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Oracle® Fusion Middleware Oracle Site Studio Contributorの使用
12c (12.2.1)
E70068-01
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A ユーザー・インタフェース

Oracle Site Studio Contributorには、いくつかのユーザー・インタフェース画面とダイアログ・ボックスが含まれています。

これには次のものがあります。

A.1 Contributorエディタ・ウィンドウ

キーボードを使用してContributorを操作する方法については、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

Webページのコントリビューション・リージョンを編集することを選択すると、ブラウザ・ポップアップ・ウィンドウ内にContributorエディタが起動し、現在のコントリビューション・リージョン内のコンテンツの編集を開始できます。このブラウザ・ポップアップ・ウィンドウはポップアップ・ブロッキング・ソフトウェアによって抑制されることがあるため、自分のサイトのポップアップを許可するようにそのソフトウェアを構成する必要があります。また、Contributorエディタが開くと、元のWebページを表示しているWebブラウザが一時的に使用できなくなります。Contributorエディタを閉じると、Webブラウザに戻ることができます。

Contributorのインタフェースは、ワープロ・プログラムのインタフェースとよく似ています。テキスト、イメージ、ハイパーリンクなどを追加、削除および編集できます。簡単なリストや複雑なリストを管理できるようにするリスト・オプションもあります。コントリビュータの外観と動作は、サイト設計者が各コントリビューション・リージョンおよび要素をどのように設定したかによって様々に異なります。

図A-1 Contributorエディタ・ウィンドウ

スクリーンショット。説明はこの図に続く表にあります。

メイン・エディタ・ウィンドウには、様々な要素が含まれます。

  • ページ・ヘッダー: 編集しているコントリビューション・リージョンの名前が表示されます。

  • データファイル: コンテンツ・サーバー上で編集可能なコントリビューション・リージョンに関連付けられたデータファイルのコンテンツIDが表示されます。

  • 「要素」タブ: コントリビューション・リージョン内のすべての要素に対する編集環境が提供されます。編集中のコントリビューション・リージョンに一部の要素のみが表示されていても、関連付けられたデータファイル内のすべての要素が表示されます(その他の情報はWebサイトの他の場所で使用されることがあるため、その情報を編集すると、サイトの他のページに影響を及ぼす場合があります)。

  • 「メタデータ」タブ: 編集可能なコントリビューション・リージョンに関連付けられたデータファイルのコンテンツ情報(メタデータ)が表示されます(サイト設計者がコントリビューション・リージョンに対してメタデータを使用可能にすることを選択した場合のみ)。

  • コントリビューション・ツールバー: コントリビューション・リージョン全体に適用される一連の機能が提供されます。データ変更の保存またはプレビュー、現在のビューのリフレッシュ、データファイルの使用レポートのオープン、およびWebページへの変更内容の表示を行うことができます。詳細は、「コントリビューション・ツールバー」を参照してください。

  • 1つ以上の編集領域: Webページのコントリビューション・リージョンに関連付けられたコントリビュータ・データファイル内の各要素につき1つずつあります。テキストへの入力およびドキュメントのフォーマットは、これらの編集領域で行います。詳細は、「要素編集領域」を参照してください。

  • 編集領域内の要素ツールバー: 編集しているコンテンツのタイプに関連する編集機能が提供されます。サイト設計者が、各要素タイプに対して使用可能な編集オプションを制御します。詳細は、「要素ツールバー」を参照してください。

A.2 コンテンツの切替えウィザード

キーボードを使用してこのウィザードを操作する方法については、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

コンテンツの切替えウィザードは、Webページのコントリビューション・リージョンに割り当てられたコンテンツを変更する(コンテンツが割り当てられていない場合は、コンテンツを割り当てる)ために使用します。サイト設計者が、割り当てることができるコンテンツの種類(新規のコントリビュータ・データファイル、ネイティブ・ドキュメント、コンテンツ・サーバー上の既存のファイル、またはローカル・コンピュータ上の既存のファイル、あるいはその組合せ)を決定します。また、サイト設計者は、割り当てることができるネイティブ・ドキュメントのファイル・フォーマットを制限する(たとえば、Microsoft Wordドキュメントのみにする)こともできます。さらに、設計者は、コンテンツとコントリビューション・リージョンの関連付けをすべて削除することもできます。

図A-2 コンテンツの切替えウィザード

スクリーンショット。説明はこの図に続く表にあります。

コンテンツの切替えウィザードは、現在のコントリビューション・リージョンのプロパティや、プロセス中に選択した内容に応じて、複数のステップで構成されます。


注意:

使用するオプションの左側の青色矢印をクリックすると、ウィザードのステップを早く実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードが次のステップに移動します。

リージョン定義またはサブテンプレートの選択

サイト設計者がコントリビューション・リージョンを設定した方法によっては、最初に、リージョン・コンテンツのベースとなるリージョン定義またはサブテンプレートを選択するように要求されることがあります。

リージョン定義を選択すると、コントリビューション・リージョンが、コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント(ウィザードの以降の部分で選択)に直接関連付けます。そのコンテンツは、選択したリージョン定義とそれに関連付けられたリージョン・テンプレートに基づいて、コントリビューション・リージョンに表示されます。サイト設計者は、コントリビューション・リージョンに使用可能なリージョン定義を制御します。

サブテンプレートを選択すると、コントリビューション・リージョンがサブテンプレートと関連付けられます。サブテンプレートによって、リージョンの外観が定義され、通常、複数のより小さいコントリビューション・リージョン(それぞれに別個のコンテンツが割り当てられている必要があります)に分割されます。サイト設計者は、コントリビューション・リージョンに使用可能なサブテンプレートを制御します。

情報の使用方法、レイアウト、フォーマットなどの観点で、各リージョン定義やサブテンプレートがWebページに与える影響に関する詳細な情報は、サイト設計者に確認できます。また、使用可能なリージョン定義とサブテンプレートの名前から、これらの内容がわかる場合もあります。この領域についてサポートが必要な場合は、サイト設計者に問い合せてください。

コンテンツの選択

ウィザードで選択した内容によっては、コントリビューション・リージョンと関連付けられたコンテンツ・ファイルのタイプを選択するように要求されることがあります。使用可能なコンテンツ・ファイルのタイプは、サイト設計者が使用可能として選択した内容によって異なります。オプションを選択します。

  • 新しいコントリビュータ・データファイルを使用するには、「新規コントリビュータ・データファイル」を選択します。これにより、コンテンツ・チェックイン・フォームが表示されます。ここで、コントリビュータ・データファイルのメタデータを指定して、ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。ファイルは、ユーザーまたは他のコントリビュータがContributorエディタで編集するまでは空のままです。

  • 新しいネイティブ・ドキュメントを使用するには、「新規ネイティブ・ファイル」を選択し、ファイル・フォーマットを選択します(使用可能なファイル・フォーマットは、サイト設計者によって決定されます)。これにより、コンテンツ・チェックイン・フォームが表示されます。ここで、ネイティブ・ドキュメントのメタデータを指定し、ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。すべての必須メタデータ・フィールドが赤色でマークされます。ファイルは、ユーザーまたは他のコントリビュータがそのネイティブ・アプリケーションで編集するまで空のままです。

  • コンテンツ・サーバーの既存のファイルを使用するには、「サーバーからの既存のファイル」を選択します。これにより、検索結果ページが表示されます。このページには、選択元のコンテンツ・サーバー上のすべてのアイテムがリストされます。このページには、選択元のコンテンツ・サーバー上のすべてのアイテムがリストされます(検索問合せの条件は、サイト設計者によって定義されます)。使用するファイルを選択するには、そのファイルに関連付けられた「選択」ボタンをクリックします。

  • コンピュータ上の既存のファイルを使用するには、「既存のローカル・ファイルを選択します。これにより、コンテンツ・チェックイン・フォームが表示されます。ここで、ファイルのメタデータを指定し、ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。すべての必須メタデータ・フィールドが赤色でマークされます。「プライマリ・ファイル」フィールドの横の「参照」ボタンを使用して、コンピュータ上の使用するファイルにナビゲートして選択します。

不明な点がある場合は、サイト設計者またはサイト・マネージャに問い合せてください。

A.3 「リージョン・テンプレートの切替え」ダイアログ・ボックス

キーボードを使用してこのダイアログ・ボックスを操作する方法については、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

「リージョン・テンプレートの切替え」ダイアログ・ボックスは、現在のコントリビューション・リージョンに割り当てられているリージョン・テンプレートを変更するために使用します。通常、コントリビューション・リージョンには、コントリビューション・リージョンでの情報の表示方法を定義するリージョン・テンプレートが割り当てられています。サイト設計者は、コントリビューション・リージョンのリージョン・テンプレートを切り替えて、ルック・アンド・フィールを変更(サイト設計者が定義した制約の範囲内で)することをコントリビュータに対して許可できます。

図A-3 「リージョン・テンプレートの切替え」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図に続く表にあります。

次の2つのオプションから選択できます。

  • デフォルトのリージョン・テンプレートの使用: このオプションを選択すると、コントリビューション・リージョンでは、そのリージョンにデフォルトで関連付けられている、サイト設計者が定義したリージョン・テンプレートを使用します。

  • このリージョン・テンプレートを使用: このオプションを選択すると、コントリビューション・リージョンに関連付けられているすべてのリージョン・テンプレートから選択できます。各リージョン・テンプレートには、Webページでのコントリビューション・リージョンの情報の表示方法が定義されています。

情報の使用方法、レイアウト、フォーマットなどについて各リージョン・テンプレートがWebページに与える影響の詳細は、サイト設計者に確認できます。また、使用可能なリージョン・テンプレートの名前から、これらの内容がわかる場合もあります。この領域についてサポートが必要な場合は、サイト設計者に問い合せてください。

A.4 リンク・ウィザード

キーボードを使用してこのウィザードを操作する方法については、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

リンク・ウィザードは、編集領域で選択したテキストまたはアイテムにハイパーリンクを追加するために使用します。Webサイト・セクション、コントリビュータ・データファイル、ネイティブ・ドキュメント、URLなど様々な対象にリンクできます。現在のWebサイト上のアイテムだけでなく、コンテンツ・サーバーの他のOracle Site Studioサイト上のアイテムまたは外部Webサイト上のアイテムにもリンクできます。

図A-4 リンク・ウィザード

スクリーンショット。説明はこの図に続く表にあります。

リンク・ウィザードは、プロセス中に選択内容に応じて複数のステップで構成されます。


注意:

使用するオプションの左側の青色矢印をクリックすると、ウィザードのステップを早く実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードが次のステップに移動します。

最初のステップでは、作成するハイパーリンクのタイプを指定します。

「オプション」をクリックして、リンク・ターゲットを新しいブラウザ・ウィンドウで開くかどうかを指定できます。希望するリンクのタイプを選択すると、ウィザードの処理が続行され、選択内容に応じて複数の追加画面が表示されます。

セクションへのリンク

セクションへのリンクを選択すると、ハイパーリンクが示すサイト・セクションを指定するように求められます。現在のWebサイト上、またはコンテンツ・サーバーの別のOracle Site Studioサイト上のセクションにリンクできます。ターゲット・セクションはサイト階層から選択します。

さらに、サイト設計者がコントリビュータに対して決定を許可しているかどうかに応じて、URLフォーマット(パスベースまたはIDベース)の選択を求められる場合があります。詳細は、URLフォーマットを参照してください。

最後のステップでは、リンクが実際に作成(または変更)される前にリンクを確認します。

ファイルへのリンク

ファイルへのリンクを選択すると、初めにハイパーリンクが示すファイルのタイプを選択するように求められます。リンクできるファイルのタイプは、サイト設計者が次の中から決定します。

  • 新規コントリビュータ・データファイル: 新規コントリビュータ・データファイルにリンクすることを選択すると、新規データファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインするように求められます(標準的なコンテンツ・チェックイン・フォームを使用)。アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするための適切なコンテンツ情報(メタデータ)を入力します。情報の多くは自動的に入力されます。フィールド名が赤でマークされている場合、そのフィールドは必須です(つまり、そのフィールドが空の場合はアイテムをチェックインできません)。新規コントリビュータ・データファイルは、サイト・コントリビュータ(リンクを選択した本人または他のユーザー)がContributorエディタで編集するまで空であることに注意してください。

    また、ハイパーリンクされたデータファイルを表示するWebサイト・セクションの指定も求められます。詳細は、ターゲット・セクションを参照してください。

    さらに、URLフォーマットの選択を求められる場合もあります(サイト設計者がコントリビュータに対してこの決定を許可している場合)。詳細は、URLフォーマットを参照してください。

    最後のステップでは、リンクが実際に作成(または変更)される前にリンクを確認します。

  • 新規ネイティブ・ファイル: 新規ネイティブ・ドキュメントにリンクすることを選択すると、初めにファイル・フォーマット(Microsoft Wordなど)を選択する必要があります。新規ネイティブ・ドキュメントに許可されるファイル・フォーマットはサイト設計者が決定します。

    次に、新規ネイティブ・ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインするように求められます(標準的なコンテンツ・チェックイン・フォームを使用)。アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするための適切なコンテンツ情報(メタデータ)を入力します。情報の多くは自動的に入力されます。フィールド名が赤でマークされている場合、そのフィールドは必須です(つまり、そのフィールドが空の場合はアイテムをチェックインできません)。新規ネイティブ・ドキュメントは、サイト・コントリビュータ(リンクを選択した本人または他のユーザー)がドキュメントに関連付けられたサード・パーティ・アプリケーションで編集するまで空であることに注意してください。

    また、ハイパーリンクされたネイティブ・ドキュメントを表示するWebサイト・セクションの指定も求められます。詳細は、ターゲット・セクションを参照してください。

    さらに、URLフォーマットの選択を求められる場合もあります(サイト設計者がコントリビュータに対してこの決定を許可している場合)。詳細は、URLフォーマットを参照してください。

    最後のステップでは、リンクが実際に作成(または変更)される前にリンクを確認します。

  • サーバーからの既存のファイル: コンテンツ・サーバー上の既存のファイルにリンクすることを選択すると、コンテンツ・サーバーの標準検索結果ページが表示され、選択できるすべてのコンテンツ・ファイルが表示されます。検索問合せに使用される条件はサイト設計者が決定します。リンク先にするコンテンツ・アイテムの横にある「選択」ボタンをクリックします。

    また、ハイパーリンクされたファイルを表示するWebサイト・セクションの指定も求められます。詳細は、ターゲット・セクションを参照してください。

    さらに、URLフォーマットの選択を求められる場合もあります(サイト設計者がコントリビュータに対してこの決定を許可している場合)。詳細は、URLフォーマットを参照してください。

    最後のステップでは、リンクが実際に作成(または変更)される前にリンクを確認します。

  • 既存のローカル・ファイル: 既存のローカル・ファイル(つまり自分のコンピュータ上のファイル)にリンクすることを選択すると、コンテンツ・サーバーにそのファイルをチェックインするように求められます(標準的なコンテンツ・チェックイン・フォームを使用)。情報の多くは自動的に入力されます。フィールド名が赤でマークされている場合、そのフィールドは必須です(つまり、そのフィールドが空の場合はアイテムをチェックインできません)。「プライマリ・ファイル」フィールドの横にある「参照」ボタンを使用して、自分のコンピュータ上のファイルまでナビゲートし、ファイルを選択します。タイトルも必ず指定してください。

    また、ハイパーリンクされたファイルを表示するWebサイト・セクションの指定も求められます。詳細は、ターゲット・セクションを参照してください。

    さらに、URLフォーマットの選択を求められる場合もあります(サイト設計者がコントリビュータに対してこの決定を許可している場合)。詳細は、URLフォーマットを参照してください。

    最後のステップでは、リンクが実際に作成(または変更)される前にリンクを確認します。

  • 現在のアイテム: このオプションは、選択したコンテンツ・ファイルへのリンクを継続する一方で、ハイパーリンクのプロパティ(サイト上のターゲット・セクションなど)を変更するときに選択します。

URLへのリンク

URL (Webアドレス)へのリンクを選択した場合は、そのURLをこのオプションの横にあるフィールドに指定できます。URLを入力するまでウィザードで先に進むことはできません。多くの場合、インターネット上のWebサイトなどの外部URLを指定しますが、PDFファイル、メディア・ファイル、ZIPファイルなどコントリビューションに使用されないコンテンツ・サーバー上のファイルにリンクすると有用な場合があります。

最後のステップでは、リンクが実際に作成(または変更)される前にリンクを確認します。

ターゲット・セクション

ウィザード・ステップの1つで、選択したデータファイルを表示するWebサイト・セクション(ターゲット・セクション)を指定できます。これにより、サイト上の実際の格納場所に関係なく、特定のファイルをWebサイト上のどこに表示するかを制御できます。たとえば、製品の説明がサイトの「Products」セクションに格納されている場合、「Support」セクションからのリンクを作成して、ハイパーリンクをクリックしたときにそのドキュメントが実際には「Support」セクションに表示されるように指定できます。次のオプションから選択できます:

  • Webサイト・セクションのデフォルト・メタデータを使用: このオプションを選択すると、ハイパーリンクされたコンテンツ・ファイルが、そのコンテンツ・ファイルの「Webサイト・セクション」メタデータ・フィールドに現在指定されているWebサイト・セクションに表示されます。サイト設計者がコントリビュータに対してリンクのURLフォーマットの選択を許可している場合は、IDベースのURLフォーマットを使用する必要があります。

  • Webサイト・セクションの選択: このオプションを選択すると、ハイパーリンクされたコンテンツ・ファイルが、選択したWebサイト・セクションに表示されます(実際には、コンテンツ・ファイルのデフォルトのターゲット・セクションよりも優先して表示されます)。このセクションは、現在のWebサイト内でもコンテンツ・サーバー上の別のOracle Site Studioサイト内でもかまいません。

  • コンテンツ・アイテムのURLへのリンク: このオプションを選択すると、ファイルはWebサイトのフレームワーク内ではなく、コンテンツ・サーバーに格納されているとおりに表示されます。このことは、PDFファイルなどのネイティブ・ドキュメントにリンクする場合に役立ちます。

URLフォーマット

サイト設計者がコントリビュータに対してこの決定を許可したかどうかに応じて、リンクのURLフォーマットを選択するように求められる場合があります。選択するURLフォーマットが不明な場合は、サイト設計者に問い合せてください。

  • パスベースのURL: ターゲットの場所へのパスがリンクに含まれます。このタイプのリンクには選択肢が2つあります:

    • 絶対パス: フルパスを生成します。たとえば<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->products/index.htmのようになります(サイト・セクションへのリンクの場合は、「<!--$ssServerRelativeSiteRoot-->」の部分をWebサイトのルートへのパスに置き換えます)。

    • 相対パス: フルパスではなく相対パスを生成します。たとえば、../products/index.htm(サイト・セクションへのリンクの場合)のようになります。

  • IDベースのURL: パスに基づく名前ではなく、ターゲットの場所をコード化したIDがリンクに含まれます。このタイプのリンクには選択肢が3つあります:

    • クライアント側のスクリプト・フォーマット: クライアント側のJavaScriptを使用して、ターゲットの場所へのリンクを作成します。たとえば、javascript:nodelink('10024');(サイト・セクションへのリンクの場合)のようになります。

    • サーバー側のスクリプト・フォーマット: サーバー側のIdocスクリプトを使用して、ターゲットの場所へのリンクを作成します。たとえば、[!--$wcmUrl('nodelink','10024')--](サイト・セクションへのリンクの場合)のようになります。

    • URLトークン・フォーマット: サーバー上でリダイレクトを使用して、ターゲットの場所へのリンクを作成します。たとえば、ssNODELINK/10024(サイト・セクションへのリンクの場合)のようになります。


注意:

サイト設計者がコントリビュータに対してこの決定を許可したかどうかによって、URLフォーマットのページが表示されないことがあります。選択するURLフォーマットが不明な場合は、サイト設計者に問い合せてください。

A.5 動的リスト・ウィザード(新規作成)

キーボードを使用してこのウィザードを操作する方法については、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

新規作成ウィザードは、動的リストにファイルを追加するために使用します。追加できるファイルの種類(コントリビュータ・データファイル、ネイティブ・ドキュメント、またはローカル・コンピュータ上の既存のファイル、あるいはその組合せ)は、サイト設計者が決定します。


注意:

動的リストの基準を満たすコンテンツ・サーバー上のファイルはすべてリストに含められるため、コンテンツ・サーバー上で既存のファイルを追加することはできません。含まれるはずの特定のファイルが動的リストにない場合は、これらのファイルのメタデータをリスト基準に合致するように変更する必要があります。または、より緩やかなリスト基準に変更する必要があります。

図A-5 動的リスト・ウィザード

スクリーンショット。説明はこの図に続く表にあります。

新規作成ウィザードは、プロセス中に選択内容に応じて複数ので構成されます。


注意:

使用するオプションの左側の青色矢印をクリックすると、ウィザードのステップを早く実行できます。これにより、オプションが自動的に選択され、ウィザードが次のステップに移動します。

最初のステップでは、動的リストに追加するコンテンツ・ファイルのタイプを選択します。サイト設計者が許可した内容に応じて、次のファイルをリストに追加するように選択できます。

  • 新規コントリビュータ・データファイル

  • (特定のファイル・フォーマットの)新規ネイティブ・ファイル

  • ローカル・コンピュータ上の既存のファイル

新規コントリビュータ・データファイル

新しいコントリビュータ・データファイルを動的リストに追加するには、「新規コントリビュータ・データファイル」を選択します。これにより、コンテンツ・チェックイン・フォームが表示されます。ここで、コントリビュータ・データファイルのメタデータを指定して、ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。このファイルは、ユーザー(または、別のコントリビュータ)が編集するまでは空のままです。

新規ネイティブ・ファイル

新しいネイティブ・ドキュメントを動的リストに追加するには、「新規ネイティブ・ファイル」を選択し、ファイル・フォーマットを選択します(使用可能なファイル・フォーマットは、サイト設計者によって決定されます)。これにより、コンテンツ・チェックイン・フォームが表示されます。ここで、ネイティブ・ドキュメントのメタデータを指定し、ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。すべての必須メタデータ・フィールドが赤色でマークされます。このファイルは、ユーザー(または、別のコントリビュータ)が編集するまでは空のままです。

コンピュータ上の既存のファイル

コンピュータ上の既存のファイルを動的リストに追加するには、「既存のローカル・ファイル」を選択します。これにより、コンテンツ・チェックイン・フォームが表示されます。ここで、ファイルのメタデータを指定し、ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインできます。すべての必須メタデータ・フィールドが赤色でマークされます。「プライマリ・ファイル」フィールドの横の「参照」ボタンを使用して、コンピュータ上の使用するファイルにナビゲートして選択します。

A.6 静的リスト行エディタ

キーボードを使用してこのエディタを操作する方法については、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

静的リスト行エディタは、静的リスト内の1つのエントリ(つまり1行)を編集するために使用します。リストの各列は、独自の編集領域に表示され、サイト設計者がその要素タイプに対して使用可能にしたオプションを使用して編集できます(「要素ツールバー」を参照)。編集の終了後、コントリビューション・ツールバーの「行を更新して閉じる」ボタンをクリックします。これでContributorに戻り、静的リスト内の他の行や、Webページの他の部分を編集できます。


注意:

静的リストの列ヘッダーは変更できません。列ヘッダーは、リストが最初に設定されるときにサイト設計者が作成します。

図A-6 静的リスト行エディタ

スクリーンショット。説明はこの図に続く表にあります。

A.7 「プレースホルダ・セクション・プロパティ」ダイアログ・ボックス(設計モード)

キーボードを使用してこのダイアログ・ボックスを操作する方法については、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

設計モードでは、「プレースホルダ・セクション・プロパティ」ダイアログ・ボックスは、プレースホルダ名、関連するデータファイル、リージョン・テンプレート、サブテンプレート、およびOracle Site Studio Designerの外部のプレースホルダ定義を定義するために使用されます。

図A-7 「プレースホルダ・セクション・プロパティ」ダイアログ・ボックス(設計ビュー)

「プレースホルダ・セクション・プロパティ」ダイアログ・ボックス,設計モード
要素 説明
「行の追加」アイコン
プレースホルダおよび関連するサイト・アセットを追加する場合に選択します。「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ・ボックスを開きます(「「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ(設計モード)」を参照)。
「削除」アイコン
プレースホルダおよび関連するサイト・アセットを削除する場合に選択します。
「編集」アイコン
プレースホルダおよび関連するサイト・アセットを編集する場合に選択します。「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ・ボックスを開きます(「「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ(設計モード)」を参照)。
プレースホルダ名 プレースホルダの名前。
データファイル プレースホルダに関連付けられたデータファイルの名前。
リージョン・テンプレートまたはサブテンプレート プレースホルダに関連付けられたリージョン・テンプレートまたはサブテンプレートの名前。
プレースホルダ定義 プレースホルダに関連付けられたプレースホルダ定義の名前。
OK 設定を保存し、「プレースホルダ・セクション・プロパティ」ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定を取り消し、「プレースホルダ・セクション・プロパティ」ダイアログ・ボックスを閉じます。
ヘルプ この特定のダイアログ・ボックスのオンライン・ヘルプを開きます。

A.8 「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ・ボックス(設計モード)

キーボードを使用してこのダイアログ・ボックスを操作する方法については、「アクセシビリティ機能」を参照してください。

「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ・ボックスは、設計モード・インタフェースからプレースホルダを追加または編集するために使用します。これにより、Oracle Site Studio Designerにアクセスしなくてもプレースホルダを変更できます。

図A-8 「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ・ボックス(設計モード)

「プレースホルダー・セクションのマッピング」ダイアログ
要素 説明
プレースホルダ名 プレースホルダの名前。
データファイル プレースホルダに関連付けられたデータファイルの名前。
リージョン・テンプレートまたはサブテンプレート プレースホルダに関連付けられたリージョン・テンプレートまたはサブテンプレートの名前。
プレースホルダ定義 プレースホルダに関連付けられたプレースホルダ定義の名前。
検索 コンテンツ・サーバーでの選択したサイト・アセット・タイプの検索の結果が表示されます。
OK 設定を保存し、「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定を取り消し、「プレースホルダ・セクションのマッピング」ダイアログ・ボックスを閉じます。
ヘルプ この特定のダイアログ・ボックスのオンライン・ヘルプを開きます。