特に明記しないかぎり、WebCenter Portalのディスカッション・サーバー内では構成変更を行わないでください。WebCenter Portalのバックエンド・サービスを確認および構成するには、常にFusion Middleware ControlまたはWLSTコマンド行ツールを使用してください。WebCenter Portalのディスカッション・サーバーに関するトラブルシューティングのヒントは、「お知らせおよびディスカッションに関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。
デプロイ後に加えた構成変更は、MDSメタデータ・ストアにカスタマイズとして格納されます。「Oracle WebCenter Portalの構成に関する考慮事項」を参照してください。
注意:
Fusion Middleware ControlまたはWLSTを使用して行ったディスカッションとお知らせの構成の変更は動的ではありません。変更を有効にするには、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
問題のトラブルシューティングは、「お知らせおよびディスカッションに関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。
この章の内容は次のとおりです。
権限
この章のタスクを実行するには、Oracle WebLogic Server管理コンソールでWebLogic ServerのAdmin
ロール、WebCenter Portal管理を使用して付与されるAdministrator
ロールが付与されている必要があります。
ロールと権限の詳細は、「管理操作、ロールおよびツールの理解」を参照してください。
トラブルシューティングの詳細は、「お知らせおよびディスカッションに関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。
重要
Oracleでは、Jive Softwareからの組込みディスカッション・サーバーをサポートしています。Oracleでは、WebCenter Portalタスク・フローで使用可能なJiveの機能をサポートしています。Jive WebServiceレイヤーのAPIを使用するカスタム開発は、Oracleによる再検討の対象となっているため、サポートされていません。Jive Softwareがディスカッション・サーバーの一部として配信している他の機能は、Oracle推奨ではなく、サポートされていません。参照専用として、Jive Forumsのドキュメントが付属しています。WebCenter Portal製品のインストール対象外となるJive Softwareのインストールおよびアップグレードは、サポートされません。お知らせおよびディスカッションにより、ユーザーは、WebCenter Portalでのディスカッションを開始、公開および保管できるようになります。ユーザーは、お知らせおよびディスカッションをポータル・ページに作成して公開できます。
ディスカッションおよびお知らせには、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーへの単一の接続が必要です。WebCenter Portalのディスカッション・サーバーは、Oracle Fusion Middlewareを使用してインストールできます。
Fusion Middleware ControlコンソールまたはWLSTを使用して追加のディスカッション・サーバー接続を登録できますが、一度にアクティブにできる接続は1つのみです。次を参照してください。
WebCenter Portalでディスカッションおよびお知らせを使用するには、いくつかの追加構成が必要になります。これには、WebCenter Portalのすべてのディスカッションおよびお知らせを格納する(ディスカッション・サーバー上の)カテゴリの選択などが含まれます。この構成はWebCenter Portal内で行います。詳細は、「WebCenter Portalのディスカッション・フォーラム・オプションの構成」を参照してください。
この項では、次の内容について説明します。
WebCenter Portalのインストール時に、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーのインストールを選択します。リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用してDISCUSSIONS
スキーマを作成します。
Oracle Fusion Middleware構成ウィザードによって、選択したWebCenter Portalコンポーネントをホストする管理対象サーバーがドメインに自動的に作成されます。
関連項目:
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalのインストールと構成』のOracle WebCenter Portal構成テンプレートの選択に関する項
注意:
クラスタ化キャッシュを有効にしていると、ディスカッション・コンテンツへの更新がすぐにはリフレッシュされなくなります。ユーザーは、「リフレッシュ」アイコンをクリックして、いつでも手動リフレッシュを強制実行できます。
ディスカッション・サーバー: 高可用性インストール
WebCenter Portalのディスカッション・サーバーを高可用性に対応するように設定する手順は次のとおりです。
注意:
新規またはパッチ適用済のWebCenter Portalインスタンスでは、割り当てられたセキュリティ・ポリシーの構成は、セキュリティ・ポリシーなしに設定されます。Oracle Web Services Manager (OWSM)のセキュリティ・ポリシーを、WebCenter PortalのWebサービス・エンドポイントおよびディスカッションの認証Webサービス・エンドポイントに添付する必要があります。
詳細は、「WebCenter PortalおよびディスカッションWebサービス・エンドポイントに対するセキュリティ・ポリシーの添付」を参照してください。
ディスカッション・サーバーを構成するための多数のWLSTコマンドがあります。
表8-1で説明されているように、次のWLSTコマンドを使用して、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーのシステム・プロパティを表示、設定および削除できます。
注意:
syncDiscussionServerPermissions
などの、ディスカッション・サーバーのWLSTコマンドを実行するには、管理サーバーに接続するユーザーは、ディスカッション・サーバーの管理権限も同時に所持している必要があります。
WLSTコマンドの詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』のディスカッションおよびお知らせに関する項を参照してください。
表8-1 ディスカッション・サーバーのWLSTコマンド
WLSTコマンド | 用途 | 詳細 |
---|---|---|
|
ディスカッション・サーバーのプロパティ値を返します |
『Oracle Fusion Middleware WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』のgetDiscussionsServerPropertyに関する項を参照してください。 |
|
ディスカッション・サーバーのプロパティを設定します |
『Oracle Fusion Middleware WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』のsetDiscussionsServerPropertyに関する項を参照してください。 |
|
現在設定されているディスカッション・サーバーのプロパティ値を削除します |
『Oracle Fusion Middleware WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』のremoveDiscussionsServerPropertyに関する項を参照してください。 |
|
ディスカッション・サーバーのシステム管理者権限をユーザーまたはグループに付与します このコマンドは、現在の管理者のいずれも含まない新しいアイデンティティ・ストアにディスカッション・サーバーを接続する際に役立ちます。 |
『Oracle Fusion Middleware WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』のaddDiscussionsServerAdminに関する項を参照してください。 |
WS-Securityによって、WebCenter PortalとWebCenter Portalのディスカッション・サーバーとの間に信頼関係を確立すると、WebCenter Portalは、ユーザーの資格証明がなくてもディスカッション・サーバーにユーザー・アイデンティティ情報を渡せるようになります。
「Webサービス・セキュリティの構成」のいずれかの手順に従って、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーのOWSM WS-Securityを構成します。
WebCenter Portalからディスカッション・サーバーに送信される、WebCenter Portalのディスカッション・サーバー固有のWebサービス・メッセージは暗号化されません。メッセージの機密保護のために、Secure Socket Layer (SSL)を介してディスカッション・サーバーのURLにアクセスするか、OWSMポリシーでWebサービスのエンド・ポイントを保護してください。詳細は、「SSLの構成」および「Webサービス・セキュリティの構成」を参照してください。
WebCenter Portalのディスカッション・サーバーはフォルトで、組込みLDAPアイデンティティ・ストアを使用するように構成されています。組込みLDAPストア内のすべてのユーザーがディスカッション・サーバーにログオンできます。また、Administrators
グループ内のすべてのユーザーがディスカッション・サーバーの管理権限を所持します。
本番環境では、アイデンティティ・ストアを外部LDAPサーバーに再度関連付ける必要があります(「外部LDAPサーバーへのアイデンティティ・ストアの再関連付け」を参照)。さらに、システム管理者アカウントを外部LDAPに移行するか(「外部LDAPサーバーへの管理者アカウントの移行」を参照)、管理者アカウントを移行しない場合は、ディスカッション・サーバーの新しい管理者アカウントを識別するために追加の手順が必要になります(「外部LDAPを使用するためのディスカッション・サーバーの移行」を参照)。
WebCenter Portalのディスカッション・サーバーとその他のWebCenter Portalのコンポーネントにアクセスするときに、ユーザーが2回ログインする必要がないように、シングル・サインオン・ソリューションをインストールして構成することをお薦めします。Oracle Access Manager、Oracle Single Sign-OnまたはSAMLベースのシングル・サインオンを使用したシングル・サインオン・セキュリティを利用するように、ディスカッション・サーバーを構成できます。
注意:
SSOの構成後は、ディスカッション・サーバーへの直接のログインはサポートされません。Oracle HTTP Server URLからログインします。
シングル・サインオン・ソリューションの詳細は、「シングル・サインオンの構成」を参照してください。Oracle Access Manager (OAM)のディスカッション固有の追加構成手順は、「SSO用のディスカッション・サーバーの構成」を参照してください。
注意:
WebCenter Portalをソース・アプリケーションとし、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーをターゲット・アプリケーションとして、SAMLシングル・サインオンを設定した場合は、WebCenter PortalからWebCenter Portalのディスカッション・サーバーの管理ページに次のようにアクセスできます。
「管理」→「ツールとサービス」
「ディスカッション・サーバー管理コンソールへのアクセス」を参照してください。
Portal_Name→「設定」→「ツールとサービス」
ただし、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーの管理ページはシングル・サインオンに参加しないため、管理ページに直接アクセスすると、ディスカッション・サーバーへの再ログインが求められます。
WebCenter Portalがシングル・サインオン・ソリューションに統合されていない場合は、owc_discussion
ユーザー(/owc_discussions
)とowc_discussion
管理ユーザー(/owc_discussions/admin
)で異なるログイン・セッションが必要になります。
ユーザー・アイデンティティ: ユーザー・アイデンティティ管理は、Oracle WebLogic ServerでカスタムのJPS認証ファクトリを使用して指定された認証プロバイダ設定によって処理されます。適切な認証ファクトリが実行されていることを調べるには、WebCenter Portalのディスカッション・サーバー管理コンソールの「システム・プロパティ」ページに移動し、次のプロパティ値を確認します。
owc_discussions.setup.complete_11.1.1.2.0=true
AuthFactory.className=oracle.jive.security.JpsAuthFactory
AuthFactory.className
がこの値に設定されている場合は、owc_discussions.setup.complete_11.1.1.2.0
プロパティをfalse
に設定して、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーを再起動します。それによって、適切な初期化がアプリケーションに対して実行されるようになります。
WebCenter Portalのディスカッション・サーバーURLでは、ラベルの表示に英語とスペイン語のみをサポートしていますが、UTF-8形式でのデータの入力が可能です。ディスカッション・サーバーでのユーザーの操作には、WebCenter Portal (すべてのサポート対象言語を含む)を使用することをお薦めします。ディスカッション・トピックやお知らせなどのデータで、WebCenter Portalでサポートされているすべての言語がサポートされ、ディスカッション・サーバーでも表示されます。
WebCenter PortalインスタンスがMicrosoft Windows上でネイティブ・エンコーディングで実行されている場合、ディスカッションとお知らせでは、ASCII以外のユーザー名がサポートされません。Linux環境の場合、ディスカッションとお知らせでASCII以外のユーザー名をサポートするには、WebCenter Portalがデプロイされているサーバーの環境変数LC_ALL
をutf-8
に設定しておく必要があります。
WebCenter Portalには複数のディスカッション・サーバー接続を登録できますが、一度にアクティブにできる接続は1つのみです。
新しい(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。
この項には次のトピックが含まれます:
ディスカッション・サーバーを登録する手順は次のとおりです。
WebCenter Portalの場合、ディスカッションに対していくつかの追加構成を行うことをお薦めします。詳細は、「WebCenter Portalのディスカッション・フォーラム・オプションの構成」を参照してください。
WLSTコマンドのcreateDiscussionForumConnection
を使用して、ディスカッション・サーバー接続を作成します。コマンドの構文と例は、『WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』のcreateDiscussionForumConnection
に関する項を参照してください。
新規の接続をアクティブに使用するようにディスカッションおよびお知らせを構成するには、default=true
を設定します。
WS-Security用の追加プロパティを必ず設定します。「WLSTを使用したディスカッション・サーバー接続の詳細の変更」を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意:
新しい(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
WebCenter Portalには複数のディスカッション・サーバー接続を登録できますが、一度にアクティブにできる接続は1つのみです。アクティブな接続は、次のもののバックエンド・ディスカッション・サーバーになります。
ディスカッション・タスク・フロー(ディスカッション・フォーラム・マネージャ、ディスカッション、ポピュラー・トピック、最近のトピック、監視フォーラム、監視トピック)
お知らせタスク・フロー(お知らせマネージャ、お知らせ)
この項では、次の内容について説明します。
WLSTコマンドのsetDiscussionForumConnection
をdefault=true
で使用して、既存の接続をアクティブ化します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のsetDiscussionForumConnection
に関する項を参照してください。
ディスカッションおよびお知らせの接続を無効にするには、その接続を削除するか、別の接続を「アクティブな接続」にするか、またはremoveDiscussionForumServiceProperty
コマンドを使用します。
removeDiscussionForumServiceProperty('appName='webcenter', property='selected.connection')
このコマンドを使用すると、接続の詳細は保持されますが、この接続はアクティブな接続として示されなくなります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のremoveDiscussionForumServiceProperty
に関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意:
新しい(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のWLSTを使用した管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。
ディスカッション・サーバー接続の詳細はいつでも変更できます。
変更後の(アクティブな)接続の使用を開始するには、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。
この項では、次の内容について説明します。
WLSTコマンドのsetDiscussionForumConnection
を使用して、接続の詳細を編集します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のsetDiscussionForumConnection
に関する項を参照してください。
追加パラメータを設定するには、setDiscussionForumConnectionProperty
コマンドを使用します。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のsetDiscussionForumConnectionProperty
に関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意:
更新された(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のWLSTを使用した管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。
ディスカッション・サーバー接続はいつでも削除できますが、アクティブな接続を削除する際には注意が必要です。ディスカッション・タスク・フローとお知らせタスク・フローはいずれもバックエンド・ディスカッション・サーバーを必要とするため、アクティブな接続を削除すると機能しなくなります。
この項では、次の内容について説明します。
WLSTコマンドのdeleteConnection
を使用して、接続を削除します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のdeleteConnection
に関する項を参照してください。
別の接続がアクティブとしてマークされていることを確認します。アクティブな接続がないと、ツールが無効化されます。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意:
この変更を有効にするには、WebCenter Portalがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Fusion Middlewareの管理』のWLSTを使用した管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。
WLSTコマンドのsetDiscussionForumServiceProperty
を使用して、アプリケーション内のディスカッションに対するデフォルトを設定します。
topics.fetch.size
: ディスカッションによってフェッチされ、トピックのビューに表示される最大トピック数。
forums.fetch.size
: ディスカッションによってフェッチされ、フォーラムのビューに表示される最大フォーラム数。
recentTopics.fetch.size
: ディスカッションによってフェッチされ、最近のトピックのビューに表示される最大トピック数。
watchedTopics.fetch.size
: ディスカッションによってフェッチされ、監視トピックのビューに表示される最大トピック数。
watchedForums.fetch.size
: ディスカッションによってフェッチされ、監視フォーラムのビューに表示される最大フォーラム数。
application.root.category.id
: すべてのディスカッション・フォーラムを格納する、ディスカッション・サーバー上のアプリケーション・ルート・カテゴリID。たとえば、3
に設定すると、すべてのフォーラムがID 3のカテゴリに格納されます。
ForumGatewayManager.AUTO_START
: 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のディスカッション・フォーラムでのポータル・メールの公開に関する項で説明しているように、メール配信リストによるコミュニケーションをディスカッション・フォーラムの投稿としてディスカッション・サーバー上で公開できます。このパラメータはこの通信のゲートウェイを起動または停止します。
WebCenter Portalの場合、デフォルト値は1
(true
)です。これは、管理からメール・サーバー設定を構成するとすぐにゲートウェイが起動することを意味します。ゲートウェイを停止し、この機能を無効化するには、この値を0
(false
)に設定し、管理対象サーバーを再起動します。
コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のsetDiscussionForumServiceProperty
に関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
WLSTコマンドのsetAnnouncementServiceProperty
を使用して、お知らせのデフォルトを設定します。
miniview.page_size
: お知らせのクイック・ビューに表示する最大お知らせ数。
mainview.page_size
: お知らせのメイン・ビューに表示する最大お知らせ数。
linksview.page_size
: お知らせのリンク・ビューに表示する最大お知らせ数。
announcements.expiration.days
: お知らせを表示し、編集可能にする日数。
コマンドの構文と例は、『WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』のディスカッションおよびお知らせに関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
次のURLを使用してディスカッション・サーバーへのアクセスを試みます。
http://host:port/owc_discussions
すべての公開情報をリストするページが表示されるはずです。
WLSTコマンドaddDiscussionsServerAdmin
は、ディスカッション・サーバーのシステム管理者権限をユーザーまたはグループに付与します。WLSTコマンドaddDiscussionsCategoryAdmin
は、ディスカッション・サーバーのカテゴリ管理者権限を特定のカテゴリIDのユーザーまたはグループに付与します。
これらのコマンドは、現在の管理者を含まない新規のアイデンティティ・ストアにディスカッション・サーバーを接続するときに便利です。
コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のaddDiscussionsServerAdmin
に関する項およびaddDiscussionsCategoryAdmin
に関する項を参照してください。
WebCenter Portalに対して作成されるデフォルト・ドメイン管理者は、WebCenter Portalのディスカッション・サーバーの管理者でもあります。デフォルト以外のユーザーをディスカッション・サーバーの管理者にすることも可能です。
ドメインの作成時に、他の任意のユーザーをドメイン管理者として指定すると、ドメインのすべての管理権限がそのユーザーに付与されます。ただし、ドメイン作成後に、WebCenter Portalとディスカッション・サーバーの両方で、そのデフォルト以外のユーザーに管理者ロールを手動で付与する必要があります。WebCenter Portalのデフォルト以外のユーザーに管理者権限を付与する方法の詳細は、「WebCenter Portal管理者ロールの付与」を参照してください。
WebCenter Portalのディスカッション・サーバーの場合、デフォルト・ユーザーはスーパー管理者です。この項では、デフォルト以外のユーザーに管理者権限を付与する方法について説明します。
WLSTコマンドのaddDiscussionsServerAdmin
では、ディスカッション・サーバーのシステム管理者権限をユーザーまたはグループに付与できます。これは、ディスカッション・サーバーを新しいアイデンティティ・ストアに接続するときに役立ちます。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebCenter WLSTコマンド・リファレンス』のaddDiscussionsServerAdmin
に関する項を参照してください。
WebCenter Portalのディスカッション・サーバーの管理者ロールをデフォルト以外のユーザーに付与する手順は次のとおりです。
ディスカッション・フォーラムでは、メンバーはプロジェクトやコミュニティの目標に関連するコンテンツを取得、共有および保存できます。
注意:
この項で説明するタスクを実行するには、WebCenter PortalのAdministrator
(Portal Server - Manage All
)権限が必要です。
管理者は、WebCenter Portalの管理ページ(図8-5)から、アプリケーション全体に対するディスカッション・フォーラム・オプションの設定を行います。
「ディスカッション」ページから、ディスカッション関連の設定の構成と、ディスカッション・サーバー管理ページへのアクセスを行えます。
注意:
システム管理者は、WebCenter Portalとディスカッション・サーバーとの間の接続をメンテナンスします。この接続に関する問題が発生した場合は、システム管理者に問題を報告してください。「ディスカッション・サーバーの登録」も参照してください。
便宜性のために、ディスカッション・サーバーの管理コンソール(ディスカッション・フォーラムの構成と管理のためのWebベースのツール)には、WebCenter Portalの管理ページからアクセスできます。ディスカッション・サーバーの管理コンソールでは、すべてのカテゴリおよびフォーラムに移動して、それらのプロパティを編集したり、新しいカテゴリおよびフォーラムを作成することができます。また、ディスカッション・サーバーのキャッシュ、セキュリティ、およびその他の各種プロパティを設定できます。
注意:
「フォーラム管理」リンクが動作しない場合は、シングル・サインオンまたはHTTPSが構成されている可能性があります。システム管理者は、パブリックの外部URLを指定(linkURL
プロパティを使用)する必要があります。
WebCenter Portalの管理者は、WebCenter Portalのすべてのディスカッションおよびお知らせが格納されるディスカッション・サーバー上のルート・カテゴリを変更できます。
デフォルトのシステム・ルート・カテゴリは、ほとんどの場合で適切ですが、別の場所を選択することもできます。これは、WebCenter Portalが、複数のアプリケーションのディスカッション・フォーラムをホストしているディスカッション・サーバーに接続しているときに役立つことがあります。
次が推奨されます。
WebCenter Portalに専用のカテゴリを選択してください。複数のOracle WebCenter Portalが同一のルート・カテゴリを共有すると、競合が発生する可能性があります。
WebCenter Portalの稼働後に、ルート・カテゴリを切り替えないでください。ルート・カテゴリを変更すると、古いルートに含まれるすべてのディスカッション・フォーラムは引き続き動作しますが、古いカテゴリに格納されたディスカッションまたはお知らせへのリンクは作成できなくなります。
既存のディスカッションは、データ・コピー・オプションで保存したポータル・テンプレートに保持できます。たとえば、WebCenter Portalの「管理」の「ツールとサービス」→「ディスカッション」ページで、テンプレートにコピーする最近のトピックと返信の数(1から25まで)を入力します。
ポータル・テンプレートは、指定したルート・カテゴリで1つまたは複数のフォーラムをサポートします。いくつかのテンプレートでは、そのテンプレートに基づいた新しいポータルごとに、ルート・カテゴリに1つのフォーラムが自動的に作成されます。
ディスカッション・フォーラムの格納場所を指定するには: