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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalの使用
12c (12.2.1.2.0)
E82739-01
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17 コンテンツのコントリビュートと公開

WebCenter Portalは、自分のポータルのページに、イメージ、書式設定済テキスト、埋込みビデオなどの単純なコンテンツを素早く簡単にコントリビュートおよび公開する方法を提供します。

関連項目:

ポータル・コンテンツを使用したり、ポータルにコンテンツを追加する場合にWebCenter Portalで使用できる様々なオプションの概要は、「ポータルへのコンテンツの追加の概要」を参照してください。

この章の内容は次のとおりです。

権限

この章のタスクを実行するには、ポータルレベルの権限Contribute Page Contentを付与されているか、または個々のページでContribute権限を付与されているロールのメンバーである必要があります。

17.1 コンテンツのコントリビュートと公開について

自分のポータルのページにテキスト、イメージおよび埋込みビデオを追加できます。

適切な権限を持っている場合は、コントリビューション・モードに入り、次のタイプのコンテンツを自分のポータルに追加できます。

  • ページにイメージ・コンポーネントが含まれる場合は、ページにピクチャ(ロゴ、バナー、写真、ダイアグラムなど)を追加できます。詳細は、「イメージのコントリビュートと公開」を参照してください。

  • ページにスタイル・テキスト・コンポーネントが含まれる場合は、短いテキスト(タイトル、見出し、署名、キャプションなど)をページに配置できます。テキストに使用されるスタイルはページの設計者が決定し、ユーザーは変更できません。詳細は、「事前定義済書式のテキストのコントリビュートと公開」を参照してください。

  • ページにテキスト・コンポーネントが含まれる場合は、より長いテキスト(ニュース記事の本文、プレス・リリース、レビュー、イベントの説明、手順のリストなど)をページに配置できます。独自の書式を適用したり、ハイパーリンクをテキストに追加することができます。詳細は、「リッチ・テキストのコントリビュートと公開」を参照してください。

    テキスト・コンポーネントを使用して、ページに埋込みビデオを配置することもできます。詳細は、「ビデオのコントリビュートと公開」を参照してください。

たとえば、1ページに、ページ・バナー用のイメージ・コンポーネントを含め、その後、ヘッドライン用のスタイル・テキスト・コンポーネントとページのメイン・コンテンツ用の別のテキスト・コンポーネントを含めることができます。図17-1は、コンテンツ公開を使用して作成されたページの例を示しています。

図17-1 コンテンツ公開のページ例

図17-1の説明が続きます
「図17-1 コンテンツ公開のページ例」の説明

テキストまたはイメージ・コンポーネントを編集する場合は、そのコンポーネント用の適切な編集ツールにアクセスします。テキスト・コンポーネントはテキスト書式設定ツールとテキスト入力領域を提供し、スタイル・テキスト・コンポーネントはテキスト入力領域のみを提供し、イメージ・コンポーネントは公開するイメージのプロパティを指定できるダイアログを提供します。

ポータル管理設定でページ下書きが有効化されている場合は、ページ・コントリビューションを調整した後、ポータルを表示する他のユーザーが使用できるようにできます。Edit PageまたはContribute Page Content権限を持つユーザーは、ページを表示する場合、(変更をプレビューするための)ページ下書きの最新の更新内容の表示と、(変更されていない)公開済の最新ページの表示を切り替えることができます。これらの権限がいずれもないユーザーには、公開済の最新ページのみが常に表示されます。ページの更新に問題がなく、それらが承認された場合、適切な権限を持つユーザーはページを公開でき、すべてのユーザーが変更内容を見ることができます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・ページの公開に関する項を参照してください。

Wikiおよびブログでのコンテンツの公開の詳細は、「Wikiの使用」および「ブログの使用」を参照してください。

追加の権限を持つユーザーは、より複雑なコンテンツを公開できます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のコンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開に関する項を参照してください。

17.2 コントリビューション・モードの開始

コンテンツの投稿が可能なロールである場合は、ページの表示中にコントリビューション・モードに入り、イメージ、テキストおよびビデオをページに追加できます。

コントリビューション・モードに入るには、次の手順を実行します。

  1. コンテンツを追加するページに移動します。
  2. フローティング・ツールバーで、「コントリビュート」(図17-2)をクリックします。

    図17-2 フローティング・ツールバーの「コントリビュート」ボタン

    フローティング・ツールバーの「コントリビュート」ボタン

    ヒント

    • デフォルトでは、フローティング・ツールバーはページの右上、ツールバーのすぐ下に表示されますが、ツールバーの左のハンドルを使用して任意の位置にドラッグすることで、ページ上を移動できます。

    • フローティング・ツールバーまたは「コントリビュート」オプションが表示されない場合は、コンテンツにコントリビュートする権限がありません。

    • コントリビューション・モードを開始および終了するキーボード・ショートカットは[Ctrl] + [Shift] + [C]です。

  3. コンテンツをコントリビュートできるページ上のコンポーネントは、点線の境界線で強調表示されます(図17-3)。

    図17-3 コントリビューション・モードのコンテンツ公開コンポーネントが含まれるページ

    図17-3の説明が続きます
    「図17-3 コントリビューション・モードのコンテンツ公開コンポーネントが含まれるページ」の説明

    ヒント:

    点線の境界線で囲まれたコンポーネントが表示されない場合は、現在のページにコンテンツ公開コンポーネントが含まれていないことを意味します。コンテンツ公開コンポーネントが含まれるページに移動するか、または現在のページのコンテンツを公開する必要がある場合はポータル・マネージャに連絡します。

  4. 次のいずれかの項の説明に従って、コンテンツを提供します。
  5. コンテンツの作成が完了したら、フローティング・ツールバーの「保存」をクリックします。

    変更を破棄することにした場合は、フローティング・ツールバーの「アクション」をクリックし、「変更の破棄」を選択します。次に、「保存」をクリックしてビュー・モードに戻ることができます。

    「アクション」メニューの「変更の破棄」オプション

    ビュー・モードに戻ります。

    • ページ下書きが有効な場合、ビュー・モードには2つの異なるページ・ビューが含まれ、フローティング・ツールバーはこれらのビューを切り替えるトグルを提供します。

      • ページ下書きビュー-フローティング・ツールバーの青いアイコンは、ページ下書きが表示されていることを意味し、その下書きを公開したときにページの外観がどのようになるかを示します。現在公開されているページを表示するには、このアイコンをクリックします。

      • 公開済ページ・ビュー-フローティング・ツールバーの濃いグレーのアイコンは、現在公開されているページが表示されていることを意味し、ここにはコントリビューション・モードで行った変更は含まれていません。ページ下書きを表示するには、このアイコンをクリックします。

        ページ下書きなし-フローティング・ツールバーの薄いグレーのアイコンは、そのページに現在ページ下書きがないことを示します。

      コントリビューションで行った変更は、ページ下書きがポータル・マネージャまたはそのページの公開権限を持つユーザーが公開するまでページの閲覧者に表示されません。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築』のポータル・ページの公開に関する項を参照してください。

    • ページ下書きが無効な場合、変更はビュー・モードですべてのユーザーに即座に表示されます。

17.3 イメージのコントリビュートと公開

ページにイメージ・コンポーネントが含まれる場合は、イメージをページに追加できます。

イメージのURLを指定してそのイメージを特定したり、Oracle WebCenter Content Serverリポジトリからのイメージを含めることができます。

注意:

コンテンツ・リポジトリからのイメージを使用する場合は、そのイメージがリポジトリにすでに存在する必要があります。「イメージの編集」ダイアログ内からリポジトリにイメージをアップロードすることはできません。

イメージにリンクを追加するには、そのイメージをクリックしたときに表示するポータル・ページ、外部URLまたはWebCenter Content Serverアイテムを指定します。詳細は、「イメージへのハイパーリンクの追加」を参照してください。

イメージをコントリビュートおよび公開するには、次の手順を実行します。

  1. イメージを追加するイメージ・コンポーネントを含むページに移動します。
  2. コントリビューション・モードに入ります。

    詳細は、「コントリビューション・モードの開始」を参照してください。

  3. イメージ・コンポーネントの任意の場所をクリックするか、「コントリビュート」アイコン(図17-4)をクリックします。

    図17-4 「コントリビュート」アイコン

    「コントリビュート」アイコン
  4. 「イメージの編集」ダイアログの「イメージ」タブで、「イメージの位置」ドロップダウン・リストから次を選択します。

    注意:

    イメージは慎重に選択してください。このコンポーネントのイメージに特定のサイズが定義されている場合、そのサイズに合うようにイメージが拡大または縮小されます。サイズが指定されていない場合、イメージが小さすぎるときには周囲が余白で埋められ、大きすぎるときにはスクロールバーが表示されます。

  5. 「説明」フィールドに、イメージの簡単な説明を入力します。

    この説明は、イメージの代替テキストとして使用され、ユーザーがイメージにマウス・カーソルを重ねたときに表示されます。説明は、スクリーン・リーダーで読み取ることもできます。

  6. 「OK」をクリックして、イメージをプレビューします。

17.4 リッチ・テキストのコントリビュートと公開

ページにテキスト・コンポーネントが含まれる場合は、テキストをページに追加し、独自の書式を適用できます。たとえば、テキスト・コンポーネントを使用して、アイテムのリスト、記事またはプレス・リリースを公開できます。

リッチ・テキストをコントリビュートおよび公開するには、次の手順を実行します。

  1. テキストを追加するテキスト・コンポーネントを含むページに移動します。
  2. コントリビューション・モードに入ります。

    詳細は、「コントリビューション・モードの開始」を参照してください。

  3. テキスト・コンポーネントの任意の場所をクリックするか、「コントリビュート」アイコン(図17-7)をクリックします。

    図17-7 「コントリビュート」アイコン

    「コントリビュート」アイコン
  4. テキスト・コンポーネントで、ページで公開するテキストを入力します。

    ヒント

    • テキスト・コンポーネントはコンテンツの詳細な部分用です。コンテンツの短い部分(見出しなど)を追加する場合は、スタイル・テキスト・コンポーネントを使用します。

    • 既存のテキストをテキスト・コンポーネントに貼り付けることができます。すべてのHTML書式設定が保持されます。

  5. 図17-8に示す書式設定ツールを使用して、テキストの外観を変更します。

    図17-8 書式設定ツールが含まれたテキスト・コンポーネント

    図17-8の説明が続きます
    「図17-8 書式設定ツールが含まれたテキスト・コンポーネント」の説明

    たとえば、次の操作が可能です。

    • テキストのフォント、サイズまたは色を変更します

    • テキスト効果(太字、斜体、取消線など)を適用します

    • コンポーネント内のテキストの位置合せまたはインデントを行います

    • 箇条書きリストまたは番号付きリストを作成します

    • ハイパーリンクを追加します(詳細は、「リッチ・テキストへのハイパーリンクの追加」を参照)

    注意:

    デフォルトで、このテキストはページのスキンの定義に従って書式設定されます。テキストのフォント(フォント・フェイス、サイズ、スタイル、色など)を変更した場合、この変更はスキンの設定よりも優先されます。

  6. テキストをプレビューするには、テキスト・コンポーネントの外側の任意の場所をクリックします。

17.5 事前定義済書式のテキストのコントリビュートと公開

ページにスタイル・テキスト・コンポーネントが含まれる場合は、見出し、タイトルまたはキャプションを追加できます。スタイル・テキスト・コンポーネントのテキストは、あらかじめ決められた設定に応じて書式設定されます。

事前定義済書式のテキストをコントリビュートおよび公開するには、次の手順を実行します。

  1. テキストを追加するスタイル・テキスト・コンポーネントを含むページに移動します。
  2. コントリビューション・モードに入ります。

    詳細は、「コントリビューション・モードの開始」を参照してください。

  3. スタイル・テキスト・コンポーネントの任意の場所をクリックするか、「コントリビュート」アイコン(図17-9)をクリックします。

    図17-9 「コントリビュート」アイコン

    「コントリビュート」アイコン
  4. スタイル・テキスト・コンポーネントで、ページで公開するテキストを入力します。

    ヒント:

    スタイル・テキスト・コンポーネントは、コンテンツの短いアイテム(見出しやキャプションなど)用であり、より詳細なテキストを提供する場合はテキスト・コンポーネントを使用します。

  5. テキストをプレビューするには、スタイル・テキスト・コンポーネントの外側の任意の場所をクリックします。
    テキストでは、コンポーネントに定義された書式設定が使用されます。

17.6 ビデオのコントリビュートと公開

ページにビデオを追加する場合は、テキスト・コンポーネントを使用して、ビデオを埋め込むコードを入力できます。

ビデオをコントリビュートおよび公開するには、次の手順を実行します。

  1. ビデオを埋め込むコードをコピーします。

    次に例を示します。

    <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/3zdv65Kzw54" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

    ヒント:

    このコード部分を取得する手順は、ビデオのソースによって異なります。

  2. ビデオを追加するテキスト・コンポーネントを含むページに移動します。
  3. コントリビューション・モードに入ります。

    詳細は、「コントリビューション・モードの開始」を参照してください。

  4. ビデオを追加するテキスト・コンポーネントの任意の場所をクリックするか、「コントリビュート」アイコン(図17-10)をクリックします。

    図17-10 「コントリビュート」アイコン

    「コントリビュート」アイコン
  5. リッチ・テキスト・エディタで、「ソース・コード編集モード」アイコン(図17-11)をクリックします。

    図17-11 「ソース・コード編集モード」アイコン

    「ソース・コード編集モード」アイコン
  6. テキスト領域で、前の手順でコピーしておいた、ビデオを埋め込むコードを貼り付けます(図17-12)。

    図17-12 テキスト・コンポーネント内の、ビデオを埋め込むコード

    図17-12の説明が続きます
    「図17-12 テキスト・コンポーネント内の、ビデオを埋め込むコード」の説明
  7. ビデオをプレビューするには、テキスト・コンポーネントの外側の任意の場所をクリックします(図17-13)。

17.7 イメージへのハイパーリンクの追加

イメージにハイパーリンクを追加して、クリック可能にできます。

イメージにハイパーリンクを追加するには、次の手順を実行します。

  1. ハイパーリンクを追加するイメージを含むページに移動し、コントリビューション・モードに入ります。

    詳細は、「コントリビューション・モードの開始」を参照してください。

  2. ハイパーリンクを追加するイメージ・コンポーネントの任意の場所をクリックするか、「コントリビュート」アイコン(図17-14)をクリックします。

    図17-14 「コントリビュート」アイコン

    「コントリビュート」アイコン
  3. 「イメージの編集」ダイアログの「リンク」タブで、「リンク・タイプ」リストから次のように選択します。
    • 「リンクなし」: イメージをクリック可能にしない場合。

    • 「ページ」: リンク宛先を現在のポータル内の別のページとして指定します。

      ページ・ブラウザで、イメージがクリックされたときに表示するポータル・ページを選択します(図17-15)。

      図17-15 ポータル・ページへのイメージ・リンク

      図17-15の説明が続きます
      「図17-15 ポータル・ページへのイメージ・リンク」の説明
    • 「外」: リンク宛先を外部URLとして指定します。

      「宛先URL」フィールドで、イメージがクリックされたときに表示する外部ページのURLを入力します(図17-16)。

      図17-16 外部URLへのイメージ・リンク

      図17-16の説明が続きます
      「図17-16 外部URLへのイメージ・リンク」の説明
    • 「コンテンツ」: リンク宛先をOracle WebCenter Content Serverリポジトリからのアイテムとして指定します。

      リポジトリ・ブラウザで、イメージがクリックされたときに表示するコンテンツ・アイテムを検索して選択します(図17-17)。

      図17-17 コンテンツ・アイテムへのイメージ・リンク

      図17-17の説明が続きます
      「図17-17 コンテンツ・アイテムへのイメージ・リンク」の説明
  4. 「ターゲット」ドロップダウン・リストから、次を選択します。
    • 同じウィンドウ 現在のページから移動して、現在のブラウザ・ウィンドウでリンク宛先を表示する場合。

    • 新規ウィンドウ 新規ブラウザ・ウィンドウでリンク宛先を表示する場合。

    ターゲットを指定しない場合、ブラウザのデフォルト動作に従い、通常は現在のブラウザ・ウィンドウでリンクを開きます。

  5. 「OK」をクリックして、イメージをプレビューします。

17.8 リッチ・テキストへのハイパーリンクの追加

テキスト・コンポーネントのテキストにハイパーリンクを追加できます。

リッチ・テキストにハイパーリンクを追加するには、次の手順を実行します。

  1. ハイパーリンクを追加するテキストを含むページに移動し、コントリビューション・モードに入ります。

    詳細は、「コントリビューション・モードの開始」を参照してください。

  2. ハイパーリンク・を追加するテキスト・コンポーネントの任意の場所をクリックするか、「コントリビュート」アイコン(図17-18)をクリックします。

    図17-18 「コントリビュート」アイコン

    「コントリビュート」アイコン
  3. テキスト・コンポーネントで、リンクを追加する場所にカーソルを置き、「リンクの追加」アイコン(図17-19)をクリックします。

    ヒント:

    ハイパーリンクに変えるテキストがテキスト・コンポーネントにすでに含まれる場合は、そのテキストを選択してから「リンクの追加」をクリックします。

    図17-19 「リンクの追加」アイコン

    「リンクの追加」アイコン
  4. 「リンクの追加」ダイアログで、「リンク・タイプ」ドロップダウン・リストから次を選択します。
    • 「ページ」: リンク宛先を現在のポータル内の別のページとして指定します。

      ページ・ブラウザで、リンクがクリックされたときに表示するポータル・ページを選択します(図17-20)。

      図17-20 ポータル・ページへのリンク

      図17-20の説明が続きます
      「図17-20 ポータル・ページへのリンク」の説明
    • 「外」: リンク宛先を外部URLとして指定します。

      「宛先URL」フィールドで、リンクがクリックされたときに表示する外部ページのURLを入力します(図17-21)。

      図17-21 外部URLへのリンク

      図17-21の説明が続きます
      「図17-21 外部URLへのリンク」の説明
    • 「コンテンツ」: リンク宛先をOracle WebCenter Content Serverリポジトリからのアイテムとして指定します。

      リポジトリ・ブラウザで、リンクがクリックされたときに表示するコンテンツ・アイテムを検索して選択します(図17-22)。

      図17-22 コンテンツ・アイテムへのリンク

      図17-22の説明が続きます
      「図17-22 コンテンツ・アイテムへのリンク」の説明
  5. 「表示テキスト」フィールドに、ハイパーリンクに使用するテキストを入力します。ここで値を入力しない場合、値はリンク宛先から決定されます。

    注意:

    テキスト・コンポーネントでテキストを選択した場合、選択されたテキストが「表示テキスト」フィールドに事前移入されます。

  6. 「ターゲット」ドロップダウン・リストから、次を選択します。
    • 同じウィンドウ 現在のページから移動して、現在のブラウザ・ウィンドウでリンク宛先を表示する場合。

    • 新規ウィンドウ 新規ブラウザ・ウィンドウでリンク宛先を表示する場合。

    ターゲットを指定しない場合、ブラウザのデフォルト動作に従い、通常は現在のブラウザ・ウィンドウでリンクを開きます。

  7. 「OK」をクリックします。
  8. リンクを削除するには、ハイパーリンクされたテキストを選択し、「リンクの削除」アイコン(図17-23)をクリックします。

    図17-23 「リンクの削除」アイコン

    「リンクの削除」アイコン
  9. テキストをプレビューするには、テキスト・コンポーネントの外側の任意の場所をクリックします。

17.9 様々な言語でのコンテンツのコントリビュートと公開

ユーザー(またはその他のコンテンツ・コントリビュータ)は、最初にポータルのデフォルト言語でコンテンツを追加した後、ローカライズされたコンテンツを提供するためにそのコンテンツを異なる言語で公開できます。

注意:

WebCenter Portalでは、公開済コンテンツは自動的に翻訳されないため、コンテンツ・コントリビュータが翻訳済コンテンツを提供する必要があり、この翻訳済コンテンツは、他のユーザーがその言語でポータルを表示した場合に表示されます。

様々な言語でコンテンツをコントリビュートおよび公開するには、次の手順を実行します。

  1. 優先言語がローカライズ・バージョンの追加対象の1つに設定されていることを確認します。

    詳細は、「優先表示言語の選択」を参照してください。

  2. ローカライズするコンテンツが含まれるページに移動し、コントリビューション・モードに入ります。

    詳細は、「コントリビューション・モードの開始」を参照してください。

  3. 既存のコンテンツを、適切な言語の同等のコンテンツで上書きします。

    ローカライズされた次のコンテンツを提供できます。

    • テキスト・コンポーネントまたはスタイル・テキスト・コンポーネントのテキスト

    • イメージの場所

    • イメージの説明

    • イメージまたはテキストのリンク宛先

    様々なコンテンツ・コントリビューションおよびパブリッシング・コンポーネントの詳細は、「イメージの投稿および公開」「リッチ・テキストの投稿および公開」および「事前定義済書式のテキストの投稿および公開」を参照してください。

    コンテンツが公開されると、ローカライズされたコンテンツのコントリビュートに使用された言語と自分の言語が一致するユーザーには、ローカライズされたコンテンツが表示され、自分の言語が異なる言語に設定されているユーザーには、その言語用に公開されたコンテンツが表示されます。ある言語に対してローカライズされたコンテンツが提供されていない場合は、ポータルのデフォルト言語で提供されたコンテンツがユーザーに表示されます。