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Oracle® Fusion Middleware Oracle Stream Analyticsの使用
12c (12.2.1.2.0)
E82777-01
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6 参照の使用

この章では、Oracle Stream Analyticsでの参照について説明します。

この章の構成は、次のとおりです。

6.1 参照の理解

Oracle Stream Analyticsを使用すると、静的データへの参照を作成してイベント・ストリームをエンリッチできます。

6.2 参照の作成

参照の作成に必要な手順をこの項で挙げます。

参照を作成するには:

  1. 「カタログ」に移動します。

  2. 「新規アイテムの作成」メニューの「参照」を選択します。

  3. 「参照の作成」ダイアログで情報を入力します。 「参照の作成 - ソースの詳細」画面が、次のように表示されます。

    図6-1「参照の作成- ソースの詳細」ダイアログ

    図6-1の説明が続きます
    「図6-1「参照の作成 - ソースの詳細」ダイアログ」の説明
    1. 「名前」フィールドに参照の名前を入力します。これは必須フィールドです。

    2. Descriptionフィールドに、ユーザーがこの参照について理解するのを助ける説明を入力します。これはオプションのフィールドです。

    3. 「タグ」フィールドに、参照に付けるタグを入力します。複数のタグを入力できます。これはオプションのフィールドです。

    4. 「ソース・タイプ」ドロップダウン・リストからソース・タイプを選択します。Oracle Stream Analytics Visualizerでソースを定義する必要があります。これは必須フィールドです。

      注意:

      このリリースでは、データベースの表(Oracle Database)のみサポートされます。ドライバoracle.jdbc.driver.OracleDriverは非推奨であり、サポートされません。config.xmlファイルでは、代わりにoracle.jdbc.OracleDriverを使用してください。

  4. 「次」をクリックして、「タイプ・プロパティ」画面に移動します。「参照の作成 - タイプ・プロパティ」画面を次に示します。

    図6-2 「参照の作成 - タイプ・プロパティ」ダイアログ

    図6-2の説明が続きます
    「図6-2「参照の作成 - タイプ・プロパティ」ダイアログ」の説明
    1. 「データ・ソース名」を選択します。

    2. 詳細のいずれかを変更する場合、任意の時点で「戻る」をクリックします。

  5. 「次」をクリックして、「形状」画面に移動します。「参照の作成 - 形状」画面を次に示します。

    図6-3「参照の作成- 形状」ダイアログ

    図6-3の説明が続きます
    「図6-3「参照の作成 - 形状」ダイアログ」の説明
    1. 参照に対しては「形状」を選択します。

      形状は、選択した既存の形状に基づいて適用されます。

  6. 「作成」をクリックして形状の作成を完了します。新しい参照がカタログ内に表示されます。

  7. 任意の時点で操作を中断するには、「取消」をクリックします。

6.3 参照の編集

Oracle Stream Analyticsでは、既存の参照を編集または更新できます。この項では、参照を編集する方法を説明します。

参照を編集する手順:

  1. 「カタログ」に移動します。

  2. 編集する参照を特定します。名前文字列または参照アイコンをクリックすると、編集する参照が開きます。次に示すように、参照の詳細画面が表示されます。

  3. 画面の右上隅にある「編集」をクリックします。 「参照の作成 - ソースの詳細」画面が、次のように表示されます。

    図6-5 「参照の編集- ソースの詳細」ダイアログ

    図6-5の説明が続きます
    「図6-5「参照の編集 - ソースの詳細」ダイアログ」の説明
    1. 必要に応じて、参照の名前を更新します。

    2. 必要に応じて、参照の説明を更新します。

    3. 参照に付けたいタグを追加または更新します。複数のタグを入力できます。

    4. このリリースでは、「ソース・タイプ」は変更できません。そのため、無効です。

  4. 「次」をクリックして、「タイプ・プロパティ」画面に移動します。「参照の編集 - タイプ・プロパティ」画面を次に示します。

    図6-6 「参照の編集 - タイプ・プロパティ」ダイアログ

    図6-6の説明が続きます
    「図6-6「参照の編集 - タイプ・プロパティ」ダイアログ」の説明
    1. ソースを更新する場合、異なるデータ・ソース名を選択します。

    2. 詳細のいずれかを変更する場合、任意の時点で「戻る」をクリックします。

  5. 「次」をクリックして、「形状」画面に移動します。「参照の編集 - 形状」画面を次に示します。

    図6-7「参照の編集- 形状」ダイアログ

    図6-7の説明が続きます
    「図6-7「参照の編集 - 形状」ダイアログ」の説明
    1. 参照の形状を更新する場合は、異なる形状を選択します。

  6. 参照の編集を完了するには、「保存」をクリックします。

  7. 任意の時点で操作を中断するには、「取消」をクリックします。

  8. 操作を完了するには、参照詳細ページで「完了」をクリックします。更新された参照がカタログ内に表示されます。

6.4 参照をお気に入りとしてマーク

参照をお気に入りとしてマークすることができます。参照をお気に入りにマークすると、カタログ上に多数の項目があっても、そのような参照を簡単に見つけて、移動できます。

参照をお気に入りとしてマークする手順:

  1. カタログで、お気に入りにマークする参照を特定します。
  2. 参照の右側にある「お気に入り」アイコンをクリックすると、お気に入りとしてマークされます。このアイコンは、トグル・ボタンとして機能します。もう一度このボタンをクリックすると、お気に入りから参照が削除されます。

    図6-8「お気に入り」アイコン

    図6-8の説明が続きます
    「図6-8「お気に入り」アイコン」の説明

6.5 参照の削除

参照が不要であることが確実になった場合、参照を削除できます。参照が依存関係を持っている場合は削除できません。参照が依存関係を持つとは、いずれかのユーザーが使用している公開済探査の一部であることです。依存関係がある参照を削除するには、先に依存関係を削除する必要があります。

参照を削除する手順:

  1. カタログで、削除する参照を特定します。
  2. それを削除するには、参照の右側にある「削除」アイコンをクリックします。

    図6-9「削除」アイコン

    図6-9の説明が続きます
    「図6-9「削除」アイコン」の説明

    確認のダイアログが表示されます。「OK」を選択すると、参照は削除されます。