この章では、Oracle WebCenter Content Serverに追加のコンポーネントをインストールする方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
コンテンツ・サーバーのサーバー・コンポーネントはデフォルトでインストールされますが、カスタム・コンポーネントおよびOracle Technology Networkからダウンロードされたコンポーネントを使用できるようにするには、それらをインストールして有効にする必要があります。
注意:
インストール済のコンポーネントの有効化または無効化のみが必要な場合は、「コンテンツ・サーバーのコンポーネントの有効化と無効化」を参照してください。
次のいずれかの方法を使用してコンポーネントをインストールできます。
コンポーネントをインストールする前に、まず、そのコンポーネントをインスタンスにダウンロードする必要があります。次の要件を満たさないかぎり、コンポーネントをダウンロードできません。
IdcHomeDir
/system
ディレクトリの外部(つまりDomainHome
/ucm/idc/system
)に存在する必要があります。これにより、コンポーネントにパッチがアップロードされている場合を除き、パッケージ化されているすべてのコンポーネントが除外されます。コンポーネント・ウィザードを使用して、複数のコンテンツ・サーバー・インスタンス上にインストールするカスタム・コンポーネントをZIPファイルにパッケージ化することができます。
インストールするコンポーネントをパッケージ化する手順は、次のとおりです。
コンポーネント・ウィザードを使用してコンポーネントをインストールするには、次の手順を実行します。
コンポーネント・ウィザードを起動します。
(Windowsオペレーティング・システム)「スタート」メニューから、「プログラム」→「Oracle WebCenter Content Server」→サーバー名→「ユーティリティ」→「コンポーネント・ウィザード」を選択します。
(UNIXオペレーティング・システム) DomainHome
/ucm/cs/bin
ディレクトリでComponentWizard
スクリプトを実行します。
「コンポーネント・ウィザード」のメイン画面および「コンポーネント・リスト」画面が表示されます。
「コンポーネント・リスト」画面で、「インストール」をクリックします。
「インストール」画面が表示されます。
インストールするコンポーネントに応じて、「管理」トレイまたはメニューあるいは「管理アプレット」ページに新しいメニュー・オプションが表示されます。コンポーネントのなかには、単に既存の機能を拡張するだけで、別個の新しいオプションとしては表示されないものがあります。詳細は、コンポーネントのドキュメントを参照してください。