を指定します。

ショートカット: 新規ファイル・アイコン

ファイルを開く...

既存のファイルを開きます。

ショートカット: 「ファイルを開く」アイコン

保存

現在のページをファイルに保存します。現在のページがすでにファイルに関連付けられている場合、ページはそのファイルに保存されます。

現在のページがファイルに関連付けられていない場合は、システム上のディレクトリの場所を指定するように求められます。ファイル名はid-version.xmlまたはid-version.jsonの形式を使用して自動的に生成されます。

ショートカット: 「ファイルの保存」アイコン

別名保存...

現在のページをファイルに保存します。XMLファイルまたはJSONファイルとしてファイルを保存できます。

システム上のディレクトリの場所を指定するように求められます。ファイル名はid-version.xmlまたはid-version.jsonの形式を使用して自動的に生成されます。

ショートカット: 「ファイルの保存」アイコン

設定

「設定」ページを表示します。「設定」ページを使用して、Oracleホームのディレクトリ・パスや環境資格証明のウォレット・ファイルなど、コンポーザの設定を表示および設定します。「設定」ページでは次のことができます。

  • 既存のウォレットをトポロジに割り当てます。

  • トポロジに新規ウォレットを作成します。

  • トポロジのOracleホーム・ディレクトリの場所を指定します。

終了

コンポーザを終了します。保存していない変更は破棄されます。

1.2 「編集」メニューのコマンド

「編集」メニューには、追加、割当て、削除および要素の削除のコマンドが含まれています。このメニューはコンテキストに依存します(選択できるメニュー・オプションが画面上の選択済要素に関連します)。

次のいずれかの方法を使用して、これらのコマンドを呼び出すことができます。

  • 「編集」メニュー自体から。

  • 右クリック(コンテキスト)メニューから。

このメニューには、選択した要素に対して実行できるアクションのみがリストされることに注意してください。

1.3 「ヘルプ」メニューのコマンド

「ヘルプ」メニューを使用して、Oracleライフサイクル管理(LCM)ツールの様々な機能を使用するためのヘルプを取得します。このメニューを使用して、FMWコンポーザのバージョン番号を取得および確認することもできます。

コマンド 説明

ライフサイクル・ツールについて

Oracle LCMツールの概要を提供します。

スタート・ガイド

OracleホームでのLCMツールの検索、LCMツールのチュートリアルの使用、コンポーザのヘルプの取得など、LCMツールを使用した開始方法に関する情報を提供します。

チュートリアル

LCMツールを使用してサンプルのOracle SOA Suiteトポロジを構成する方法を手順を追って表示するチュートリアルを表示します。

バージョン情報

コンポーザのバージョン番号およびビルド情報を表示します。

1.4 FMWコンポーザ・ツールバーについて

FMWコンポーザ・ツールバーはウィンドウの上部に表示されます。ツールバーを使用して、新規ファイルの作成、ファイルの保存、トポロジへの要素の追加、要素の削除などが行えます。

一部のツールバー・ボタンはグレー表示される場合があります。これらのオプションはコンテキストに依存し、現在のページで要素を選択した後にのみ有効になります。たとえば、ホストを選択した場合、そのホストに関連したボタンのみが有効になります。

FMWコンポーザ・ツールバー。各オプションについては、前後のテキストで説明しています。
ボタン 説明 メニューの場所
新規ファイル・アイコン

新しい空のファイルを作成します。

使用可能なファイル・タイプは次のとおりです。

  • トポロジ: このファイル・タイプを使用して、Fusion Middleware環境(ホスト、Oracleホーム、ドメインなど)のトポロジを定義します。

  • ブループリント: このファイル・タイプを使用して、ドメインの作成に必要な構成テンプレートを定義します。

  • ドメイン・プロファイル: このファイル・タイプを使用して、トポロジ外部の別個のファイル内のドメインについての情報を指定します。

「ファイル」「新規」を選択します

「ファイルを開く」アイコン

既存のファイルを開きます。

「ファイル」「開く...」を選択します

「ファイルの保存」アイコン

現在のページをファイルに保存します。現在のページがすでにファイルに関連付けられている場合、ページはそのファイルに保存されます。

現在のページがファイルに関連付けられていない場合は、システム上のディレクトリの場所を指定するように求められます。ファイル名はid-version.xmlまたはid-version.jsonの形式を使用して自動的に生成されます。

「ファイル」「保存」の順に選択します

「新規アイテムの追加」アイコン

新しい要素(ホスト、Oracleホームなど)をアクティブなファイルに追加します。このボタンは、「トポロジ」およびドメイン・プロファイルのファイル・タイプに対してのみ使用できます。

このボタンはコンテキストに依存します(選択できる要素が画面上の選択済要素に関連します)。

編集

既存のアイテムの割当てアイコン

既存の要素を別の要素に割当てまたはマップします。たとえば、このボタンを使用してOracleホームをホストに割り当てることができます。

このボタンはコンテキストに依存します(割り当てることができる要素が画面上の選択済要素に関連します)。

編集

「アイテムの削除」アイコン

既存の要素を別の要素から削除または割当て解除します。たとえば、このボタンを使用してOracleホームを割当済ホストから削除できます。

削除する要素を選択する必要があります。

編集

「アイテムの削除」アイコン

既存の要素をアクティブなファイルから削除します。このボタンは、「トポロジ」およびドメイン・プロファイルのファイル・タイプに対してのみ使用できます。

削除する要素を選択する必要があります。

編集

ダイアグラム・ヘルプアイコン

画面上の要素についてのヘルプを取得するには、このオプションを使用します。

このボタンをクリックした後、画面上の要素(ホストなど)を選択し、その要素についてのオンライン・ヘルプを開きます。

該当なし

1.5 トポロジ・プロパティ

トポロジ・プロパティ・パネルを使用すると、編集するトポロジ・ファイルについて、ファイルの名前やバージョンなどの情報を指定できます。

プロパティ 説明

ID

他のファイルからこのファイルを識別するために使用する、トポロジ・ファイルの一意の名前。

バージョン

このトポロジ・ファイルのバージョン番号。たとえば、1.02.03.0などです。

トポロジを更新する必要がある場合、このプロパティを使用すると、複数のバージョンのファイルを作成してそれぞれを区別することができます。

FMWバージョン範囲

このフィールドは、ファイルの最小または正確なFusion Middlewareバージョンを識別します。たとえば、[12.1.3,)は、12.1.3以上の任意のバージョンを意味します。

変数

トポロジ・ファイルの値の設定時に使用する変数を定義するには、このフィールドを使用します。変数は、環境では実際の値を表します。変数には次の2つの部分があります:
  • 変数の「名前」。名前には英数字を含めることができます。%文字は変数名に使用しないでください。

  • 変数の「値」。これは、変数名が表す、環境からの実際の値です。

ディレクトリ

LDAPディレクトリ・コンポーネントをトポロジに追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。ダイアログ・ボックスが表示され、ディレクトリについての情報を指定できます。

トポロジからディレクトリ・コンポーネントを削除するには、ディレクトリの名前を選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

既存のディレクトリ・コンポーネントの情報を編集するには、ディレクトリの名前を選択して「編集」アイコンをクリックします。

その他のプロパティ

トポロジに他のプロパティ設定を追加するには、このフィールドを使用します。

  • トポロジにプロパティ設定を追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。ダイアログ・ボックスが表示され、プロパティの名前およびを定義できます。

  • トポロジからプロパティを削除するには、プロパティの名前を選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

  • 既存のプロパティの値を編集するには、プロパティの名前を選択して「編集」アイコンをクリックします。

1.5.1 ディレクトリ

「ディレクトリ」パネルには、LDAPディレクトリの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

ID

ディレクトリを識別するために使用する一意の名前。

デフォルトのIDはdirです。

タイプ

ドロップダウン・リストを使用して、LDAPサーバーのディレクトリ・タイプを指定します。有効なタイプは次のとおりです。

  • OUD

  • OID_LDAP

  • AD

  • LBR_OUD

  • LBR_OID

  • ODSEE_LDAP

ポート

LDAPサーバーのポート番号

RCU接続文字列

データベースに接続するためにRCUによって使用される接続文字列:

db_host:db_port:service_name

ここで、db_hostはデータベースが存在するマシンのホスト名、db_portはデータベースのリスナー・ポート、service_nameはデータベースについて識別されるサービス名です。

資格証明

LDAPサーバーへの接続に使用されるパスワード。

「select」をクリックしてウォレットからパスワードを選択するか、ウォレットにパスワードを追加します。「select」をクリックすると、コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でウォレットへのパスを指定している場合のみ、選択する資格証明のリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 資格証明がウォレットに存在する場合、リストから資格証明を選択して「OK」をクリックします。

  • 資格証明が存在しない場合は、「新規」をクリックして資格証明をウォレットに追加します。

検索ベース

LDAPサーバーに対するDN形式の検索ベース。

ユーザー検索ベース

LDAPサーバーに対するDN形式のユーザー検索ベース。

グループ検索ベース

LDAPサーバーに対するDN形式のグループまたはエンタープライズ検索ベース。

LBR URL

ロード・バランサURL

その他の構成

ディレクトリに他の構成プロパティ設定を追加するには、このフィールドを使用します。

  • ディレクトリの構成設定を追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。ダイアログ・ボックスが表示され、プロパティの名前およびを定義できます。

  • プロパティを削除するには、プロパティの名前を選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

  • 既存のプロパティの値を編集するには、プロパティの名前を選択して「編集」アイコンをクリックします。

1.6 ブループリント

ブループリント・ファイルでは、ドメインの作成に必要な構成テンプレートがリストおよび定義されます。

「属性」タブ

ブループリント・ファイルの情報を指定するには、「属性」タブを使用します。

属性 説明

ID

他のファイルからこのブループリント・ファイルを識別するために使用する、ブループリントの一意の名前。

バージョン

ブループリントのバージョン番号。たとえば、1.02.03.0などです。

ブループリントを更新する必要がある場合、このプロパティを使用すると、複数のバージョンのファイルを作成してそれぞれを区別することができます。

FMWバージョン範囲

このフィールドは、ファイルの最小または正確なFusion Middlewareバージョンを識別します。たとえば、[12.1.3,)は、12.1.3以上の任意のバージョンを意味します。

参照されるブループリント

現在のファイルへのブループリントの追加、既存のブループリントの編集、またはブループリントの削除を行うには、このフィールドを使用します。

「テンプレート」タブ

ブループリントに対してドメイン・テンプレートを追加または削除するには、「テンプレート」タブを使用します。

1.7 ドメイン・プロファイル

ドメイン・プロファイルのファイル・タイプを使用して、サーバー、クラスタ、テンプレート、サーバー・グループ情報などのドメインについての情報を指定できます。

「属性」タブ

ファイルの情報を指定するには、「属性」タブを使用します。

属性 説明

ID

他のファイルからこのドメイン・プロファイルを識別するために使用する、ドメイン・プロファイル・ファイルの一意の名前。

バージョン

このファイルのバージョン番号。たとえば、1.02.03.0などです。

ファイルを更新する必要がある場合、このプロパティを使用すると、複数のバージョンのファイルを作成してそれぞれを区別することができます。

FMWバージョン範囲

このフィールドは、ファイルの最小または正確なFusion Middlewareバージョンを識別します。たとえば、[12.1.3,)は、12.1.3以上の任意のバージョンを意味します。

外部プロファイル

現在のファイルにドメイン・プロファイルを追加するには、このフィールドを使用します。

ブループリント・タブ

ドメインのブループリントを定義するには、ブループリント・タブを使用します。

  • ドメインにブループリントを追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。

    コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でOracleホーム・ディレクトリへのパスを指定していない場合、Oracleホームへのパスを指定するよう要求されます。

  • ブループリントを編集するには、リストからブループリントを選択して「編集」アイコンをクリックします。

    こうするとブループリント・ファイルが新しいタブに開きます。

  • ドメインからブループリントを削除するには、リストからブループリントを選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

「サーバー・グループ」タブ

選択したブループリントの少なくとも1つのテンプレートがサーバー・グループを定義している場合のみ、「サーバー・グループ」タブにサーバー・グループのリストが表示されます。サーバー・グループをサーバーまたはクラスタに割り当てることができます。

1.8 トポロジ・ファイルの要素について

FMWコンポーザを使用して、トポロジの要素を作成、定義および編集できます。具体的に言うと、FMWコンポーザには、画面の右側にコンテキストに依存するパネルがあり、各要素についての情報を指定できるフィールドがあります。

画面上の要素を選択することによってパネルにアクセスできます。

各要素のパネルの詳細は、次のトピックを参照してください。

1.8.1 ホスト

「ホスト」パネルには、トポロジ内のホストの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

ID

他の要素からこのホストを識別するために使用する、ホストの一意の名前。

新しいホストを追加するとき、デフォルトのIDはhost1です。host1がトポロジ内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってhost2、次はhost3のようにデフォルト設定されます。

アドレス

ホストのプライマリIPアドレスまたはDNS名。

資格証明

ホストへの接続に使用されるウォレットからの資格証明。

「select」をクリックしてウォレットからホストの資格証明を選択するか、ウォレットに資格証明を追加します。「select」をクリックすると、コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でウォレットへのパスを指定している場合のみ、選択する資格証明のリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 資格証明がウォレットに存在する場合、リストから資格証明を選択して「OK」をクリックします。

  • 資格証明が存在しない場合は、「新規」をクリックして資格証明をウォレットに追加します。

LCMリスニング・ポート

このホスト上のLCMエージェントがRESTリクエストをリスニングするポート。

ディレクトリ

このホストにディレクトリを追加するには、このフィールドを使用します。

changeをクリックして、ホストにディレクトリを選択します。トポロジ・プロパティ・パネルで少なくとも1つのディレクトリを追加および定義した場合のみ、ディレクトリのリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

このホストにディレクトリを追加すると、editをクリックしてそのディレクトリの情報を編集できます。

追加アドレス

ホストの追加IPアドレスまたはDNS名を指定するには、このフィールドを使用します。

1.8.2 Oracleホーム

「Oracleホーム」パネルには、トポロジ内のOracleホームの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

ID

他の要素からOracleホームを識別するために使用する、Oracleホームの一意の名前。

新しいOracleホームを追加するとき、デフォルトのIDはhome1です。home1がトポロジ内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってhome2、次はhome3のようにデフォルト設定されます。

タイプ

Oracleホームがローカル・ファイル・システム(およびディスク)または共有ファイル・システム(およびディスク)上にあるかどうかを示します。

有効な値は「ローカル」または「共有」です。

パス

ファイル・システム上のディレクトリへのフルパス。これは、Oracleホームがインストールされている(またはインストールされる予定の)システム上のディレクトリへのパスです。

Javaホーム

ファイル・システム上のディレクトリへのフルパス。これは、JDKがインストールされているシステム上のディレクトリへのパスです。

たとえば、/home/Oracle/products/jdk1.8.0_101です。

インベントリの場所

中央インベントリを作成する場所。

このフィールドは、UNIXまたはLinuxシステム・ソフトウェアを実行しているホスト上にOracle製品を初めてインストールする場合に必要です。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Universal InstallerによるソフトウェアのインストールのOracle中央インベントリに関する項を参照してください。

インストール

Oracleホームの作成および製品のインストールに必要なインストール・データ。

  • ID: インストールするディストリビューションを識別する一意の名前を入力します。たとえば、Fusion Middleware Infrastructureにはinfra、Oracle SOA Suiteにはsoaを入力します。

  • インストール・タイプ: 実行するインストールのタイプを指定します。この値は、製品ディストリビューションによって異なります。

    たとえば、Fusion Middleware Infrastructureディストリビューションの場合、次のインストール・タイプが有効です。

    • Fusion Middlewareインフラストラクチャ

    • Fusion Middlewareインフラストラクチャおよび例

  • インストーラ: ディストリビューション・インストーラ・ファイルのフルパスおよびファイル名。たとえば、Fusion Middleware Infrastructureをインストールする場合、次のようになります。

    path_to_infrastructure_jar_file/fmw_12.2.1.2.0_infrastructure_generic.jar

パッチ

Oracleホームに適用されるパッチのリスト。

  • このリストにパッチを追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。

  • パッチを削除するには、リストからパッチを選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

  • パッチを編集するには、リストからパッチを選択して「編集」アイコンをクリックします。

1.8.3 ドメイン

「ドメイン」パネルには、トポロジ内のドメインの情報(または属性)の指定に使用できる「属性」タブが含まれています。ブループリントおよび「サーバー・グループ」タブを使用すると、ドメイン・テンプレートおよびサーバー・グループをそれぞれ追加できます。

「属性」タブ

属性 説明

ID

他の要素からこのドメインを識別するために使用する、ドメインの一意の名前。

新しいドメインを追加するとき、デフォルトのIDはdomain1です。domain1がトポロジ内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってdomain2、次はdomain3のようにデフォルト設定されます。

名前

ドメインの名前。

タイプ

ドメイン・ディレクトリがローカル・ファイル・システム(およびディスク)または共有ファイル・システム(およびディスク)上にあるかどうかを示します。

有効な値は「ローカル」または「共有」です。

パス

ファイル・システム上のディレクトリへのフルパス。これは、ドメインが存在する(または存在する予定の)システム上のディレクトリです。

アプリケーション・パス

ファイル・システム上のディレクトリへのフルパス。これは、構成するドメインに関連する選択されたアプリケーションが作成されるディレクトリです。

管理資格証明

ドメインのWebLogic管理サーバーへのアクセスに使用されるウォレットからの管理資格証明。

「select」をクリックしてウォレットから資格証明を選択するか、ウォレットに資格証明を追加します。「select」をクリックすると、コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でウォレットへのパスを指定している場合のみ、選択する資格証明のリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 資格証明がウォレットに存在する場合、リストから資格証明を選択して「OK」をクリックします。

  • 資格証明が存在しない場合は、「新規」をクリックして資格証明をウォレットに追加します。

管理サーバーURL

ドメインの管理サーバーへの接続に使用される、次の書式のURL。

http://adminserver_host:adminserver_port

説明:

  • adminserver_hostは、管理サーバーが存在するホストのホスト名またはIPアドレスです。

  • adminserver_portは、管理サーバーが使用するポート番号です。

外部プロファイル

ドメインのドメイン・プロファイルを選択するには、このフィールドを使用します。

defaultCoherencePort

Coherenceクラスタのポート。

チューニング・パラメータ変数

チューニング・パラメータの値の設定時に使用する変数を定義するには、このフィールドを使用します。変数は、環境では実際の値を表します。変数には次の2つの部分があります:
  • 変数の「名前」。名前には英数字を含めることができます。%文字は変数名に使用しないでください。

  • 変数の「値」。これは、変数名が表す、環境からの実際の値です。

次の予約済変数は固定されており、変更できません。

  • %ADMINSERVER%は、常に管理サーバーの名前に解決されます。

  • %DOMAIN%は、常にドメインの名前に解決されます。

チューニング・パラメータ・インポート

別のチューニング・パラメータXMLまたはJSONファイルからチューニング・パラメータ設定をインポートするには、このフィールドを使用します。

チューニング・パラメータ設定

ドメインに適用できるチューニング・パラメータ設定の事前定義済リストがコンポーザによって提供されます。

  • 新しいチューニング・パラメータを追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックして、設定できるチューニング・パラメータのドロップダウン・メニューを含むダイアログ・ボックスを表示します。

  • 既存のチューニング・パラメータの値を編集するには、設定のリストからパラメータを選択して「編集」アイコンをクリックします。

  • チューニング・パラメータを削除するには、設定のリストからパラメータを選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

チューニング・パラメータの外部設定

外部チューニング・パラメータ設定(MBeanまたはWLST)を追加、削除または編集するには、このフィールドを使用します。
  • MBeanまたはWLST設定を追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。

  • 外部チューニング・パラメータ設定を削除するには、リストから設定を選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

  • 既存の外部チューニング・パラメータ設定を編集するには、リストから設定を選択して「編集」アイコンをクリックします。

ブループリント・タブ

ドメインのブループリントを定義するには、ブループリント・タブを使用します。

  • ドメインにブループリントを追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。

    コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でOracleホーム・ディレクトリへのパスを指定していない場合、Oracleホームへのパスを指定するよう要求されます。

  • ブループリントを編集するには、リストからブループリントを選択して「編集」アイコンをクリックします。

    こうするとブループリント・ファイルが新しいタブに開きます。

  • ドメインからブループリントを削除するには、リストからブループリントを選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

「サーバー・グループ」タブ

選択したブループリントの少なくとも1つのテンプレートがサーバー・グループを定義している場合のみ、「サーバー・グループ」タブにサーバー・グループのリストが表示されます。サーバー・グループをこのドメイン内のサーバーまたはクラスタに割り当てることができます。

1.8.4 サーバー

「サーバー」パネルには、トポロジ内のサーバーの情報(または属性)の指定に使用できる「属性」タブが含まれています。「サーバー・グループ」タブを使用すると、サーバー・グループを選択して選択済サーバーに割り当てることができます。

「属性」タブ

属性 説明

ID

ドメイン内の他の要素からこのサーバーを識別するために使用する、サーバーの一意の名前。

新しいサーバーをドメインに追加するとき、デフォルトのIDはserver1です。server1がドメイン内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってserver2、次はserver3のようにデフォルト設定されます。

管理サーバーです

このサーバーが管理サーバーの場合、このオプションを選択します。

名前

サーバーの名前。

リスニング・アドレス

受信接続をリスニングするのに、このサーバーが使用するIPアドレスまたはDNS名。

リスニング・ポート

このサーバーが通常(非SSL)受信接続をリスニングするのに使用するポート。

SSLリスニング・ポート

このサーバーがSSL受信接続をリスニングするのに使用するポート。

チューニング・パラメータ変数

チューニング・パラメータの値の設定時に使用する変数を定義するには、このフィールドを使用します。変数は、環境では実際の値を表します。変数には次の2つの部分があります:
  • 変数の「名前」。名前には英数字を含めることができます。%文字は変数名に使用しないでください。

  • 変数の「値」。これは、変数名が表す、環境からの実際の値です。

次の予約済変数は固定されており、変更できません。

  • %ADMINSERVER%は、常に管理サーバーの名前に解決されます。

  • %DOMAIN%は、常にドメインの名前に解決されます。

  • %SERVER%は、常にサーバーの名前に解決されます。

チューニング・パラメータ・インポート

別のチューニング・パラメータXMLまたはJSONファイルからチューニング・パラメータ設定をインポートするには、このフィールドを使用します。

チューニング・パラメータ設定

サーバーに適用できるチューニング・パラメータ設定の事前定義済リストがコンポーザによって提供されます。

  • 新しいチューニング・パラメータを追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックして、設定できるチューニング・パラメータのドロップダウン・メニューを含むダイアログ・ボックスを表示します。

  • 既存のチューニング・パラメータの値を編集するには、設定のリストからパラメータを選択して「編集」アイコンをクリックします。

  • チューニング・パラメータを削除するには、設定のリストからパラメータを選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

「サーバー・グループ」タブ

「サーバー・グループ」タブには、サーバーに割り当てられたサーバー・グループが表示されます。

  • サーバーに割り当てるサーバー・グループを選択するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。選択したブループリントの少なくとも1つのテンプレートがサーバー・グループを定義している場合のみ、サーバー・グループのリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 選択したサーバー・グループをサーバーから削除または割当て解除するには、「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

1.8.5 ノード・マネージャ

「ノード・マネージャ」パネルには、トポロジ内のノード・マネージャの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

ID

他の要素からこのノード・マネージャを識別するために使用する、ノード・マネージャの一意の名前。

新しいノード・マネージャを追加するとき、デフォルトのIDはnm1です。nm1がトポロジ内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってnm2、次はnm3のようにデフォルト設定されます。

名前

ノード・マネージャの名前。

資格証明

ノード・マネージャへの接続に使用されるウォレットからの資格証明。

「select」をクリックしてウォレットから資格証明を選択するか、ウォレットに資格証明を追加します。「select」をクリックすると、コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でウォレットへのパスを指定している場合のみ、選択する資格証明のリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 資格証明がウォレットに存在する場合、リストから資格証明を選択して「OK」をクリックします。

  • 資格証明が存在しない場合は、「新規」をクリックして資格証明をウォレットに追加します。

チューニング・パラメータ変数

チューニング・パラメータの値の設定時に使用する変数を定義するには、このフィールドを使用します。変数は、環境では実際の値を表します。変数には次の2つの部分があります:
  • 変数の「名前」。名前には英数字を含めることができます。%文字は変数名に使用しないでください。

  • 変数の「値」。これは、変数名が表す、環境からの実際の値です。

次の予約済変数は固定されており、変更できません。

  • %NODEMANAGER%は、常にノード・マネージャの名前に解決されます。

チューニング・パラメータ・インポート

別のチューニング・パラメータXMLまたはJSONファイルからチューニング・パラメータ設定をインポートするには、このフィールドを使用します。

チューニング・パラメータ設定

ノード・マネージャ・ポートなど、ノード・マネージャに適用できるチューニング・パラメータ設定の事前定義済リストがコンポーザによって提供されます。

  • 新しいチューニング・パラメータを追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックして、設定できるチューニング・パラメータのドロップダウン・メニューを含むダイアログ・ボックスを表示します。

  • 既存のチューニング・パラメータの値を編集するには、設定のリストからパラメータを選択して「編集」アイコンをクリックします。

  • チューニング・パラメータを削除するには、設定のリストからパラメータを選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

チューニング・パラメータの外部設定

外部チューニング・パラメータ設定(MBeanまたはWLST)を追加、削除または編集するには、このフィールドを使用します。
  • MBeanまたはWLST設定を追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。

  • 外部チューニング・パラメータ設定を削除するには、リストから設定を選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

  • 既存の外部チューニング・パラメータ設定を編集するには、リストから設定を選択して「編集」アイコンをクリックします。

1.8.6 クラスタ

「クラスタ」パネルには、トポロジ内のクラスタの情報(または属性)の指定に使用できる「属性」タブが含まれています。「サーバー・グループ」タブを使用すると、サーバー・グループを選択して選択済クラスタに割り当てることができます。

「属性」タブ

属性 説明

ID

ドメイン内の他の要素からこのクラスタを識別するために使用する、クラスタの一意の名前。

新しいクラスタをドメインに追加するとき、デフォルトのIDはcluster1です。cluster1がドメイン内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってcluster2、次はcluster3のようにデフォルト設定されます。

名前

クラスタの名前。

チューニング・パラメータ変数

チューニング・パラメータの値の設定時に使用する変数を定義するには、このフィールドを使用します。変数は、環境では実際の値を表します。変数には次の2つの部分があります:
  • 変数の「名前」。名前には英数字を含めることができます。%文字は変数名に使用しないでください。

  • 変数の「値」。これは、変数名が表す、環境からの実際の値です。

次の予約済変数は固定されており、変更できません。

  • %ADMINSERVER%は、常に管理サーバーの名前に解決されます。

  • %DOMAIN%は、常にドメインの名前に解決されます。

  • %CLUSTER%は、常にクラスタの名前に解決されます。

チューニング・パラメータ・インポート

別のチューニング・パラメータXMLまたはJSONファイルからチューニング・パラメータ設定をインポートするには、このフィールドを使用します。

チューニング・パラメータ設定

クラスタ・アドレスなど、クラスタに適用できるチューニング・パラメータ設定の事前定義済リストがコンポーザによって提供されます。

  • 新しいチューニング・パラメータを追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックして、設定できるチューニング・パラメータのドロップダウン・メニューを含むダイアログ・ボックスを表示します。

  • 既存のチューニング・パラメータの値を編集するには、設定のリストからパラメータを選択して「編集」アイコンをクリックします。

  • チューニング・パラメータを削除するには、設定のリストからパラメータを選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

チューニング・パラメータの外部設定

外部チューニング・パラメータ設定(MBeanまたはWLST)を追加、削除または編集するには、このフィールドを使用します。
  • MBeanまたはWLST設定を追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。

  • 外部チューニング・パラメータ設定を削除するには、リストから設定を選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

  • 既存の外部チューニング・パラメータ設定を編集するには、リストから設定を選択して「編集」アイコンをクリックします。

「サーバー・グループ」タブ

「サーバー・グループ」タブには、クラスタに割り当てられたサーバー・グループが表示されます。

  • クラスタに割り当てるサーバー・グループを選択するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。選択したブループリントの少なくとも1つのテンプレートがサーバー・グループを定義している場合のみ、サーバー・グループのリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 選択したサーバー・グループをクラスタから削除または割当て解除するには、「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

1.8.7 データベース

「データベース」パネルには、トポロジに関連付けられているデータベースの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

ID

他の要素からデータベースを識別するために使用する、データベースの一意の名前。

新しいデータベースを追加するとき、デフォルトのIDはdatabase1です。database1がトポロジ内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってdatabase2、次はdatabase3のようにデフォルト設定されます。

ベンダー

データベース・サーバーのタイプ。

有効な値は、ORACLEEBRSQLSERVERIBMDB2またはMYSQLです。

ドライバ・クラス

非XA JDBCドライバの完全修飾Javaクラス名。

XAドライバ・クラス

XA JDBCドライバの完全修飾Javaクラス名。

RCU接続文字列

データベースに接続するためにRCUによって使用される接続文字列:

db_host:db_port/service_name

ここで、db_hostはデータベースが存在するマシンのホスト名、db_portはデータベースのリスナー・ポート、service_nameはデータベースについて識別されるサービス名です。

DBA資格証明

DBA権限が必要なアクションに使用されるウォレットからの資格証明。

「select」をクリックしてウォレットから資格証明を選択するか、ウォレットに資格証明を追加します。「select」をクリックすると、コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でウォレットへのパスを指定している場合のみ、選択する資格証明のリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 資格証明がウォレットに存在する場合、リストから資格証明を選択して「OK」をクリックします。

  • 資格証明が存在しない場合は、「新規」をクリックして資格証明をウォレットに追加します。

DBAロール

ドロップダウン・リストからデータベース・ユーザー・ロールを選択します。

  • SYSDBA (OracleデータベースのSYSユーザー用)

  • 標準

1.8.7.1 ノード

「ノード」パネルには、データベースに割り当てるノードの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

ID

他の要素からノードを識別するために使用する、ノード要素の一意の名前。

新しいノードをデータベースに追加するとき、デフォルトのIDはnode1です。node1がデータベース内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってnode2、次はnode3のようにデフォルト設定されます。

接続文字列

データベース・リポジトリへの接続に使用するJDBC URL。

たとえば、Oracleデータベースの場合、次のようにします。

jdbc:oracle:thin:@db_host:db_port/service_name

ここで、db_hostはデータベースが存在するマシンのホスト名、db_portはデータベースのリスナー・ポート、service_nameはデータベースについて識別されるサービス名です。

1.8.8 データソース

「データソース」パネルには、データソースの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

タイプ

データ・ソースのタイプ。有効なタイプは次のとおりです。

  • 「汎用」: 汎用データソース

  • 「複数」: 複数データソース

XA

データソースにXAドライバを使用する必要があるかどうかを指定します。

チューニング・パラメータ変数

チューニング・パラメータの値の設定時に使用する変数を定義するには、このフィールドを使用します。変数は、環境では実際の値を表します。変数には次の2つの部分があります:
  • 変数の「名前」。名前には英数字を含めることができます。%文字は変数名に使用しないでください。

  • 変数の「値」。これは、変数名が表す、環境からの実際の値です。

次の予約済変数は固定されており、変更できません。

  • %ADMINSERVER%は、常に管理サーバーの名前に解決されます。

  • %DOMAIN%は、常にドメインの名前に解決されます。

チューニング・パラメータ・インポート

別のチューニング・パラメータXMLまたはJSONファイルからチューニング・パラメータ設定をインポートするには、このフィールドを使用します。

チューニング・パラメータ設定

データソースのタイムアウトなど、データソースに適用できるチューニング・パラメータ設定の事前定義済リストがコンポーザによって提供されます。

  • 新しいチューニング・パラメータを追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックして、設定できるチューニング・パラメータのドロップダウン・メニューを含むダイアログ・ボックスを表示します。

  • 既存のチューニング・パラメータの値を編集するには、設定のリストからパラメータを選択して「編集」アイコンをクリックします。

  • チューニング・パラメータを削除するには、設定のリストからパラメータを選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

チューニング・パラメータの外部設定

外部チューニング・パラメータ設定(MBeanまたはWLST)を追加、削除または編集するには、このフィールドを使用します。
  • MBeanまたはWLST設定を追加するには、「新規アイテムの追加」アイコンをクリックします。

  • 外部チューニング・パラメータ設定を削除するには、リストから設定を選択して「アイテムの削除」アイコンをクリックします。

  • 既存の外部チューニング・パラメータ設定を編集するには、リストから設定を選択して「編集」アイコンをクリックします。

1.8.9 スキーマ

「スキーマ」パネルには、スキーマの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

共有

ドロップダウン・リストを使用して、スキーマが他のドメインと共有されるかどうかを指定します。有効な値は、「いいえ」「プライマリ」または「はい」です。

  • 「いいえ」: スキーマは共有されません。

  • 「プライマリ」: スキーマは現在のドメインによって所有されますが、他のドメインと共有されます。

  • 「はい」: スキーマは別のプライマリ・ドメインによって所有されます。

資格証明

スキーマのパスワードです。

「select」をクリックしてウォレットからパスワードを選択するか、ウォレットにパスワードを追加します。「select」をクリックすると、コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でウォレットへのパスを指定している場合のみ、選択する資格証明のリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 資格証明がウォレットに存在する場合、リストから資格証明を選択して「OK」をクリックします。

  • 資格証明が存在しない場合は、「新規」をクリックして資格証明をウォレットに追加します。

接頭辞

スキーマの接頭辞。

コンポーネント情報

ComponentInfo.xmlファイルの場所へのフルパス。デフォルトの場所はORACLE_HOME/oracle_common/rcu/configです。

記憶域の場所

StorageInfo.xmlファイルの場所へのフルパス。デフォルトの場所はORACLE_HOME/oracle_common/rcu/configです。

表領域

コンポーネントの表領域名。

一時表領域

コンポーネントの一時表領域名。

補助スキーマ資格証明

補助スキーマのスキーマ・パスワード。

1.8.10 Web層

「Web層」パネルには、トポロジ内のWeb層コンポーネントの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

ID

Web層コンポーネントに使用する一意の名前。

新しいWeb層を追加するとき、デフォルトのIDはtier1です。tier1がトポロジ内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってtier2、次はtier3のようにデフォルト設定されます。

名前

Web層コンポーネントの名前。

タイプ

ドロップダウン・リストを使用して、コンポーネント・タイプを指定します。

  • 「OHS」: Oracle HTTP Server

  • 「OTD」: Oracle Traffic Director

アドレス

このコンポーネントに使用するリスニング・アドレス。

管理資格証明

「select」をクリックしてウォレットからパスワードを選択するか、ウォレットにパスワードを追加します。「select」をクリックすると、コンポーザの「設定」ページ(「ファイル」メニューにあります)でウォレットへのパスを指定している場合のみ、選択する資格証明のリストを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 資格証明がウォレットに存在する場合、リストから資格証明を選択して「OK」をクリックします。

  • 資格証明が存在しない場合は、「新規」をクリックして資格証明をウォレットに追加します。

1.8.10.1 仮想ホスト

「仮想ホスト」パネルには、仮想ホストの情報(または属性)の指定に使用できるフィールドが含まれています。

属性 説明

ID

仮想ホストに使用する一意の名前。

新しい仮想ホストをWeb層コンポーネントに追加するとき、デフォルトのIDはhost1です。host1がWeb層内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってhost2、次はhost3のようにデフォルト設定されます。

名前

仮想ホストの名前。

サーバー・アドレス

この仮想ホストのサーバー・アドレス。

サーバー管理者

サーバー管理者の電子メール・アドレス。これは、ユーザーがテクニカル・サポートと連絡が取れるようにエラー・ページに表示されます。

プロトコル

使用するプロトコル(HTTPまたはHTTPS)。

1.8.10.1.1 場所

属性 説明

ID

場所要素の一意の名前。

新しい場所要素を仮想ホストに追加するとき、デフォルトのIDはloc1です。loc1が仮想ホストの要素内ですでに使用されている場合、FMWコンポーザによってloc2、次はloc3のようにデフォルト設定されます。

WebLogicホスト

管理サーバーのホスト名。

WebLogicポート

管理サーバーのポート。

WebLogicクラスタ

ロード・バランシングに使用可能なOracle WebLogicクラスタのリスト。

ハンドラ

weblogic-handler

WLプロキシSSL

有効な値はONまたはOFFです。

WLプロキシSSLパススルー

有効な値はONまたはOFFです。

1.9 チューニング・パラメータ設定

チューニング・パラメータを使用すると、様々な要素の追加構成設定をカスタマイズしたりチューニングすることができます。

次の要素用に編集できるパラメータの事前定義済リストがFMWコンポーザによって提供されます。

  • ドメイン

  • サーバー

  • クラスタ

  • ノード・マネージャ

  • データソース

要素にチューニング・パラメータを追加するには、現在のページでその要素を選択します。次に、「属性」パネルでチューニング・パラメータ設定の下の新規アイテムの追加をクリックします。設定できるチューニング・パラメータのドロップダウン・メニューを含むダイアログ・ボックスが表示されます。

1.10 「検証」パネル

「検証」パネルを使用すると、トポロジ、ブループリントまたはドメイン・プロファイルの編集中に発生したエラーをすばやく表示して修正できます。

FMWコンポーザ内のエラーを見つけるには、リストからエラー・メッセージを選択して移動アイコンをクリックします。エラー・メッセージをダブルクリックして、そのエラーが含まれるパネルに直接移動することもできます。

エラーを修正した後、「リフレッシュ」アイコンをクリックしてリストをリフレッシュし、エラーが解決されたことを確認します。