作成される拡張テンプレートでは、管理サーバー、管理者のユーザー名とパスワード、セキュリティ・レルムおよびノード・マネージャが構成されることも、「スタート」メニューのエントリが指定されることもありません。これらのドメインの設定は拡張対象のドメインですでに定義済です。
この章の内容は次のとおりです。
ドメイン・テンプレート・ビルダーを開始する前に、製品がインストールされているマシンのコンソールで、JavaベースのGUIがサポートされていることを確認してください。Windowsベースの場合はすべてのコンソールでJavaベースのGUIがサポートされていますが、UNIXベースの場合、JavaベースのGUIがサポートされているのは一部のコンソールのみです。
ドメイン・テンプレート・ビルダーは、コマンド行からグラフィカル・モードで開始できます。
グラフィカル・モードのドメイン・テンプレート・ビルダーを使用して、拡張テンプレートを作成できます。作成するテンプレートについて具体的な情報を取得できる一連の画面が順番に表示されます。
グラフィカル・モードでドメイン・テンプレート・ビルダーを使用して新しい拡張テンプレートを作成するには、「ドメイン・テンプレート・ビルダーの開始」の説明に従って、ドメイン・テンプレート・ビルダーを開始します。次に、「拡張テンプレートの作成」オプションを選択して、「拡張テンプレートの作成」画面(「テンプレート・タイプ」画面に似ています)を表示します。
注意:
GUIモードでドメイン・テンプレート・ビルダーを実行できない場合は、WLSTスクリプトを使用して拡張テンプレートを作成することをお薦めします。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolの理解』のドメイン・テンプレートの作成と使用(オフライン)に関する項を参照してください。
ドメイン・テンプレート・ビルダーでは、表3-1にリストされる順序で一連の画面が表示されます。各画面の詳細は、「ドメイン・テンプレート・ビルダーの画面」の関連する項を参照するか、「画面」列のリンクをクリックしてください。
表3-1 ドメイン・テンプレート・ビルダーによる拡張テンプレート作成の手順
画面 | 表示される画面 | 実行するアクション |
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常時 |
拡張テンプレートを作成するには、「拡張テンプレートの作成(E)」を選択します。 拡張テンプレートのソースおよびソースの場所を指定します。 拡張テンプレートの宛先JARファイルを指定します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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常時 |
必要に応じて各テンプレート情報を更新します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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拡張テンプレートを作成する場合のみ |
拡張テンプレートに含めるカスタム・アプリケーションおよびサービスを選択します。 「次へ」をクリックして続行します。 |
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拡張テンプレートを作成し、選択したソース(ドメインまたはテンプレート)にトポロジ情報がある場合のみ |
構成のために一覧表示されたトポロジ要素から、拡張テンプレートに含める要素を選択します。 |
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常時 |
テンプレートのサマリーを確認します。「表示」ドロップダウン・リストを使用して、テンプレートの特定の部分に表示を限定できます。 必要に応じて、前をクリックし、前の画面に戻って必要な変更を行います。 「作成」をクリックして続行します。 |
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常時 |
テンプレートが生成されるまで待機してから、「次」をクリックします。 |
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常時 |
「終了(F)」をクリックして、ドメイン・テンプレート・ビルダーを終了します。 |