WebLogic ServerのためのFusion Middleware Controlヘルプ

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サーバー: 管理: クラスタ

構成オプション     

このページでは、このサーバーのクラスタ構成を定義します。WebLogic Serverクラスタは、互いに連携するサーバー・インスタンスの集まりであり、スケーラビリティと信頼性の高いアプリケーション・プラットフォームを提供します。

構成オプション

名前 説明
レプリケーション・グループ

サーバー上で作成されたプライマリHTTPセッション・ステートのレプリカのホストとして検討される優先的なクラスタ化されたインスタンスを定義します。

MBean属性
ServerMBean.ReplicationGroup

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

セカンダリ・プリファレンス・グループ

サーバー上で作成されたプライマリHTTPセッション・ステートのレプリカのホストとして検討されるセカンダリのクラスタ化されたインスタンスを定義します。

MBean属性:
ServerMBean.PreferredSecondaryGroup

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

クラスタの重み

クラスタ内の他サーバーとの比較で、このサーバーにかかる負荷の割合。

すべてのサーバーにデフォルトの重みまたは同じ重みが指定されている場合、各サーバーに同じ割合で負荷がかかります。あるサーバーの重みが50で他のサーバーの重みがすべて100になっている場合は、重みが50のサーバーには他のサーバーの半分の負荷がかかります。

MBean属性:
ServerMBean.ClusterWeight

最小値: 1

最大値: 100

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

インタフェース・アドレス

このサーバーがマルチキャスト・トラフィックに対して使用するNICのIPアドレス。

MBean属性:
ServerMBean.InterfaceAddress

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

レプリケーション・ポート

Exalogicマシン上でWLSを実行している場合、クラスタ・レプリケーションの通信は複数のレプリケーション・チャネルを通じて送信されます。ただし、クラスタ化された各サーバー・インスタンスに、複数のレプリケーション・チャネルを構成する必要はありません。各サーバーに構成する必要があるのは、明示的なIPアドレスが設定された1つのレプリケーション・チャネルのみで、replicationPortsの範囲を各サーバーに指定できます。たとえば、7001から7010の範囲を指定すると、指定されたサーバーに対して、7001から7010のポートに10個のレプリケーション・チャネルが作成されます。これらのチャネルは、構成されたレプリケーション・チャネルのリスニング・ポートを除くすべてのプロパティを継承します。これらのチャネルの名前は構成されたレプリケーション・チャネルから導出されて、接尾辞{x}が付加されます。xは、指定された追加ポート数に従って1、2..のようになります。パブリック・ポートはこれらの追加チャネルのリスニング・ポートと同じです。

MBean属性:
ServerMBean.ReplicationPorts

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。


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