Oracle R EnterpriseのSQL表関数は、表を返します。表の構造と内容は、SQL表関数に渡されたR関数の結果と、OUT_QRY
パラメータによって決定されます。R関数はdata.frame
オブジェクト、他のRオブジェクトおよびグラフィックを返すことができます。R関数の結果を表す表の構造は、次のいずれかのOUT_QRY
値によって指定されます。
NULL:
データ・オブジェクトとイメージ・オブジェクトの両方を含む可能性のあるシリアライズ・オブジェクトを持つ表が返されます。
SELECT
文で指定された表シグネチャ: 定義された構造の表が返されます。R関数の結果はdata.frame
となる必要があります。イメージは返されません。
文字列'XML'
: XML文字列での構造化データとグラフ・イメージの両方を含む可能性のあるCLOBを持つ表が返されます。イメージでないRオブジェクト(data.frame
やmodel
オブジェクトなど)が最初に提供され、次にbase 64でエンコードされたイメージのPNG表示が続きます。
文字列'PNG'
: PNG形式のグラフ・イメージを含むBLOBを持つ表が返されます。表には、列名name
、id
およびimage
が含まれます。