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Oracle® R Enterpriseユーザーズ・ガイド
リリース1.5
E67082-02
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2.1.1.1 ore.connect関数の使用について

Oracle R Enterpriseの使用を開始するには、最初にore.connect関数を使用してOracle Databaseインスタンスのスキーマに接続します。Rセッション中に同時に存在できるのは、1つのOracle R Enterprise接続のみです。Rセッションがすでにデータベースに接続されている場合にore.connectを呼び出すと、アクティブな接続を終了してから新しい接続を開きます。接続を試みる前に、ore.is.connected関数を使用してアクティブな接続が存在するかどうかを確認できます。

ore.disconnect関数を使用して明示的に接続を終了します。ore.disconnectを呼び出さない場合は、Rセッションの終了時に接続が自動的に終了されます。ore.disconnectの詳細は、「ore.disconnect関数の使用について」を参照してください。

ore.connecttype引数を使用して、接続のタイプ(ORACLEまたはHIVE)を指定します。HIVE接続タイプは、HadoopクラスタのHive表に接続します。ORACLE接続タイプは、Oracle Databaseインスタンスのスキーマに接続します。typeのデフォルト値はORACLEです。

接続タイプがHIVEの場合、ore.connectは他の引数をすべて無視します。HadoopおよびHiveのOracle R Connectorの詳細は、Oracle Big Data Connectorsユーザーズ・ガイドを参照してください。HIVEオプションは、Oracle R Advanced Analytics for Hadoop (ORAAH)をHadoopクラスタとともに使用している場合にのみ適用されます。ORAAHは、Big Data Applianceに対するOracle Big Data Connectorsオプションの一部です。

接続タイプがORACLEの場合は、次を実行します。