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Oracle® R Enterpriseユーザーズ・ガイド
リリース1.5
E67082-02
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6.3.1.1 SQL表関数のパラメータ

SQL表関数の中には、共通のパラメータを持つものもあれば、その関数に固有のパラメータを持つものもあります。SQL表関数のパラメータは次のとおりです。


表6-2 SQL表関数のパラメータ

パラメータ 説明

INP_CUR

EXP_NAMで指定されているR関数への入力となるデータを指定するカーソル。rqEvalを除くすべてのSQL表関数の最初の引数は、R関数の入力データを指定するカーソルです。

PAR_CUR

R関数に渡す引数を指定するカーソル。パラメータ・カーソルは、単一行のスカラー値で構成されます。引数には文字列または数値を指定できます。カーソル内には複数の引数を指定できます。R関数への引数では大/小文字が区別されるため、列名などの名前は二重引用符で囲む必要があります。

カーソル内には、Oracle R Enterprise制御引数やシリアライズされたRオブジェクト(Oracle R Enterpriseデータストア内にある予測モデルなど)の名前をスカラー値として指定することもできます。

R関数への引数も制御引数も渡さない場合は、このパラメータ・カーソルの値をNULLにできます。

OUT_QRY

出力表の定義。この引数の値は、NULLか、EXP_NAMで指定されているR関数により返されたR data.frameの構造を定義する文字列にすることができます。文字列は、SELECT文、'XML'または'PNG'にできます。

GRP_COL

rqGroupEval関数の場合、グループ化列の名前。

ROW_NUM

rqRowEval関数の場合、R関数の各呼出しに渡す行数。

EXP_NAM

Oracle R EnterpriseのRスクリプト・リポジトリ内のスクリプトの名前。