| Oracle® Fusion Middleware WebLogic Server PackおよびUnpackコマンドによるテンプレートとドメインの作成 12c (12.2.1.2) E82910-02 |
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packコマンドとunpackコマンドを使用して、リモート・システム上で管理対象サーバーを作成および起動できます。
一部のWebLogicドメインで、WebLogicドメインの管理サーバーからリモートのシステムで管理対象サーバーを実行する必要がある場合には、次の手順を実行します。
packコマンドを使用して管理対象サーバー・テンプレートを作成します。デフォルトでは、管理対象サーバー・テンプレートには、リモート・システムで管理対象サーバーの作成に必要なファイルのみが含まれます。
リモート・システムに管理対象サーバー・テンプレートをコピーして復元し、管理対象サーバー・ドメイン・ディレクトリを作成します。
リモート・システムの管理対象サーバーを起動します。
この章の内容は次のとおりです。
config.xmlファイルに記述された既存WebLogicドメインでpackコマンドを実行します。unpackコマンドを使用して管理対象サーバーのWebLogicドメイン・ディレクトリを作成すると、そのディレクトリには、現在のリモート・システムをターゲットとする各管理対象サーバーのカスタム起動スクリプトが含まれます。これらのカスタマイズ起動スクリプトを使用して、関連する管理対象サーバーを起動できます。管理対象サーバー・テンプレートは、1つ以上の管理対象サーバーが定義され、管理対象サーバーの定義がconfig.xmlファイルに記述された既存のWebLogicドメインでpackコマンドを実行することにより作成できます。
管理対象サーバーのテンプレートを作成するには:
リモート・システムに管理対象サーバーを作成する前に、リモート・システムのIPアドレスとポート番号が、管理対象サーバー・テンプレートに指定されている管理対象サーバー定義に一致することを確認します。
unpackコマンドを使用して管理対象サーバーのWebLogicドメイン・ディレクトリを作成すると、そのディレクトリには、現在のリモート・システムをターゲットとする各管理対象サーバーのカスタム起動スクリプトが含まれます。これらのカスタマイズ起動スクリプトを使用して、関連する管理対象サーバーを起動できます。
たとえば、my_managed_server1およびmy_managed_server2という2つの管理対象サーバーを含むWebLogicドメインを作成し、サーバーをシステムm1にターゲット指定した場合は、システムm1に管理対象サーバー・ドメインのディレクトリを作成したときに、startmy_managed_server1.cmd、startmy_managed_server1.sh、startmy_managed_server2.cmdおよびstartmy_managed_server2.shという4つのカスタム起動スクリプトが作成されます。これらのスクリプトを使用して、対応する管理対象サーバーを起動できます。あるいは、startManagedWebLogicスクリプトを必要なパラメータと共に使用することもできます。
注意:
管理対象サーバーは、ノード・マネージャを使用して起動することもできます。詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』のノード・マネージャを使用した管理対象サーバーの起動に関する項を参照してください。