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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス
12c (12.2.1.2.0)
E82753-01
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8 フォルダ・サービス

この章では、フォルダ・サービスの使用時およびカスタマイズ時に利用できるOracle WebCenter Contentサービスについて説明します。

この章の構成は、次のとおりです。

8.1 フォルダ・サービスについて

フォルダは、従来のファイル・システムと同様に、Content Serverリポジトリ内の一部またはすべてのコンテンツを編成および検索するための階層フォルダ・インタフェースを提供する現在のWebCenter Content機能の名前です。この機能は、WebCenter ContentのFrameworkFoldersコンポーネントによってサポートされています。コントリビューション・フォルダと呼ばれる、以前のバージョンのフォルダで使用されるサービス(WebCenter ContentのFolders_gコンポーネントでサポートされているサービス)の詳細は、「コントリビューション・フォルダ・サービス」を参照してください。

WebCenter Contentサービスの内容およびサービスの使用方法に関する情報は、「サービスの使用」で説明されています。基本的なサービスの構造、属性、アクションおよびサービスの例に関する情報は、「サービスのカスタマイズ」で説明されています。現在のサービスをカスタマイズするか、新しいサービスを作成する前に、この情報に精通しておく必要があります

個々のフォルダ・サービスの場所は、それぞれのサービスの説明の中で示します。

注意:

この章で最も一般的に使用されるサービスには、より広範囲な説明があります。

注意:

最も一般的に使用されるサービスには、より広範囲な説明があります。

一般的な拡張ユーザー属性サービス・エントリを次に示します。

ADD_EXTENDED_USER_ATTRIBUTES
UserService 0 null null null !csUnableToAddExtendedAttr(dName)
3:checkSubAdmin:UserAdmin:0:null
3:loadUserAndCheckEditAllowedWithExtendedAttributes::4:null
3:setLocalValues:alwaysSave,1,doAdminFields,1:0:null
3:removeCachedUser::0:null
3:setConditionVars:IsModifyExisting,1,IsAddingAttributes,1:0:null
3:modifyExtendedUserAttributes:IuserExtendedAttribute:8:null
3:checkRefreshUsers::0:null
  • 1行目にはサービス名(ADD_EXTENDED_USER_ATTRIBUTES)を指定します。

  • 2行目にはサービスの属性を指定します。

    • サービス・クラス: UserService

    • アクセス・レベル: 0

    • テンプレート: null (使用されない)

    • サービス・タイプ: null (サブサービスではない)

    • 通知された件名: null

    • エラー・メッセージ: ユーザーの新しい拡張属性を追加できません

  • エントリのこの他の部分では、各行に1つずつサービスのアクションを指定します。

    • アクション・タイプ: たとえば、3はJavaメソッドを示します。

    • アクション名: たとえば、modifyExtendedUserAttributes

    • アクション・パラメータ: たとえば、IuserExtendedAttribute。パラメータを指定しない場合は、2つのコロン(::)を指定します。

    • アクションの制御マスク: たとえば、8はデータベース・トランザクションの終了を意味します。コロン2つのインジケータ(::)も指定できます。

    • アクションのエラー・メッセージ: たとえば、メッセージがない場合はnull

サービス・アクションの各要素はコロン(:)で区切ります。

注意:

すべてのサービスには、少なくとも1つの必須パラメータがあります。IdcServiceパラメータはサービス名をその引数として取ります。他のパラメータが必要な場合は、サービスの説明に記載されています。

サービスの属性とアクションの詳細は、「サービスのカスタマイズ」を参照してください。

一般的なサービス・エントリを次に示します。

FLD_BROWSE
DocService 56 COLLECTION_PROFILE_SELECT_COLLECTION null null !csCollectionUnableToRetrieveCollections
3:evaluate:<$isAdmin="true"$>::null
3:loadAdminQueryConfig:::null

この例の説明:

  • 1行目にはサービス名(FLD_BROWSE)を指定します。

  • 2行目と3行目にはサービスの属性を指定します。

    • サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

    • アクセス・レベル: 54。スクリプト作成可能、グローバルおよび管理権限を意味します。

    • テンプレート: FLD_BROWSE_PAGE

    • サービス・タイプ: null

    • 通知された件名: null

    • エラー・メッセージとエラー・メッセージで使用されるパラメータ: コレクションを取得できません

  • エントリのこの他の部分では、各行に1つずつサービスのアクションを指定します。

    • アクション・タイプ: たとえば、3はJavaメソッドを示します。

    • アクション名: たとえば、evaluate

    • アクション・パラメータ: たとえば、<$isAdmin="true"$>。パラメータを指定しない場合は、2つのコロン(::)を指定します。

    • アクションの制御マスク: たとえば、0はエラーを無視すること、2は存在する必要がある(少なくとも1つのレコードが問合せによって返される必要がある)ことを意味します。制御マスクを指定しない場合は、2つのコロン(::)または0を指定します。

    • アクションのエラー・メッセージ: アイテムはもはや履歴にありませんなど、またはメッセージがない場合はnull。

サービス・アクションの各要素はコロン(:)で区切ります。

注意:

すべてのサービスには、少なくとも1つの必須パラメータがあります。IdcServiceパラメータはサービス名をその引数として取ります。他のパラメータが必要な場合は、サービスの説明に記載されています。

サービスの属性とアクションの詳細は、「サービスのカスタマイズ」を参照してください。

8.2 フォルダ・サービス

個々のフォルダ・サービスの説明では、そのフォルダ・サービスのタイプについて示します。この項では、次のサービスについて説明します。

8.2.1 FLD_ADD_FAVORITES

指定のフォルダまたはファイルをショートカットとして現在のユーザーのお気に入りフォルダに追加するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • アイテム: フォルダまたはファイルのカンマ区切りリスト。次のいずれかの形式で指定できます。

    • fFolderGUID: <guid>

    • fFileGUID: <guid>

    • dDocName: <content ID>

オプションのサービス・パラメータ

  • 名前: アイテム名のコロン区切りリスト。itemsパラメータに指定されるフォルダまたはファイルと同じ順序にする必要があります。デフォルトでは、名前が指定されずに空になっている場合にターゲットの名前が設定されます。

8.2.2 FLD_BROWSE

フォルダ構造の参照に使用されるサービス。次の参照モードでのフォルダ構造のページ区切りに使用できます。

  • フォルダとファイル、それぞれの単独のページング(デフォルトの動作)

  • フォルダとファイルを結合したページング(doCombinedBrowse=trueを設定する必要があります)

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • item: (fFolderGUID、pathおよびitemsをいずれも指定していない場合は必須。)参照対象のアイテム。path:path to itemの形式で指定するか、またはfFolderGUIDを指定する場合はfFolderGUID:GUID of itemの形式で指定します。どちらの参照モードでも使用できます。

  • items: (fFolderGUID、pathおよびitemをいずれも指定していない場合は必須。)参照対象の各アイテム。path:path to itemまたはfFolderGUID:GUID of itemの形式で指定した識別子のカンマ区切りリストの形式で指定します。どちらの参照モードでも使用できます。

  • path: (lFolderGUIDを指定していない場合は必須。)現在のフォルダのフルパス。どちらの参照モードでも使用できます。

  • fFolderGUID: (pathを指定していない場合は必須。)現在のフォルダを参照するパスのかわりに使用できます。どちらの参照モードでも使用できます。

オプションのサービス・パラメータ

  • fldapp: ユーザーが参照している場所のフォルダ・アプリケーションを指定します。どちらの参照モードでも使用できます。

  • doCombinedBrowse: (整数)設定された場合、結合されたページ区切りモードでこのサービスが実行されます。デフォルトは0 (ゼロ)です。

  • foldersFirst: (整数)設定された場合、結合されたページ区切りモードでファイルの前にフォルダがリストされます。デフォルトは1です。

  • folderCount: (整数)返すフォルダの数。デフォルトは50です。単独参照モードで使用できます。

  • folderStartRow: (整数)データを返す最初の行番号。ページ区切りに使用されます。デフォルトは0 (ゼロ)です。単独参照モードで使用できます。

  • fileCount: (整数)返すファイルの数。デフォルトは50です。単独参照モードで使用できます。

  • fileStartRow: (整数)データを返す最初の行番号。ページ区切りに使用されます。デフォルトは0 (ゼロ)です。単独参照モードで使用できます。

  • combinedCount: (整数)返すアイテム(フォルダとファイル)の数。デフォルトは100です。結合された参照モードで使用できます。

  • combinedStartRow: (整数)データを返す最初の行番号。ページ区切りに使用されます。デフォルトは0 (ゼロ)です。結合された参照モードで使用できます。

  • doRetrieveTargetInfo: (整数)設定された場合、ChildTargetFolders ResultSetで取得されたすべてのショートカットのターゲット・フォルダの情報を返します。デフォルトは0 (ゼロ)です。どちらの参照モードでも使用できます。

  • doMarkFavorites: (整数)設定された場合、フォルダまたはファイルがお気に入りかどうかを示すfIsFavoriteをResultSetに追加します。お気に入りフォルダにそれらへのショートカットがある場合はお気に入りです。デフォルトは0 (ゼロ)です。どちらの参照モードでも使用できます。

  • doRetrieveDocumentURL: (整数)設定された場合、ResultSetファイルに、Webでのドキュメントの絶対位置であるURLフィールドを追加します。デフォルトは0 (ゼロ)です。どちらの参照モードでも使用できます。

  • doRetrieveUniqueLinks: (整数)設定された場合、結果セットが一意のリンクのみを返すように後処理されます。たとえば、フォルダのショートカットとそのフォルダの本体がResultSetにある場合、フォルダ本体のみが返されます。ファイルの場合も同様です。デフォルトは0 (ゼロ)です。どちらの参照モードでも使用できます。

  • foldersFilterParams: 参照のフィルタ・パラメータのカンマ区切りのリスト。たとえば、foldersFilterParams=fIsContribution&fIsContribution=1では、fIsContribution=1のフォルダが返されます。どちらの参照モードでも使用できます。

  • foldersFilterQuery: フォルダをフィルタするための標準の問合せ。この問合せは、FolderFolders表について、DATABASEエンジンのフォーマットで記述します。例、foldersFilterQuery=fFolderName<substring>`test`。どちらの参照モードでも使用できます。

  • filesFilterQuery: ファイルをフィルタするための標準の問合せ。この問合せは、FolderFiles表についてDATABASEエンジンのフォーマットで記述します。例、filesFilterQuery=fFileName<substring>`test`。どちらの参照モードでも使用できます。

  • filesSortField: レコードをソートする、FolderFiles表内のフィールド名。どちらの参照モードでも使用できます。

  • filesSortOrder: 昇順でソートする場合はAsc、降順でソートする場合はDescを指定します。どちらの参照モードでも使用できます。

  • foldersSortField: レコードをソートする、FolderFolders表内のフィールド名。どちらの参照モードでも使用できます。

  • foldersSortOrder: 昇順でソートする場合はAsc、降順でソートする場合はDescを指定します。どちらの参照モードでも使用できます。

  • $fieldName: foldersFilterParamsおよびfilesFilterParamsパラメータで指定したフィールドの値。どちらの参照モードでも使用できます。

  • filesFilterParams: 参照のフィルタ・パラメータのカンマ区切りのリスト。たとえば、filesFilterParams=fOwner&fOwner=sysadminでは、fOwner=sysadminのフォルダが返されます。どちらの参照モードでも使用できます。

  • filterFavorites: Foldersに設定された場合、結果にはお気に入りのフォルダのみが含められます。Filesに設定された場合、お気に入りのファイルのみにフィルタされます。1に設定された場合、お気に入りのフォルダとファイルにフィルタされます。デフォルトでは、このフィルタは適用されません。どちらの参照モードでも使用できます。

  • filterFollows: Foldersに設定された場合、結果にはフォローされたフォルダのみが含められます。Filesに設定された場合、フォローされたファイルのみにフィルタされます。1に設定された場合、フォローされたフォルダとファイルにフィルタされます。デフォルトでは、このフィルタは適用されません。どちらの参照モードでも使用できます。

  • combinedSortField: このパラメータを使用してコンテンツをリストする場合、値はsortFieldに割り当てられ、バインダのsortFieldに設定されていた値が上書きされます。システム・ライブラリおよびクエリ・フォルダのコンテンツをリストするためにこのパラメータを使用する場合、マッピングはFolderFiles表のフィールドをコア表の対応するフィールド値に変換します。

  • combinedSortOrder: このパラメータを使用してコンテンツをリストする場合、値はsortOrderに割り当てられ、バインダのsortOrderに設定されていた値が上書きされます。

  • IsIncludeTrash: ユーザーのホーム・フォルダの子フォルダをフェッチするとき、このパラメータをfalseに設定すると、「ごみ箱」フォルダがChildFolders結果セットから除去されます。

結果

  • ResultSet:

    • FolderInfo: ユーザーが現在参照しているフォルダに関する情報。

    • ChildFolders: このフォルダ内に存在するすべてのフォルダに関する情報。

    • ChildTargetFolders: ChildFolders ResultSet内のショートカットのすべてのターゲット・フォルダに関する情報。

    • ChildFiles: このフォルダ内に存在するすべてのファイルに関する情報。

  • numFolders: (文字列)ChildFolders ResultSet内のフォルダ数。

  • hasMoreChildFolders: (ブール)リクエストですべての子のフォルダが返されたわけではない場合、これはtrueです。これはfolderCount値に到達したときに発生します。返すことができる追加のフォルダがあった可能性があります。

  • numFiles: (整数)ChildFiles ResultSet内のファイル数。

  • TotalChildFoldersCount: (整数)親フォルダ内のアイテム(フォルダおよびファイル)の合計数。

  • TotalChildFilesCount: (整数)親フォルダ内のファイルの合計数。

  • TotalChildItemsCount: (整数)親フォルダ内のアイテム(フォルダおよびファイル)の合計数。

  • hasMoreChildFiles: (ブール)リクエストですべての子のファイルが返されたわけではない場合、これはtrueです。これはfileCount値に到達したときに発生します。返すことができる追加のドキュメントがあった可能性があります。

  • hasMoreChildItems: (ブール)リクエストですべての子のアイテム(フォルダおよびファイル)が返されたわけではない場合、これはtrueです。これはカウントに到達したときに発生します。返すことができる追加のアイテムがあった可能性があります。

8.2.3 FLD_BROWSE_POPUP

ツリー・コントロールを含む小さなポップアップを準備するサービス。このツリー・コントロールを使用して、フォルダ構造を参照し、ドキュメントまたはフォルダを選択できます。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • target: ユーザーがこのポップアップでターゲットとするエンティティ・タイプ。ユーザーが選択を許可されているものに応じて、fileまたはfolderに設定できます。

結果

  • ResultSet:

    • ChildFolders: ルート・アイテムの子のフォルダ。

    • ChildFiles: ルート・アイテムの子のファイル。targetがfileに設定されていない場合はnullになります。

8.2.4 FLD_COPY

フォルダでユーザーがある場所から別の場所にアイテムをコピーできるようにするサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/folders_g/resources/folders_service.htm

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • destination: すべてのアイテムのコピー先。この識別子は、path:$PATH'またはfFolderGUID:$FOLDER_GUIDの形式にする必要があります。

  • item1: コピー対象のアイテム。この操作で複数のアイテムをコピーする場合は、item2, item3,などのように指定できます。これらのアイテムをIDまたはフルパスのどちらかで指定します。各アイテムは、path:$PATH、fFolderGUID:$FOLDER_GUIDまたはfFileGUID:$FILE_GUIDの形式にする必要があります。

オプションのサービス・パラメータ

  • overwrite: 1に設定すると、ネーミングの競合が発生した場合に既存のコピー先が上書きされます。上書きされたアイテムはごみ箱に移動されます。

  • copyOwnerFilesToNewFiles: 1に設定すると、タイプがownerのすべてのファイルが新しい所有者ファイルにコピーされます。このアクションによって、コピー対象の各所有者ファイルに対して新しいチェックインが発生します。デフォルトでは、所有者ファイルのコピーは、ソース・ドキュメントを指すソフト・ファイルです。

  • copySoftFilesToNewFiles: 1に設定すると、コピー対象のすべてのソフト・ファイルの新しいコンテンツ・アイテムが作成されます。デフォルトでは、ソフト・ファイルのコピーは同じコンテンツ・アイテムを指す別のソフト・ファイルです。

  • constructDialog: これを1に設定すると、コピー・アクションの結果、またはコピー・アクションが失敗した可能性がある場合はその理由に関する情報を示すHTMLダイアログがサーバーによって自動的に構成されます。

結果

  • ResultSet:

    • ItemsRequiringOverwrite: overwriteフラグが設定されていないときに、コピー先に競合するアイテムが存在する場合、このResultSetによって、どのような競合が存在するかが示されます。競合がある場合は、どのアイテムも移動されません。この戻りによって、競合の可能性に対する迅速なサーバー・レスポンスが可能になり、クライアント・アプリケーションが上書きに関する確認をユーザーに求めることができます。

    • TaskList: 実行された各タスクと、どのタスクが正常に実行されたかを示す情報

  • didBackgroundTask: (文字列)一部またはすべてのタスクがバックグラウンドで実行された場合は、このパラメータが1に設定されます。

  • mainTasksComplete: (文字列)サービスがバックグラウンドで実行されたときも含めて、メイン・タスクが完了した場合は、このパラメータが1に設定されます。これは、コピー後のチェックはまだ完了していなくても、アイテムのコピーは完了していることを知るために役立ちます。

  • dialogMarkup: (文字列)ダイアログのHTML。

  • dialogScript: (文字列)ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

8.2.5 FLD_CREATE_FILE

フォルダ内のドキュメントへのリンクを作成するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fParentGUID: 新しいリンクの作成場所とする親フォルダのGUID。

オプションのサービス・パラメータ

  • $fileMeta: リンクに割り当てるメタデータ。

ファイル名の制限

  • ファイル名の先頭と末尾には空白は使用できません。

  • ファイル名は250文字以内にする必要があります。

  • 制限付き文字:

    表8-1 ファイル名の制限付き文字

    文字 説明

    /

    スラッシュ

    \

    円記号

    *

    アスタリスクまたはスター

    "

    引用符

    <

    より小さい

    >

    より大きい

    |

    縦線またはOR

    ?

    疑問符

    :

    コロン

  • 制限付き文字列:

    ファイル名の制限付き文字列を次に示します。

    • Users

    • /

    • _shortcuts

    • _REAL_ITEMS

    • (空白または連続する空白)

    • .

    • ..

    • CON

    • PRN

    • AUX

    • CLOCK

    • NUL

    • NULL

    • COM0

    • COM1

    • COM2

    • COM3

    • COM4

    • COM5

    • COM6

    • COM7

    • COM8

    • COM9

    • LPT0

    • LPT1

    • LPT2

    • LPT3

    • LPT4

    • LPT5

    • LPT6

    • LPT7

    • LPT8

    • LPT9

8.2.6 FLD_CREATE_FILE_FORM

ドキュメントを指す新しいリンク・オブジェクトを作成するためのフォルダ・フォームを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fParentGUID: 新しいリンクの作成場所とする親フォルダのGUID。

  • fFileType: 作成するリンクのタイプ。

  • dDocName: リンクのターゲットのドキュメント名。

オプションのサービス・パラメータ

  • fApplication: フォルダを作成するフォルダ・アプリケーション。デフォルトはframeworkです。

  • $fileMeta: リンクのデフォルトのメタデータ値。

結果

  • ResultSet:

    • ParentInfo: 親フォルダに関する情報。

  • parentPath: (文字列)親フォルダのフルパス。

8.2.7 FLD_CREATE_FOLDER

フォルダ内にフォルダを作成するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fParentGUID: 新しいフォルダの作成場所とする親フォルダのGUID。

オプションのサービス・パラメータ

  • $folderMeta: フォルダに割り当てるメタデータ。

フォルダ名の制限

  • フォルダ名の先頭と末尾には空白は使用できません。

  • フォルダ名は250文字以内にする必要があります。

  • 制限付き文字:

    表8-2 フォルダ名の制限付き文字

    文字 説明

    /

    スラッシュ

    \

    円記号

    *

    アスタリスクまたはスター

    "

    引用符

    <

    より小さい

    >

    より大きい

    |

    縦線またはOR

    ?

    疑問符

    :

    コロン

  • 制限付き文字列:

    フォルダ名の制限付き文字列を次に示します。

    • Users

    • /

    • _shortcuts

    • _REAL_ITEMS

    • (空白または連続する空白)

    • .

    • ..

    • CON

    • PRN

    • AUX

    • CLOCK

    • NUL

    • NULL

    • COM0

    • COM1

    • COM2

    • COM3

    • COM4

    • COM5

    • COM6

    • COM7

    • COM8

    • COM9

    • LPT0

    • LPT1

    • LPT2

    • LPT3

    • LPT4

    • LPT5

    • LPT6

    • LPT7

    • LPT8

    • LPT9

8.2.8 FLD_CREATE_FOLDER_FORM

新しいフォルダの作成用にフォルダを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fParentGUID: 新しいフォルダの作成場所とする親フォルダのGUID。

オプションのサービス・パラメータ

  • fApplication: フォルダを作成するフォルダ・アプリケーション。デフォルトはframeworkです。

  • fFolderType: 作成するフォルダのタイプ。デフォルトはownerです。

  • $folderMeta: フォルダのデフォルトのメタデータ値。

  • fTargetGUID: fFolderType値がsoftの場合、これはターゲット・フォルダのGUIDにする必要があります。

結果

  • ResultSet:

    • ParentInfo: 親フォルダに関する情報。

    • TargetInfo: ターゲット・フォルダに関する情報(ターゲット・フォルダがある場合)。

  • parentPath: (文字列)親フォルダのフルパス。

  • targetPath: (文字列)ターゲットのフルパス(ターゲットがある場合)。

8.2.9 FLD_DELETE

ユーザーがFramerwork Folders階層から1つ以上のアイテムを削除できるようにするサービス。デフォルトでは、削除したアイテムは「ごみ箱」フォルダに移動されます。アイテムを永続的に削除するには、オプションのサービス・パラメータPermanentDeleteを使用します。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • item1: 削除対象のアイテム。この操作で複数のアイテムを削除する場合は、item2, item3,などのように指定できます。これらのアイテムはIDまたはフルパスとして指定できます。各アイテムは次のいずれかの形式で指定する必要があります。

    • path:$PATH

    • fFolderGUID:$FOLDER_GUID

    • fFileGUID:$FILE_GUID

オプションのサービス・パラメータ

  • constructDialog: (ブール値)FLD_DELETE操作の結果、またはこの操作が失敗した可能性がある場合にはその理由に関する情報を示すHTMLダイアログがサーバーによって自動的に構成されるようにするには、このパラメータを1に設定します。

  • PermanentDelete: (ブール値)アイテムを永続的に削除するにはこのパラメータを1に設定します。

  • dRevLabel: ドキュメントの特定のリビジョン。ドキュメントのdRevLabelがFLD_DELETEサービスに渡されると、ドキュメントの指定リビジョンの期限が切れ、ごみ箱に移動されます。指定のリビジョンが、期限切れになった場合またはワークフローに含まれる場合は永続的に削除されます。

結果

  • ResultSet:

    • TaskList: 実行された各タスクと、どのタスクが正常に実行されたかを示す情報。

  • didBackgroundTask: (ブール)一部またはすべてのタスクがバックグラウンドで実行された場合は1に設定されます。

  • dialogMarkup: (文字列)ダイアログのHTML。

  • dialogScript: (文字列)ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

  • mainTasksComplete: (ブール)サービスがバックグラウンドで実行されたときも含めて、メイン・タスクが完了した場合は1に設定されます。これは、削除後のチェックはまだ完了していなくても、アイテムの削除は完了していることを知るために役立ちます。

8.2.10 FLD_EDIT_FILE

フォルダ内のドキュメントへのリンクを編集するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFileGUID: 編集対象のリンクのID。

オプションのサービス・パラメータ

  • $fileMeta: 編集対象のリンクに割り当てるメタデータ。

8.2.11 FLD_EDIT_FILE_FORM

フォルダ内のドキュメントへのリンクを編集するためのフォームを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFileGUID: 編集対象のリンクのGUID。

結果

  • $fileMeta: 編集対象のリンクに現在割り当てられているメタデータ値。

  • folderPath: (文字列)編集対象のリンクのフルパス。

8.2.12 FLD_EDIT_FOLDER

フォルダ内のフォルダを編集するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFolderGUID: 編集対象のフォルダのID。

オプションのサービス・パラメータ

  • $folderMeta: 編集対象のフォルダに割り当てるメタデータ。

8.2.13 FLD_EDIT_FOLDER_FORM

フォルダ内のフォルダを編集するためのフォームを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFolderGUID: 編集対象のフォルダのGUID。

結果

  • ResultSet:

    • $folderMeta: 編集対象のフォルダに現在割り当てられているメタデータ値。

  • folderPath: (文字列)編集対象のフォルダのフルパス。

  • targetPath: (文字列)ターゲットのフルパス(編集対象のフォルダがショートカットの場合)。

  • TargetInfo: ターゲットに関する情報(編集対象のフォルダがショートカットの場合)。

8.2.14 FLD_EDIT_METADATA_RULES

フォルダ内のフォルダに割り当てられたメタデータ・ルールを編集するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFolderGUID: 編集対象のフォルダのGUID。

  • $fieldName: 指定フィールドの値。

オプションのサービス・パラメータ

  • $fieldName:isDefault: (ブール)指定フィールドを編集対象のフォルダのすべての子に強制する場合は1に設定します。

  • $fieldName:isForced: (ブール)指定フィールドを編集対象のフォルダのすべての子に強制する場合は1に設定します。

  • $fieldName:isRecursiveForced: (ブール)指定フィールドを編集対象のフォルダのすべての子、さらにその子に強制する場合は1に設定します。

  • $fieldName:inhibitPropagation: (ブール)指定フィールドを編集対象のフォルダの子に伝播可能にする場合は1に設定します。

8.2.15 FLD_EDIT_METADATA_RULES_FORM

フォルダ内のフォルダに割り当てられたコンテンツ・メタデータ・デフォルトを編集するためのフォームを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFolderGUID: 編集対象のフォルダのGUID。

結果

  • ResultSet:

    • FolderInfo: 編集されたフォルダに関する情報。

  • $fieldName: (文字列)指定フィールドの値。

  • $fieldName:isDefault: (ブール)指定フィールドにデフォルト値が関連付けられている場合は1に設定されます。

  • $fieldName:isForced: (ブール)指定フィールドがフォルダのすべての子に強制される場合は1に設定されます。

  • $fieldName:isRecursiveForced: (ブール) 指定フィールドがフォルダのすべての子、さらにその子に強制される場合は1に設定されます。

  • $fieldName:inhibitPropagation: (ブール)指定フィールドがフォルダの子に伝播可能な場合は1に設定されます。

  • folderPath: (文字列)フォルダのフルパス。

  • dpTriggerField: (文字列)プロファイル・トリガー・フィールド(存在する場合)。

  • dpTriggerValue: (文字列)現在のプロファイル・トリガー値(存在する場合)。

  • dpDisplayLabel: (文字列)現在のプロファイル表示ラベル(存在する場合)。

8.2.16 FLD_FOLDER_MIGRATION_STATUS

Folders_gレガシー・フォルダ・データをFrameworkFoldersデータ構造に移行するためのダイアログを表示するサービス。移行の履歴と、現在進行中の移行のステータスが表示されます。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

8.2.17 FLD_FOLDER_SEARCH

フォルダ内のフォルダを検索し、結果を返すサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • QueryTest: 検索問合せのテキスト。

  • SortField: 検索結果をソートするフィールド。

  • SortOrder: 検索結果のソート順。次のいずれかを使用します。

    • asc

    • desc

結果

  • ResultSet:

    • SEARCH_RESULTS: 検索の結果。

8.2.18 FLD_FOLDER_SEARCH_FORM

フォルダ内のフォルダを検索するためのフォームを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

結果

  • ResultSet:

8.2.19 FLD_GET_CHOOSE_DESTINATION_DIALOG

フォルダでの移動またはコピー操作時に移動またはコピー先を選択するためのダイアログを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • action: 実行するアクションに応じてmoveまたはcopyに設定します。

  • item1: コピー対象のアイテム。この操作で複数のアイテムを処理する場合は、item5, item3,などのように指定できます。これらのアイテムはIDまたはフルパスとして指定できます。各アイテムは次のいずれかの形式で指定する必要があります。

    • path:$PATH

    • fFolderGUID:$FOLDER_GUID

    • fFileGUID:$FILE_GUID

結果

  • dialogMarkup: (文字列)ダイアログのHTML。

  • dialogScript: (文字列)ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

8.2.20 FLD_GET_CREATE_LINK_DIALOG

フォルダ内の既存のコンテンツ・アイテムへのリンクを作成するためのダイアログを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fParentGUID: リンクの作成場所とするフォルダのGUID。これかまたはdDocNameのいずれかを設定する必要があります。

  • dDocName: 新しいリンクのターゲット・ドキュメント。これかまたはfParentGUIDを設定する必要があります。

  • fFileName: 作成するリンクのタイプ。

結果

  • dialogMarkup: (文字列)ダイアログのHTML。

  • dialogScript: (文字列)ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

8.2.21 FLD_GET_CREATE_SHORTCUT_DIALOG

フォルダ内の既存のフォルダへのショートカットを作成するためのダイアログを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fTargetGUID: ショートカットのターゲット・ドキュメントID。

  • fParentGUID: ショートカットの作成場所とする親フォルダのID。

結果

  • dialogMarkup: (文字列)ダイアログのHTML。

  • dialogScript: (文字列)ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

8.2.22 FLD_GET_RENAME_FILE_DIALOG

フォルダ内のファイルの名前変更に使用されるダイアログを取得するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFileGUID: 名前を変更するファイルのGUID。

結果

  • dialogMarkup: (文字列)ダイアログのHTML。

  • dialogScript: (文字列)ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

8.2.23 FLD_GET_RENAME_FOLDER_DIALOG

フォルダ内のフォルダの名前変更に使用されるダイアログを取得するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFolderGUID: 名前を変更するフォルダのGUID。

結果

  • dialogMarkup: (文字列)ダイアログのHTML。

  • dialogScript: (文字列)ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

8.2.24 FLD_INFO

フォルダ内の特定のフォルダまたはファイルに関する情報を返すサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • path: 情報のリクエスト対象のフォルダまたはファイルのパス。fFolderGUIDまたはfFileGUIDパラメータをいずれも指定していない場合は、このパラメータを指定する必要があります。

  • fFolderGUID: 情報のリクエスト対象のフォルダのGUID。pathまたはfFileGUIDパラメータをいずれも指定していない場合は、このパラメータを指定する必要があります。

  • fFileGUID: 情報のリクエスト対象のファイルのGUID。pathまたはfFolderGUIDパラメータをいずれも指定していない場合は、このパラメータを指定する必要があります。

結果

  • ResultSet:

    • FileInfo: ドキュメント(ファイル)へのリンクに関する情報。また、ドキュメント自体に関連付けられたメタデータ。

    • FolderInfo: フォルダに関する情報。

    • TargetInfo: ターゲット(ショートカット)に関する情報。

  • filePath: (文字列)アイテムのフルパス(アイテムがドキュメント・リンクの場合)。

  • folderPath: (文字列)アイテムのフルパス(アイテムがフォルダの場合)。

  • targetPath: (文字列)ターゲット・アイテムのフルパス(アイテムがショートカットの場合)。

8.2.25 FLD_LOAD_SOFT_LINKS_FOR_DOCUMENT

フォルダ内の特定のコンテンツ・アイテムを参照するすべてのソフト・リンクをロードするサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • dDocName: コンテンツ・アイテムの名前。

  • dID: コンテンツ・アイテムの識別子。

オプションのサービス・パラメータ

  • constructSoftLinkTableRows: (ブール)ソフト・リンク表の行のHTMLを構成するかどうか。デフォルトは1 (TRUE)です。

結果

  • ResultSet:

    • softLinks: コンテンツ・アイテムのソフト・リンク。

  • softLinkTableRows: (文字列)ソフト・リンク表の行を表示するHTML。

8.2.26 FLD_MIGRATION_FOLDER_DATA

Folders_gレガシー・フォルダ・データをFrameworkFoldersデータ構造に移行するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

8.2.27 FLD_MOVE

フォルダで1つ以上のコンテンツ・アイテムをフォルダ内の別の場所に移動するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • destination: すべてのアイテムの移動先。移動先が既存のフォルダである場合は、移動対象のすべてのアイテムがそのフォルダに移動されます。単一ファイルを移動する場合は、ファイルの移動先の場所(新しいファイル名を含む)を指すことができます。この識別子は、path:$PATHまたはfFolderGUID:$FOLDER_GUIDの形式で指定します。

  • item1: 移動対象のアイテム。この操作で複数のアイテムを移動する場合は、item2, item3,などのように指定できます。これらのアイテムはIDまたはフルパスとして指定できます。次のいずれかの形式にする必要があります。

    • path:$PATH

    • fFolderGUID:$FOLDER_GUID

    • fFileGUID:$FILE_GUID

オプションのサービス・パラメータ

  • overwrite: (ブール) 1に設定すると、ネーミングの競合が発生した場合に既存の移動先が上書きされます。上書きされたアイテムはごみ箱に移動されます。

  • constructDialog: (ブール) 1に設定すると、移動操作の結果、または移動が失敗した可能性がある場合はその理由に関する情報を示すHTMLダイアログがサーバーによって自動的に構成されます。

結果

  • ResultSet:

    • ItemsRequiringOverwrite: overwriteフラグが設定されていないときに、移動先に競合するアイテムが存在する場合、このResultSetが返され、どのような競合が存在するかが示されます。競合がある場合は、どのアイテムも移動されません。これによって、競合の可能性に対する迅速なサーバー・レスポンスが可能になり、クライアント・アプリケーションが上書きに関する確認をユーザーに求めることができます。

    • TaskList: 実行された各タスクと、どのタスクが正常に実行されたかを示す情報。

  • dialogMarkup: (文字列)ダイアログのHTML。

  • dialogScript: (文字列)ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

  • didBackgroundTask: (文字列)一部またはすべてのタスクがバックグラウンドで実行された場合は、これが1に設定されます。

  • mainTasksComplete: (文字列)サービスがバックグラウンドで実行されたときも含めて、メイン・タスクが完了した場合は、これが1に設定されます。これは、移動後の健全性チェックはまだ完了していなくても、アイテムの移動は完了していることを知るために役立ちます。

8.2.28 FLD_PRE_CHECKIN

コンテンツ・アイテムのチェックイン前にメタデータ入力ダイアログをユーザーに表示する必要があるかどうかをリクエスト元のクライアントが判断できるようにするための情報を提供するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFolderGUID: CONTENTSのアイテムのベース・フォルダID。fFolderPATHを設定していない場合は、このパラメータを使用する必要があります。

  • fFolderPath: CONTENTSのアイテムのベース・フォルダ・パス。fFolderGUIDを設定していない場合は、このパラメータを使用する必要があります。

  • CONTENTS: (ResultSet)ベース・フォルダを基準にした、フォルダおよびコンテンツ・アイテムの相対パスのセット。指定したパスの末尾が/ (スラッシュ)文字の場合、パスはフォルダを表すとみなされます。それ以外の場合はコンテンツ・アイテムを表すとみなされます。

  • EXTRA_INFO_FIELDS: (ResultSet)アイテムごとに返す追加情報フィールドのリスト。追加情報フィールドのデータは既存のコンテンツ・アイテムの場合にのみ移入されます。リクエスト可能な有効フィールドは、REVISIONS、DOCMETAまたはDOCUMENTS表のいずれかの列か、getcontentlength、getcontenttype、getlastmodifiedまたはcreationdateフィールド(WebDAVの場合など)です。

オプションのサービス・パラメータ

  • allowPromptForExistingItem: (ブール) 1に設定すると、クライアント・リクエストで2番目のリビジョンに対してプロンプトを表示できるようになります。通常、プロンプトは最初のリビジョンに対してのみ発生します。

結果

  • ResultSet: REQUIRES_METADATA_PROMPT: 返されたこのResultSetには、CONTENTSの各行に対応した次のフィールドが含まれています。

    • FLAGフィールド: {flag1}{flag2}の2つのフラグ文字。flag1が1に設定されている場合、指定したパスがすでに存在します。1でない場合は存在しません。flag2が1に設定されている場合、クライアントは、このアイテムのメタデータの入力を求めるプロンプト・ダイアログを表示するようになります。

    • DP_TRIGGER_VALUE: このアイテム用に使用されたドキュメント・プロファイル。これには、EXTRA_INFO_FIELDSパラメータで指定したフィールドごとに1つの列が表示されます。

8.2.29 FLD_PROPAGATE

フォルダのフォルダ構造の下層にメタデータを伝播するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • $fieldName:isSelected: 1に設定すると、指定したフィールドが伝播されます。

  • $fieldName: 伝播対象のフォールドの値

オプションのサービス・パラメータ

  • propagateThroughSoftLinks: (ブール) 1に設定すると、ソフト・リンクが指すドキュメントにメタデータが伝播されます。

  • FldAllowPropagatingEmptyValue: 「true」に設定してアクセス制御リスト(ACL)およびカスタム・フィールドに空の値を伝播します。ただし、DID、XCOLLECTIONID、XIDCPROFILE、XLIBRARYGUID、XCHECKSUM、XESIGHASELECTRONICSIGNATURESおよびXCOMMENTSなどの特定の標準フィールドは空の値に設定できません。

8.2.30 FLD_PROPAGATE_FORM

ユーザーがフォルダ内のフォルダのすべての子にメタデータを伝播できるようにするフォームを表示するサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFolderGUID: フォルダのID。

結果

  • ResultSet:

    • FolderInfo: フォルダに関する情報。

  • folderPath: フォルダのフルパス。

  • $fieldName: 伝播されるフィールドのデフォルト値。この値はメタデータ・ルールから取得されるか、またはフォルダ自体のメタデータから取得されます。

  • dpTriggerField: プロファイル・トリガー・フィールド(存在する場合)。

8.2.31 FLD_REINDEX_FOLDER_CONTENTS

フォルダ内の特定のフォルダに含まれている、現在索引付けされているすべてのドキュメントの再索引付けを実行するサービス。このサービスはシステム管理者のみがコールできます。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fFolderGUID: フォルダのGUID。

8.2.32 FLD_RESTORE

ユーザーの「ごみ箱」フォルダから1つ以上のアイテムを復元できるようにするサービス。アイテムは、フォルダの階層内で元の場所に復元されます。このサービスを実行すると、コンテンツ・アイテムの期限切れが解除されます。ごみ箱のアイテムを復元する際に、そのアイテムの元の親フォルダが別の場所に移動されていた場合、パラメータRestoreOptionOnMovedによってアイテムの復元場所を選択するためのオプションが提供されます。

注意:

アイテムは、ゴミ箱の概念でダミー・アイテムであることが必要です。ファイルのdRevLabelを渡すと、指定したファイルの特定のリビジョンが復元されます。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • item: (文字列)復元対象のアイテム。このパラメータは、パラメータitemsおよびitem1がない場合に必要です。次の形式のいずれかで指定する必要があります。

    • path:$PATH

    • fFolderGUID:$FOLDER_GUID

    • fFileGUID:$FILE_GUID

  • items: (文字列)復元するアイテムのカンマ区切りリスト。アイテムはIDまたはフル・パスで指定できます。このパラメータは、パラメータitemおよびitem1がない場合に必要です。次の形式のいずれかで指定する必要があります。

    • path:$PATH

    • fFolderGUID:$FOLDER_GUID

    • fFileGUID:$FILE_GUID

  • item1: (文字列)復元対象のアイテム。この操作で複数のアイテムを復元する場合は、item2, item3,などのように指定できます。これらのアイテムはIDまたはフルパスとして指定できます。このパラメータは、パラメータitemおよびitemsがない場合に必要です。次の形式のいずれかで指定する必要があります。

    • path:$PATH

    • fFolderGUID:$FOLDER_GUID

    • fFileGUID:$FILE_GUID

オプションのサービス・パラメータ

  • RestoreOptionOnMoved: (文字列)値にはAbortOnMovedOldLocationOnMovedNewLocationOnMovedUsersHomeOnMovedのいずれかを指定できます。デフォルトはAbortOnMovedです。元のパスを作成して、ごみ箱に移動される前に存在していた場所にアイテムを復元するには、OldLocationOnMovedを使用します。元の親フォルダにアイテムを復元するにはNewLocationOnMovedを使用します。個人フォルダにアイテムを復元するにはUsersHomeOnMovedを使用します。

  • dRevLabel: (文字列)アイテムの特定のリビジョンを復元する場合は、このパラメータを設定します。また、指定したリビジョンの期限切れが解除されます。

8.2.33 FLD_RETRIEVE_CHILD_FILES

フォルダのFLD_BROWSEサービスによって返された子のドキュメントの容易なページングを可能にするサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • path: 現在のフォルダのフルパス。folderGUIDパラメータを指定していない場合は、このパラメータを使用する必要があります。

  • fFolderGUID: フォルダのGUID。現在のフォルダを参照するパスのかわりにこのパラメータを指定できます。

オプションのサービス・パラメータ

  • fldapp: 参照対象の場所のフォルダ・アプリケーション。

  • fileCount: 返すファイルの数。

  • folderStartRow: データを返す最初の行番号。レスポンスのページングに使用されます。デフォルトは0です。

  • constructListingMarkup: 追加フォルダのマークアップを返すかどうかを指定します。このパラメータは、このリクエストをAJAX環境で実行するときに役立ちます。デフォルトは1 (TRUE)です。

結果

  • ResultSet:

    • FolderInfo: 現在参照しているフォルダに関する情報。

    • ChildFolders: このフォルダ内に存在するすべてのフォルダに関する情報。

    • FileListingHTML: 追加ドキュメントの表示に使用できるHTML。constructListingMarkupを1 (true)に設定したときにのみ返されます。

    • FileListingScript: 追加ドキュメントを表示するために実行する必要があるJavaScript。constructListingMarkupを1 (true)に設定したときにのみ返されます。

  • numFolders: ChildFolders ResultSet内のフォルダ数。

  • hasMoreChildFiles: リクエストですべての子のファイルが返されたわけではない場合、これは1 (true)です。これはfileCountに到達したときに発生します。返すことができる追加のドキュメントがあった可能性があります。

8.2.34 FLD_RETRIEVE_CHILD_FOLDERS

フォルダのFLD_BROWSEサービスによって返された子のフォルダの容易なページ区切りを可能にするサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • path: 現在のフォルダのフルパス。folderGUIDパラメータを指定していない場合は、このパラメータを使用する必要があります。

  • fFolderGUID: フォルダのGUID。現在のフォルダを参照するパスのかわりにこのパラメータを指定できます。

オプションのサービス・パラメータ

  • fldapp: 参照対象の場所のフォルダ・アプリケーション。

  • folderCount: 返すフォルダの数。デフォルトは50です。

  • folderStartRow: データを返す最初の行番号。レスポンスのページングに使用されます。デフォルトは0です。

  • constructListingMarkup: 追加フォルダのマークアップを返すかどうかを指定します。このパラメータは、このリクエストをAJAX環境で実行するときに役立ちます。デフォルトは1 (TRUE)です。

  • IsIncludeTrash: ユーザーのホーム・フォルダの子フォルダをフェッチするとき、このパラメータをfalseに設定すると、「ごみ箱」フォルダがChildFolders結果セットから除去されます。

結果

  • ResultSet:

    • FolderInfo: 現在参照しているフォルダに関する情報。

    • ChildFolders: このフォルダ内に存在するすべてのフォルダに関する情報。

    • FolderListingHTML: 追加フォルダの表示に使用できるHTML。constructListingMarkupを1 (true)に設定したときにのみ返されます。

    • FolderListingScript: 追加フォルダを表示するために実行する必要があるJavaScript。constructListingMarkupを1 (true)に設定したときにのみ返されます。

  • numFolders: ChildFolders ResultSet内のフォルダ数。

  • hasMoreChildFolders: リクエストですべての子のフォルダが返されたわけではない場合、これは1 (true)です。これはfileCountに到達したときに発生します。返すことができる追加のフォルダがあった可能性があります。

8.2.35 FLD_SUBSCRIBE

フォルダへのユーザーのサブスクライブを可能にするサービス。サブスクリプション通知は、プロファイルに指定されたユーザーの電子メールに送信されます。プロファイルの電子メール・アドレスまたはdSubscriptionEmail設定のいずれも指定されていない場合、レスポンス・バインダにisNoSubscriptionNotificationSent=1のフラグが設定されます。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fParentGUID: ユーザーがサブスクライブするフォルダのID。

オプションのサービス・パラメータ

  • dSubscriptionEmail: サブスクライバの電子メール・アドレス。空でない値を指定した場合、その値を使用してプロファイル内のユーザーの電子メールの値が更新されます。

  • constructDialog: (Boolean)サブスクリプションの結果、またはサブスクリプションが失敗した可能性がある場合にはその理由に関する情報を示すHTMLダイアログがサーバーによって自動的に構成されるようにするには、このパラメータを1 (true)に設定します。

結果

  • dialogMarkup: ダイアログのHTML。

  • dialogScript: ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

8.2.36 FLD_TEST_USER_CAPABILITIES

ドキュメント、フォルダまたはライブラリに対して操作を実行するユーザーの機能を、次に基づいてテストするサービス。

  • ユーザーの認可

  • アイテムのアクセス制御ポリシー

  • アイテムの状態

  • 有効化されたWebCenter Contentコンポーネント

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersServices

場所: IdcHomeDir/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • testedItems: テストするアイテムのリスト。各アイテムのタイプとIDは、testedItemsの文字列で、Type1:ID1,Type2:ID2,Type3:ID3の形式で指定します。

    次のタイプがあります。

    • フォルダの場合fFolderGUID

    • ファイルの場合fFileGUID

    • ドキュメントの場合dDocName

    • ドキュメント・リビジョンの場合dID

    IDはこれらのフィールドの値です。

    次に例を示します。

    fFolderGUID:folder001,dDocName:doc001,fFolderGUID:folder002,
    fFileGUID:file001,dID:docRevision001
    
  • testedCapabilities: カンマで区切られた機能のリスト(例: MOVE,COPY,DELETE)。テスト可能なすべての機能を次に示します。

    • CREATE_CHILD_FOLDER

    • CREATE_CHILD_DOCUMENT

    • FILE_DOCUMENT

    • UNFILE_DOCUMENT

    • UPDATE_METADATA

    • UPDATE_ACCESS_CONTROL_LIST

    • LATEST_REVISION

    • MOVE

    • COPY

    • DELETE

    • PROPAGATE_METADATA

    • CHECK_OUT

    • CANCEL_CHECK_OUT

    • CHECK_IN_NEW_REVISION

    • DELETE_REVISION

    • RESTORE_REVISION

    • SHARE_PERSONAL_FOLDER

    • FOLLOW

    • UNFOLLOW

テスト用にサポートされている機能

表8-3

機能 フォルダの所有者リンク(fFolderGUID) フォルダのソフト・リンク(fFolderGUID) ファイルの所有者リンク(fFileGUID) ファイルのソフト・リンク(fFileGUID) ドキュメント(dDocName) リビジョン(dID) 説明

CREATE_CHILD_FOLDER

TEST

ユーザーがこのフォルダに新しいサブフォルダを作成できるか。

CREATE_CHILD_DOCUMENT

TEST

ユーザーがこのフォルダに新しいドキュメントを作成できるか。

FILE_DOCUMENT

TEST

ユーザーがこのドキュメントに所有者のリンクを作成できるか。

UNFILE_DOCUMENT

TEST

TEST(2)

ユーザーがこの所有者のリンクを(ドキュメントを削除することなく)削除できるか。

UPDATE_METADATA

TEST

TEST

TEST

TEST

TEST

ユーザーがこのアイテムのメタデータを更新できるか。

UPDATE_ACCESS_CONTROL_LIST

TEST

TEST

ユーザーがこのフォルダまたはファイルのアクセス制御フィールドを変更できるか。

LATEST_REVISION

TEST

これがドキュメントの最新リビジョンか。

MOVE

TEST

TEST

TEST

TEST

TEST(2)

ユーザーがこのフォルダ、ドキュメントまたはショートカットを変更できるか。

COPY

TEST

TEST

TEST

TEST

TEST(2)

ユーザーがこのフォルダ、ドキュメントまたはショートカットをコピーできるか。

DELETE

TEST

TEST

TEST(1)

TEST

TEST

ユーザーがこのフォルダ、ドキュメントまたはショートカットを削除できるか。

PROPAGATE_METADATA

TEST

ユーザーがこのフォルダのメタデータ・フィールドを伝播できるか。個人ライブラリ/フォルダの場合、falseを返します(LibraryType=4)。

CHECK_OUT

TEST

ユーザーがこのドキュメントをチェックアウトできるか。個人ライブラリ/フォルダ内のドキュメントの場合、falseを返します。

CANCEL_CHECK_OUT

TEST

ユーザーがこのドキュメントのチェックアウトをキャンセルできるか。

CHECK_IN_NEW_REVISION

TEST

ユーザーがこのドキュメントの新しいリビジョンをチェックインできるか。ドキュメントが、現在のユーザーによってチェックアウトされているか、チェックアウトはされていないがユーザーに自動チェックアウトおよびチェックイン・サイクルを実行する権限がある場合に、TRUEが返されます。

DELETE_REVISION

TEST

ユーザーがこのドキュメントのこのリビジョンを削除できるか。

RESTORE_REVISION

TEST

ユーザーがこのドキュメントの新しいリビジョンをこのリビジョンのコピーとして作成できるか。

SHARE_PERSONAL_FOLDER

TEST(3)

ユーザーがこの個人ライブラリまたは個人フォルダを共有できるか。

FOLLOW

TEST

TEST

ユーザーがこのフォルダ、ドキュメントまたはバージョンをフォローできるか。ドキュメントまたはフォルダが直接サブスクライブされている場合は、フォローされていると見なされます。

UNFOLLOW

TEST

TEST

ユーザーがこのフォルダ、ドキュメントまたはバージョンのフォローを解除できるか。

注意

(1) ターゲットのリビジョンの削除をテストするのと同じです。

(2) fFileGUIDが不明なまま機能をテストできる必要があります。

(3) 個人ライブラリまたは個人フォルダは、次の各条件が成立する場合のみ共有可能です: (a)上位の個人ライブラリが共有されていない(個人フォルダの場合)。(b)上位の個人フォルダが共有されていない(個人フォルダの場合)。(c)下位の個人フォルダが共有されていない。これらの条件の1つ以上が真でない場合、ユーザーは該当する機能を持っておらず、FLD_TEST_USER_CAPABILITIESサービスが個人ライブラリまたはサービスが共有されるのを防ぐために、ライブラリまたはフォルダのfFolderGUIDを返します。

結果

ResultSet:

  • TestResults: 次のテスト結果となります。

    • 1はTrueを意味し、現在のユーザーにはその機能があります。

    • 0はFalseを意味します。

    • -1はN/A(該当なし)を意味します。

    • 共有された上位/下位フォルダが存在するためSHARE_PERSONAL_FOLDER機能のテストに失敗した場合、共有されている上位または下位フォルダの文字列が返されます。

    • ユーザーにアイテムの共有の権限がないためSHARE_PERSONAL_FOLDERが失敗した場合、0が返されます。

8.2.37 FLD_UNSUBSCRIBE

フォルダへのユーザーのサブスクライブを解除できるサービス。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • fParentGUID: ユーザーがサブスクライブを解除するフォルダのID。

オプションのサービス・パラメータ

  • constructDialog: (Boolean)サブスクリプション解除の結果、またはサブスクリプション解除が失敗した可能性がある場合にはその理由に関する情報を示すHTMLダイアログがサーバーによって自動的に構成されるようにするには、このパラメータを1 (true)に設定します。

結果

  • dialogMarkup: ダイアログのHTML。

  • dialogScript: ダイアログを表示するために必要なJavaScript。

8.2.38 FLD_UNFILE

ユーザーがフォルダ階層から1つ以上のアイテムのファイリングを解除できるようにするサービス。これによって、ターゲット・ドキュメントにいかなる影響も及ぼすことなく、リンク・オブジェクトがただちに削除されます。

サービス・クラス: intradoc.folders.FoldersService

場所: IdcHomeDir/components/frameworkfolders/resources/frameworkfolders_service.htm

必須のサービス・パラメータ

  • item1: ファイリング解除対象のアイテム。この操作で複数のアイテムのファイリングを解除する場合は、item2, item3,などのように指定できます。これらのアイテムはIDまたはフルパスとして指定できます。各アイテムは、path:$PATHまたはfFileGUID:$FILE_GUIDの形式にする必要があります。

オプションのサービス・パラメータ

  • constructDialog: ファイリング解除の結果、またはファイリング解除が失敗した可能性がある場合にはその理由に関する情報を示すHTMLダイアログがサーバーによって自動的に構成されるようにするには、このパラメータを1に設定します。

結果

  • ResultSet:

    • TaskList: 実行された各タスクと、どのタスクが正常に実行されたかを示す情報。

  • didBackgroundTask: 一部またはすべてのタスクがバックグラウンドで実行された場合は、これが1に設定されます。

  • mainTasksComplete: サービスがバックグラウンドで実行されたときも含めて、メイン・タスクが完了した場合は、これが1に設定されます。これは、ファイリング解除後のチェックはまだ完了していなくても、アイテムのファイリング解除は完了していることを知るために役立ちます。

  • dialogMarkup: ダイアログのHTML。

  • dialogScript: ダイアログを表示するために必要なJavaScript。