この章の内容は、次のとおりです。
ルールは、Dynamic Converterで変換プロセスを動作させるための一連の指示です。これらの指示に基づいて、コンテンツ・サーバーでソース・ドキュメントが特定され、それらを変換する必要があるかどうかがメタデータ(コンテンツID、タイプ、作成者など)およびファイル・タイプに基づいて決まります。次に、ルールに基づいて、ルールに関連付けられているテンプレートを使用したドキュメントの変換がリクエストされます(テンプレートの詳細は「変換テンプレートの管理」を参照)。Dynamic Converterでは、複数のルールを使用できます。この場合、ソース・ドキュメントのメタデータに最初に一致したルールが動的変換で使用されます。システム構成によっては、一致する他のルールも適用可能です。
「テンプレートの選択ルール」ページでは、ルールの追加、削除および再編成、ルールで使用する条件(メタデータ)の指定および(1つ以上の)テンプレートのルールへの割当てを実行できます。
「テンプレートの選択ルール」ページは、複数の機能で構成されています。複数のルールを追加し、それらをソース・ドキュメントに適用する順序を変更できます。ルールで使用する複数のメタデータ・フィールドを選択できます(構成ページでさらにフィールドを追加できます)。最後に、(1つ以上の)テンプレートをルールに割り当て、それらのテンプレートを「テンプレートの編集」ボタンを使用して編集できます。
変換テンプレートをコンテンツ・アイテムに割り当てる場合、ここで指定するメタデータがソース・ドキュメントに割り当てられているメタデータと一致することを確認する必要があります。このことは、コンテンツ・サーバーでコンテンツ情報ページを開くことで確認できます。
メタデータをテンプレートの選択ルールに割り当てるには:
テンプレートの選択ルールは、ルールのテンプレートを選択するまで完了しません。テンプレートは最終的に、変換済ドキュメントの外観を設定します。
テンプレートをルールに割り当てるには:
テンプレートの選択ルールを作成し、適切なメタデータ条件を割り当て、ルールで(1つ以上の)テンプレートを選択した後は、「Dynamic Converterの構成」ページで構成設定を確認する必要があります。特に、必要なファイル・タイプを「変換フォーマット」リストに追加済であることを確認してください。
詳細は、「変換テンプレートの管理」を参照してください。