Oracle Stream Analyticsでは、サーバーおよびクライアント・モードで様々なプロバイダを使用して、TCP/IPを介したネットワークI/Oがサポートされています。サーバーのconfig.xml
ファイルで、SSLおよび非SSLネットワーク・アクセスのネットワークI/Oサービスを定義できます。
Oracle Stream Analyticsサーバーは、IPv4単独またはIPv4/IPv6デュアル・スタックで使用するための認証を受けています。IPv6の詳細は、http://www.ietf.org/rfc/rfc2460.txt
のRFC 2460: Internet Protocol, Version 6 (IPv6)の仕様を参照してください。
jetty
およびweblogic-rmi-client
サーバー・サービスは、ネットワークI/O構成に依存します。jetty
サービスはネットワークI/Oサーバー(netio
)構成に依存し、weblogic-rmi-client
サービスはネットワークI/Oクライアント(netio-client
)構成に依存します。
この章の内容は次のとおりです。
Oracle Stream Analyticsは、複数のネットワークI/Oプロバイダをサポートします。
表8-1 Oracle Stream AnalyticsのネットワークI/Oプロバイダ
provider-type | SSL? | 説明 |
---|---|---|
|
いいえ |
読取りおよび書込みに対して完全な非ブロックI/Oを提供します。 |
|
いいえ |
|
|
いいえ |
それぞれの |
|
いいえ |
Oracle Stream Analyticsにより |
|
はい |
|
次の例は、config.xml
ファイルのnetio
要素で、provider-type
子要素を使用してプロバイダを指定する方法を示します。
<netio> <name>myNetio</name> <port>12345</port> <provider-type>non-blocking</provider-type> </netio>
Oracle Stream Analyticsサーバーのconfig.xml
ファイルのnetio
要素を使用して、ネットワークI/Oサーバー・サービスを構成します。詳細は、次を参照してください。
Oracle Stream Analyticsスキーマ・リファレンスのnetio
ネットワークI/Oサーバーの構成
Oracle Stream Analyticsサーバーのconfig.xml
ファイルのnetio-client
要素を使用して、ネットワークI/Oクライアント・サービスを構成します。
詳細は、次を参照してください。
Oracle Stream Analyticsスキーマ・リファレンスのnetio
ネットワークI/Oクライアントを構成するには、次の手順を実行します。