Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic ServerおよびCoherenceのインストールと構成 12c(12.2.1.2) E82812-01 |
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この項には次のトピックが含まれます:
開発版インストールには2つのJARファイルがあります。
ベース開発版インストーラ - 次の必要なWebLogic Serverコンポーネントが含まれます。
Core Application ServerやCoherenceなどの必須の開発用ファイル
WebLogic Server管理コンソール
WebLogicクライアントJARファイル
TopLink
Jackson (オープンソースのJava JSONプロセッサ)
Jersey (オープンソースのRESTful Web Servicesフレームワーク)
Maven (オープンソースのリポジトリ・マネージャ)
OPatch
OUIのインストールおよびアンインストール・ファイル
ベース・インストーラには、次の内容は含まれません。
サポートされていないプラットフォームのネイティブJNIライブラリ
Oracle Configuration Manager(OCM)
Webサービス・クライアント
サーバー・サンプル
Coherenceの例
WebLogic Server管理コンソールの言語ヘルプ・ファイル
Derby評価版データベース
補助開発版インストーラ - このJARファイルによって、次のオプションのWebLogic Serverコンポーネントが既存のベース開発版インストールに追加されます。
サーバーの例
Derby評価版データベース
WebLogic Server管理コンソールの言語ヘルプ・ファイル
Coherenceの例
Webサービス・クライアント
注意:
開発者向けWebLogic Serverのベースおよび補助インストーラの最新情報と既知の問題については、Oracleダウンロード・サイトで開発版インストーラごとに入手可能なREADMEファイルを参照してください。
インストーラはOracle Technology Networkからダウンロードします。
ファイルをダウンロードする手順:
ORACLE_HOME
ディレクトリを作成します。http://download.oracle.com
に移動します。開発者向けWebLogic ServerのJARファイルは、Oracle Technology Networkでのみ入手できます。開発者向けインストールには、ディスク容量およびJDKの要件があります。
開発者向けWebLogic Serverインストールに必要な条件は次のとおりです。
800MB以上のディスク領域
JDK 1.8アップデートまたはそれ以上
インストーラを実行する前に、次の操作を行います。
インストールの実行に使用するJAVA_HOME
をシェル・ウィンドウで設定します。
オペレーティング・システム | コマンド例 |
---|---|
Linux |
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Mac |
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Windows |
|
Mac環境の場合、Xmx
メモリー引数を設定することをお薦めします
インストールを開始する前にORACLE_HOME
ディレクトリを作成します。基本インストーラを実行する前に、このディレクトリが存在して空である必要があります。
開発者向けWebLogic Serverのインストールでは、Oracle Universal Installerを使用してサイレント操作を実行します。入力は必要ありません。
開発者向けWebLogic Serverのベース・インストールを最初にインストールする必要があります。インストール後、補助インストーラに含まれるコンポーネントが必要な場合は、同じ手順で開発者向けWebLogic Serverの補助インストールを実行します。
この項では、次の項目について説明します。
ORACLE_HOME
ディレクトリからインストーラを実行するには、次の手順に従います。ORACLE_HOME
ディレクトリ以外のディレクトリからインストーラを実行するには、次の手順に従います。構成ウィザードまたはWebLogic Scripting Tool (WLST)のいずれかを使用して、WebLogic Serverの場合に通常行う方法と同様に、開発版ドメインを作成します。
ORACLE_HOME
ディレクトリの外部にドメインを作成することをお薦めします。
構成ウィザードを使用したドメインの作成手順:
「構成ウィザード」の画面の詳細は、「ヘルプ」をクリックするか、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによるWebLogicドメインの作成』の構成ウィザードの概要に関する項を参照してください。
WLSTを使用してドメインを作成するには、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolの理解』のWLSTをオフラインで使用することによるWebLogicドメインの作成に関する項を参照してください。
管理コンソールにアクセスする前にドメインを起動します。
WebLogicドメインを起動して管理コンソールにアクセスする手順:
WebLogic Serverの起動と停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーの起動と停止に関する説明を参照してください。
WebLogic Server管理コンソールの詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのコンソールの起動に関する項を参照してください。
開発版インストールをアップグレードするには、新しいディストリビューションをダウンロードして新しい場所にインストールする必要があります。新しいディストリビューションをインストールした後、Fusion Middleware再構成ウィザードまたはWLSTを使用して、既存のドメインを新しいインストールに関連付けます。
再構成ウィザードを使用したドメインのアップグレード手順:
再構成ウィザードの詳細は、「ヘルプ」ボタンをクリックするか、オンライン・ヘルプの概要に関する項を参照してください。
WLSTを使用してドメインをアップグレードするには、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverのアップグレード』のWebLogic Scripting Toolを使用したWebLogicドメインの再構成に関する項を参照してください。
WebLogic Serverデプロイメント・インストール環境にパッチを適用するには、Oracleパッチ適用ツール(OPatch)を使用します。
WebLogic Serverのアップグレードの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverのアップグレード』のローリング更新に関する項を参照してください。
OPatchの使用の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Opatchによるパッチ』を参照してください。
開発者向けインストールのWebLogic Serverを削除するには、Oracle Universal Installer (OUI)アンインストール・ツールを使用します。
開発者向けインストールのWebLogic Serverを削除するには:
アンインストールの詳細は、「Oracle WebLogic ServerおよびCoherenceのアンインストール」を参照してください。