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Oracle® WebCenter Content Dynamic Converterテンプレート・エディタ・ガイド
12c (12.2.1.1)
E77254-01
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2 ドキュメント処理

この章では、ドキュメント処理について説明します。

この項の内容は、次のとおりです。

2.1 ドキュメント処理について

ドキュメント処理は、HTML変換エディタの4つあるメイン・メニュー・オプションの1つです。このページには、6つの異なるタイプのファイルから変換されたHTML出力の書式に関するオプションを設定できるタブがあります。

  • テキスト/ワープロのオプションは、テキスト・ファイル、ワープロ・ドキュメントおよび電子メールに適用されます。

  • 「イメージ」のオプションは、JPEG、BMP、PDFなどのグラフィック・ファイル・タイプに適用されます。

  • プレゼンテーションのオプションは、プレゼンテーション・ファイル・タイプに適用されます。

  • スプレッドシートのオプションは、ExcelやQuattro Proなどのスプレッドシート・ファイル・タイプに適用されます。

  • 「データベース」のオプションは、データベース・ファイル・タイプに適用されます。

  • 「アーカイブ」のオプションは、ZIPやPSTなどのアーカイブ・ファイル・タイプに適用されます。

電子メール・メッセージは、別のドキュメント・タイプとして処理されますが、現在はワープロ・ドキュメントのサブセットとして処理されます。次のWPオプションは、電子メール・メッセージに適用されます。

  • レイアウト

  • 名前なし文字スタイルの無視

  • <li>タグを使用してリストの箇条書きを生成する

  • 強制改ページが発生した場合に改ページする

  • ページ・サイズ

また、添付ファイルは常に別の出力ファイルとして変換され、各添付ファイルへのリンクが電子メールのヘッダーに表示されます。

サポートされていないファイル形式は、ワープロ・オプションを使用して処理されます。

レイアウトはドキュメント・タイプごとに指定できますので、テンプレートの作成者は、変換中のドキュメントのタイプに合わせて出力の外観をカスタマイズできます。

グラフィック・ファイル、プレゼンテーション、スプレッドシート、データベースなど、複数セクションから構成されるドキュメントの場合、テンプレートの作成者は、使用するデフォルトのセクション・ラベル(ドキュメントで指定されていない場合)およびそのセクション・ラベルの書式設定を指定できます。簡単な番号付けスキームが使用されます(たとえば、スプレッドシートのデフォルトのタイトルとして「Sheet」が指定された場合、名前の付いていないセクションには、セクションのインデックスに基づいて「Sheet 1」、「Sheet 2」などのタイトルが付けられます)。

2.2 テキスト/ワープロ・ファイルの書式設定

「テキスト/語句の処理」タブでは、テキストやワープロ・ファイルを変換したHTML出力のレイアウトを定義するオプションを設定できます。次の各項では、レイアウトの設定方法について説明します。

2.2.1 レイアウトの作成

「テキスト/語句の処理」タブでは、テキストやワープロ・ファイルを変換したドキュメントの外観全体を制御できます。

  1. 出力ページ→出力ページ・レイアウトに移動し、「追加」をクリックします。出力ページ・レイアウト・ページが表示されます。
  2. 「名前」フィールドに、text/wpなど、このレイアウトを定義する名前を入力します。
  3. このページ・レイアウトにナビゲーション・レイアウトを追加する場合は、「ナビゲーション・レイアウトを含める」の前にあるボックスをクリックします。このオプションにより、ユーザーは目次ページを作成できます。
  4. ドキュメントの書式設定ページのテキスト/ワープロ・タブに戻ります。「レイアウト」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したページ・レイアウトの名前(text/wp)を選択します。
  5. 「<li>タグなしでリストの箇条書きを生成する」(デフォルト)を選択すると、HTMLリスト・タグを使用するかわりに、リストの各エントリに黒丸または数字が生成されます。生成された黒丸または数字は、元のドキュメントの外観により忠実なものになる傾向がありますが、かわりに、この場合はHTMLリスト・タグでリストを配置できません。生成される黒丸または数字および段落テキストは、通常の段落テキストとして処理されます。このオプションを選択しない場合はHTMLリスト・タグが使用されますが、ブラウザに表示できる黒丸および数字のタイプは非常に限定されます。
  6. 「脚注と最後の注釈を含める」を選択すると、入力ドキュメントの脚注と最後の注釈が出力に組み込まれます。脚注は、常に、注釈が参照されるHTMLページの最後に配置されます。最後の注釈の配置は、次に示す「最後の注釈を分ける」オプションにより決定されます。
  7. 「最後の注釈を区切る」を選択すると、最後の注釈がドキュメントの最後に別ページとして配置されます。そうでない場合、最後の注釈は出力の最後のページの続きとして処理されます。  このオプションを有効にするには、「ページ・レイアウト」「ページで区切る」オプションを有効にする必要があります。
  8. 「名前なし文字スタイルの無視」を選択すると、ソース・ドキュメント内の名前のない文字スタイルからの書式設定は無視され、出力に表示されません。これは、テンプレートの作成者が書式マッピングを通じて出力内の段落の書式設定を上書きする場合に便利です。このオプションを選択しないと、ソース・ドキュメントが適切に書式設定されていない場合に、たとえばドキュメント作成者がテキストのブロックを選択し、スタイルを指定するかわりに文字書式を適用することにより、テンプレートで指定された書式が上書きされることがあります。
  9. 「ページ幅」「ページ余白」は、指定するか、ソース・ドキュメントから継承するか、省略できます。
  10. 「ノート・セパレータ」フィールドに、本文と、ページの最後の脚注または最後の注釈の間に置くHTMLマークアップ(ルールなど)を入力します。デフォルトでは、ここでHTMLマークアップを指定しないかぎり、分けられることはありません。

2.2.2 埋込みグラフィックの処理

これらのオプションを使用すると、テキスト/ワープロ・ファイルからのHTML出力に埋め込まれたグラフィックの処理方法を指定できます。

  1. 「最大幅(ピクセル単位)を次に設定」フィールドにピクセル数を入力すると、大きすぎるイメージをこの値の幅(ピクセル)以下に縮小できます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。この値をゼロ(0)に設定すると、制限がなくなります。
  2. 「最大高さ(ピクセル単位)を次に設定」フィールドにピクセル数を入力すると、大きすぎるイメージを、この値の高さ(ピクセル)以下に縮小できます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。この値をゼロ(0)に設定すると、制限がなくなります。
  3. 「最大サイズ(ピクセル単位)を次に設定」フィールドにピクセル数を入力すると、大きすぎるイメージを領域内でこの値のサイズ(ピクセル)以下に縮小できます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。この値をゼロ(0)に設定すると、制限がなくなります。

2.2.3 ページ区切りのオプションの設定

ページ区切りのオプションを使用すると、変換されたHTML出力での改ページの処理方法を制御できます。

  1. 出力ページ→出力ページ・レイアウト→[レイアウト名(text/wpなど)]→「ページ・レイアウト」に移動します。「ページで区切る」オプションを選択し、HTML出力でページ区切りが実行されるようにします。
  2. ドキュメントの書式設定ページのテキスト/ワープロ・タブに戻ります。ファイルを複数のページに分割を選択し、さらに強制改ページでファイルを分割を選択すると、ソース・ドキュメントに強制改ページが発生するたびに、出力が別の出力ファイルに分割されます。表は、ページ境界にまたがって分割できないことに注意してください。
  3. ページは、強制改ページまたは文字数(あるいはその両方)で定義できます。 ページ当たりx文字フィールドで、生成される出力のページ・サイズを文字数で指定できます。つまり、出力は、ソース・ドキュメントで指定したサイズ(文字数)のページにほぼ区切られます。

    この機能は、構造化が不完全なドキュメントを変換する場合に特に役に立ちます。大半のドキュメントには、Dynamic Converterがドキュメントを出力マークアップ・アイテムに分割にする際に使用するスタイル情報は含まれていません。このオプションを設定することにより、エクスポートされたドキュメントを、単一の大きな出力ファイルよりも管理しやすい小さなピースのセットとして表示できます。これは、構造化されてはいるものの、構造内に大きなピースを含むドキュメントにも役立ちます。

    このサイズでは、ソース・ドキュメントから挿入したテキストのみがカウントされ、テンプレートから挿入したマークアップおよびテキストはカウントされません。また、本製品により生成されたHTMLマークアップ・タグも、ページ・サイズにカウントされません。このオプションをゼロに設定すると、設定は無効になります。

    このオプションが有効な場合のページ区切りのルールは、次のとおりです。

    • 現在の段落がページ・サイズを超えると、ページ境界が作成されます。したがって、この機能の通常の操作では、ページは、指定したページ・サイズを若干、つまり1段落以内で超える場合があります。

    • 表、リスト、脚注、または最後の注釈の中にページ境界が作成されることはありません。

2.3 イメージ・ファイルの書式設定

「イメージ」タブでは、イメージ・ファイルから変換されたHTML出力のレイアウトを定義するオプションを設定できます。次の各項では、レイアウトの設定方法について説明します。

2.3.1 レイアウトの作成

「イメージ」タブの最初のセクションでは、変換されたイメージ・ファイルの外観全体を制御できます。

  1. 出力ページ→出力ページ・レイアウトに移動し、「追加」をクリックします。出力ページ・レイアウト・ページが表示されます。
  2. 「名前」フィールドに、このレイアウトを定義する名前(grafxなど)を入力します。
  3. ドキュメント処理ページの「イメージ」タブに戻ります。「レイアウト」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したページ・レイアウトの名前(grafx)を選択します。
  4. (デフォルトの段落スタイルを使用するかわりに)セクション・タイトルに使用する書式を定義する場合は、まず、出力ページ→「出力テキスト書式」に移動し、「追加」をクリックします。「出力テキスト書式」ページが表示されます。
  5. 「名前」フィールドに、この書式を定義する名前(Section Titleなど)を入力します。この段落書式に使用するタグ、および段落の前後に挿入するカスタムのマークアップを指定することもできます。
  6. ドキュメント処理ページの「イメージ」タブに戻ります。「セクション・タイトルの書式」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したテキスト書式の名前(Section Title)を選択します。
  7. 「デフォルトのセクション・ラベル」テキスト・ボックスに、セクション・ベースのナビゲーションに使用するデフォルトのラベルを指定します。

2.3.2 イメージのサイズ変更

次のオプションを使用すると、イメージを変換したHTML出力でのイメージのサイズ変更方法を制御できます。

  1. 「正確な幅(ピクセル単位)を次に設定」を選択して値を指定すると、変換時に、指定した値に幅が正確に一致するようにイメージが縮小または拡大されます。「正確な高さ(ピクセル単位)を次に設定」を設定しない場合は、イメージは元のアスペクト比のままでサイズ変更されます。このオプションをゼロに設定した場合、設定は無視されます。
  2. 正確な高さ(ピクセル単位)を次に設定を選択して値を指定すると、変換時に、指定した値に高さが正確に一致するようにイメージが縮小または拡大されます。正確な幅(ピクセル単位)を次に設定を設定しない場合は、イメージは元のアスペクト比のままでサイズ変更されます。このオプションをゼロに設定した場合、設定は無視されます。
  3. 「最大幅(ピクセル単位)を次に設定」を選択して値を指定すると、変換時に、非常に大きなイメージがこの値の幅(ピクセル)以下に縮小されます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。デフォルト(0)にすると、最大幅が設定されていないということになります。
  4. 「最大高さ(ピクセル単位)を次に設定」を選択して値を指定すると、変換時に、非常に大きなイメージがこの値の高さ(ピクセル)以下に縮小されます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。デフォルト(0)にすると、最大高さが設定されていないということになります。
  5. 「最大サイズ(ピクセル単位)を次に設定」を選択して値を指定すると、変換時に、非常に大きなイメージが領域内でこの値のサイズ(ピクセル)以下に縮小されます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。デフォルト(0)にすると、最大サイズが設定されていないということになります。
  6. 「ページ区切り」下で、ファイルを複数のページに分割を選択し、ファイル内の各イメージが別のページに出力されるようにします。

2.4 プレゼンテーション・ファイルの書式設定

プレゼンテーション・タブでは、プレゼンテーション・ファイルから変換されたHTML出力のレイアウトを定義するオプションを設定できます。次の各項では、レイアウトの設定方法について説明します。

2.4.1 レイアウトの作成

プレゼンテーション・タブの最初のセクションでは、変換されたプレゼンテーション・ファイルの外観全体を制御できます。

  1. 出力ページ→出力ページ・レイアウトに移動し、「追加」をクリックします。出力ページ・レイアウト・ページが表示されます。
  2. 「名前」フィールドに、このレイアウトを定義する名前(slidesなど)を入力します。
  3. ドキュメント処理ページのプレゼンテーション・タブに戻ります。「レイアウト」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したページ・レイアウトの名前(slides)を選択します。
  4. (デフォルトの段落スタイルを使用するかわりに)セクション・タイトルに使用する書式を定義する場合は、まず、出力ページ→「出力テキスト書式」に移動し、「追加」をクリックします。「出力テキスト書式」ページが表示されます。
  5. 「名前」フィールドに、この書式を定義する名前(Section Titleなど)を入力します。この段落書式に使用するタグ、および段落の前後に挿入するカスタムのマークアップを指定することもできます。
  6. ドキュメント処理ページのプレゼンテーション・タブに戻ります。「セクション・タイトルの書式」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したテキスト書式の名前(Section Title)を選択します。
  7. 「デフォルトのセクション・ラベル」テキスト・ボックスに、セクション・ベースのナビゲーションに使用するデフォルトのラベルを指定します。

2.4.2 スライドのサイズ変更

次のオプションを使用すると、プレゼンテーション・ファイルを変換したHTML出力でのスライドのサイズ変更方法を制御できます。

  1. 正確な幅(ピクセル単位)を次に設定を選択して値を指定すると、変換時に、指定した値に幅が正確に一致するようにスライドが縮小または拡大されます。正確な高さ(ピクセル単位)を次に設定を設定しない場合は、スライドは元のアスペクト比のままでサイズ変更されます。このオプションをゼロに設定した場合、設定は無視されます。
  2. 正確な高さ(ピクセル単位)を次に設定を選択して値を指定すると、変換時に、指定した値に高さが正確に一致するようにスライドが縮小または拡大されます。正確な幅(ピクセル単位)を次に設定を設定しない場合は、スライドは元のアスペクト比のままでサイズ変更されます。このオプションをゼロに設定した場合、設定は無視されます。
  3. 最大幅(ピクセル単位)を次に設定を選択して値を指定すると、変換時に、非常に大きなスライドがこの値の幅(ピクセル)以下に縮小されます。変更が必要な場合でも、ソース・スライドのアスペクト率は保持されます。デフォルト(0)にすると、最大幅が設定されていないということになります。
  4. 最大高さ(ピクセル単位)を次に設定を選択して値を指定すると、変換時に、非常に大きなスライドがこの値の高さ(ピクセル)以下に縮小されます。変更が必要な場合でも、ソース・スライドのアスペクト率は保持されます。デフォルト(0)にすると、最大高さが設定されていないということになります。
  5. 最大サイズ(ピクセル単位)を次に設定を選択して値を指定すると、変換時に、非常に大きなスライドが領域内でこの値のサイズ(ピクセル)以下に縮小されます。変更が必要な場合でも、ソース・スライドのアスペクト率は保持されます。デフォルト(0)にすると、最大サイズが設定されていないということになります。
  6. 「ページ区切り」下で、ファイルを複数のページに分割を選択し、ドキュメント内の各スライドが別のページに出力されるようにします。

2.5 スプレッドシート・ファイルの書式設定

スプレッドシート・タブでは、スプレッドシート・ファイルから変換されたHTML出力のレイアウトを定義するオプションを設定できます。次の各項では、レイアウトの設定方法について説明します。

2.5.1 レイアウトの作成

スプレッドシート・タブの最初のセクションでは、変換されたスプレッドシート・ファイルの外観全体を制御できます。

  1. 出力ページ→出力ページ・レイアウトに移動し、「追加」をクリックします。出力ページ・レイアウト・ページが表示されます。
  2. 「名前」フィールドに、このレイアウトを定義する名前(ssなど)を入力します。
  3. ドキュメント処理ページのスプレッドシート・タブに戻ります。「レイアウト」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したページ・レイアウトの名前(ss)を選択します。
  4. (デフォルトの段落スタイルを使用するかわりに)セクション・タイトルに使用する書式を定義する場合は、まず、出力ページ→「出力テキスト書式」に移動し、「追加」をクリックします。「出力テキスト書式」ページが表示されます。
  5. 「名前」フィールドに、この書式を定義する名前(Section Titleなど)を入力します。この段落書式に使用するタグ、および段落の前後に挿入するカスタムのマークアップを指定することもできます。
  6. ドキュメント処理ページのスプレッドシート・タブに戻ります。「セクション・タイトルの書式」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したテキスト書式の名前(Section Title)を選択します。
  7. 「デフォルトのセクション・ラベル」テキスト・ボックスに、セクション・ベースのナビゲーションに使用するデフォルトのラベルを指定します。

2.5.2 表の書式設定

スプレッドシート・タブには、HTML出力でスプレッドシート表の書式設定方法に適用される次の2つのオプションがあります。

  1. 「グリッド線の表示」を選択すると、スプレッドシートを表す表は、値が1の枠線付きで出力されます。
  2. 「ページ区切り」下で、ファイルを複数のページに分割を選択し、ドキュメント内の各表が別のページに出力されるようにします。「ページごとの行数」オプションを0 (ゼロ)以外の値に設定すると、スプレッドシートは、各ページに最大で指定の行数を含む一連の表としてレンダリングされます。

2.5.3 埋込みグラフィックの処理

これらのオプションを使用すると、スプレッドシート・ファイルからのHTML出力に埋め込まれたグラフィックの処理方法を指定できます。

  1. 「最大幅(ピクセル単位)を次に設定」フィールドにピクセル数を入力すると、大きすぎるイメージをこの値の幅(ピクセル)以下に縮小できます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。この値をゼロ(0)に設定すると、制限がなくなります。
  2. 「最大高さ(ピクセル単位)を次に設定」フィールドにピクセル数を入力すると、大きすぎるイメージを、この値の高さ(ピクセル)以下に縮小できます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。この値をゼロ(0)に設定すると、制限がなくなります。
  3. 「最大サイズ(ピクセル単位)を次に設定」フィールドにピクセル数を入力すると、大きすぎるイメージを領域内でこの値のサイズ(ピクセル)以下に縮小できます。変更が必要になる場合でも、ソース・イメージのアスペクト率は保持されます。この値をゼロ(0)に設定すると、制限がなくなります。

2.6 データベース・ファイルの書式設定

「データベース」タブでは、データベース・ファイルから変換されたHTML出力のレイアウトを定義するオプションを設定できます。次の各項では、レイアウトの設定方法について説明します。

2.6.1 レイアウトの作成

「データベース」タブの最初のセクションでは、変換されたデータベース・ファイルの外観全体を制御できます。

  1. 出力ページ→出力ページ・レイアウトに移動し、「追加」をクリックします。出力ページ・レイアウト・ページが表示されます。
  2. 「名前」フィールドに、このレイアウトを定義する名前(dbなど)を入力します。
  3. ドキュメント処理ページの「データベース」タブに戻ります。「レイアウト」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したページ・レイアウトの名前(db)を選択します。
  4. (デフォルトの段落スタイルを使用するかわりに)セクション・タイトルに使用する書式を定義する場合は、まず、出力ページ→「出力テキスト書式」に移動し、「追加」をクリックします。「出力テキスト書式」ページが表示されます。
  5. 「名前」フィールドに、この書式を定義する名前(Section Titleなど)を入力します。この段落書式に使用するタグ、および段落の前後に挿入するカスタムのマークアップを指定することもできます。
  6. ドキュメント処理ページの「データベース」タブに戻ります。「セクション・タイトルの書式」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したテキスト書式の名前(Section Title)を選択します。
  7. 「デフォルトのセクション・ラベル」テキスト・ボックスに、セクション・ベースのナビゲーションに使用するデフォルトのラベルを指定します。

2.6.2 ページ区切りのオプションの設定

このセクションでは、データベース・ファイルから変換されたHTML出力にページ区切りのオプションを設定できます。

  1. 「ページ区切り」下で、ファイルを複数のページに分割を選択し、ドキュメント内の各レコードが別のページに出力されるようにします。
  2. 「ページ当たりのレコード数」テキスト・ボックスに値を入力し、各ページに出力されるレコード数を指定します。

2.7 アーカイブ・ファイルの書式設定

「アーカイブ」タブでは、アーカイブ・ファイルから変換されたHTML出力のレイアウトを定義するオプションを設定できます。次の各項では、レイアウトの設定方法について説明します。

2.7.1 レイアウトの作成

「アーカイブ」タブの最初のセクションでは、変換されたスプレッドシートの外観全体を制御できます。

  1. 出力ページ→出力ページ・レイアウトに移動し、「追加」をクリックします。出力ページ・レイアウトが表示されます。
  2. 「名前」フィールドに、このレイアウトを定義する名前(archiveなど)を入力します。
  3. ドキュメント処理ページの「アーカイブ」タブに戻ります。「レイアウト」ドロップダウン・ボックスの下矢印をクリックし、作成したページ・レイアウトの名前(archive)を選択します。

2.7.2 表示方法の設定

「表示方法」ドロップダウン・ボックスには次の2つのオプションがあります。

  • ファイル名を選択すると、アーカイブ内のファイル名とフォルダ名が出力されます。

  • 解凍ファイルを選択すると、ファイル名は、エクスポートされたファイルへのリンクとして出力されます。