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Oracle® Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolの理解
12c (12.2.1.2)
E82920-01
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C WLSTの非推奨となった機能

一部のWLST機能は非推奨になりました。

C.1 暗黙的エクスポート

暗黙的インポートはリリース12.2.1.2から非推奨になりました。

現在のデフォルトでは、WLSTを起動するとweblogic.jarが自動的にJython sys.pathに追加され、weblogic.jarで参照されるすべてのweblogic関連クラスがWLSTネームスペースにロードされます。weblogic.classを直接呼び出すことで、pyスクリプトでこれらのweblogicクラスを簡単に参照できます。from weblogic import classを使用してこれらのweblogicクラスを明示的に呼び出してこれらを明示的にインポートする必要はありません。これにより、pyスクリプトでweblogicクラスを参照するのが便利になります。

ただし、WLST起動時にWLSTネームスペースにweblogicクラスをロードすると、起動時の実行時間が長くなり、パフォーマンス上の問題が発生する可能性があります。

現在、次のシステム・プロパティをtrueに設定することにより、WLST起動時の自動ロードを無効にできます。

python.cachedir.skip

今後のリリースでは、WLST起動時のweblogicクラスの自動ロードが無効になる予定です。それ以降は、from weblogic import classを使用してクラスを明示的にインポートする必要があります。例:

from weblogic.security.service import EJBResourceejbRes = EJBResource('DDPoliciesEar', 'DDPolinEarMiniAppBean.jar', 'DDRolesAndPolicies', 'getSubject', 'Remote', None)