各データベース・スキーマには、指定したOracle R Enterpriseデータストアを格納する表があります。データストアにはOracle R Enterpriseオブジェクトおよび標準のRオブジェクトを含めることができます。
ore.save
関数を使用してデータストアを作成できます。データストアの作成時にそのデータストアの名前を指定します。オブジェクトを1つ以上のデータストアに保存できます。
データストアにデータベース・オブジェクトのOracle R Enterpriseプロキシ・オブジェクトが含まれているかぎり、データベース・オブジェクトはRセッション間で保持されます。たとえば、OREdm
パッケージでore.odmNB
関数を使用してOracle Data MiningのNaive Bayesモデルを構築することもできます。構築されたore.odmNB
オブジェクトをデータストアに保存してRセッションを終了した場合、Oracle DatabaseはそのOracle Data Miningモデルを削除しません。ore.odmNB
オブジェクトが含まれいるデータストアがない場合は、Rセッションを終了すると、データベースは自動的にそのモデルを削除します。