「リクエストの管理」ページでワークスペース・サービス・リクエストと変更リクエストを承認および拒否します。
インスタンス管理者は、ワークスペース管理者が作成したサービス・リクエストを承認または拒否します。
サービス・リクエストは、次の2つのカテゴリに分けられます。「ワークスペース・リクエスト」を使用すると、ユーザーはセルフ・サービス方式でワークスペースを直接リクエストできます。たとえば、ユーザーはログイン・ページのリンクをクリックすることでリクエスト・フォームにアクセスできます。インスタンス管理者がこのワークスペースリクエストを承認すると、各ユーザーに適切なログイン情報の電子メールが自動的に送信されます。ワークスペース・リクエストを使用するには、インスタンス管理者がセルフ・サービスの割当てステータスとして、「インスタンスの設定」ページで「リクエスト」を選択する必要があります。
「変更リクエスト」を使用すると、ユーザーは、既存のワークスペースを変更できます(新しいスキーマの追加、ディスク領域制限の引き上げなど)。
「インスタンス管理」ホームページで、保留中の新しいサービス・リクエストおよび変更リクエストのサマリーを表示します。保留中のリクエストの合計数は、「保留中のリクエスト」リージョンに表示されます。
「インスタンス管理」ホームページで保留中の新しいサービス・リクエストおよび変更リクエストのサマリーを表示するには:
「リクエストの管理」ページで保留中のサービス・リクエストを表示します。
サービス・リクエストの管理ページから保留中のサービスを表示するには、次の手順を実行します。
「ワークスペース・リクエスト」では、ユーザーがリクエスト・フォームにアクセスするためのログイン・ページのリンクをクリックすることで、ワークスペースをリクエストできます。送信した場合、インスタンス管理者はそのリクエストを確認し、承認または拒否することができます。
インスタンス管理者は、定義されたプロビジョニング・ステータスに応じたワークスペース・リクエスト・プロセスの動作を決定します。
割当ての動作方法を決定するには、インスタンス管理者は、「インスタンスの設定」ページで次のいずれかの「プロビジョニング・ステータス」オプションを選択します。
手動: インスタンス管理者が新しいワークスペースを作成し、ワークスペース管理者にログイン情報を通知します。
リクエスト - ユーザーがセルフ・サービス方式で直接ワークスペースをリクエストします。ユーザーはログイン・ページのリンクをクリックしてリクエスト・フォームにアクセスします。ワークスペース・リクエストが承認されると、該当するログイン情報が電子メールで自動的にユーザーに送信されます。
電子メールの検証でのリクエスト - このモードでは、ユーザーがサインイン・ページでリンクをクリックしてワークスペースを直接リクエストし、リクエスト・フォームにアクセスします。各ユーザーは、検証リンクを含む電子メールを最初に受信します。ユーザーが検証リンクをクリックすると、リクエストが処理されます。ユーザーは、この後サインイン・ページを使用してワークスペースにアクセスできます。
サインイン・ページのリンクを使用してユーザーがワークスペースをリクエストできるようにするには、インスタンス管理者は、プロビジョニング・ステータスを「リクエスト」または電子メールの検証でのリクエストにする必要があります。割当てステータスが「手動」に設定されている場合、サインイン・ページにリンクが表示されません。
電子メールの検証でのリクエストの概要
ワークスペースでプロビジョニング・ステータス電子メールの検証でのリクエストを使用している場合、インスタンス管理者がワークスペースリクエストを承認すると、次のイベントが発生します。
検証リンクを含む電子メールがユーザーに送信されます。
ユーザーが検証リンクをクリックすると、ワークスペースが作成されます。
ログイン資格証明(ワークスペース名、ユーザー名およびパスワード)を含む別の電子メールがユーザーに送信されます。
ワークスペース・リクエストのステータスがAccepted
からApproved
に変更されます。
エラー発生時の状況。
ワークスペースの作成プロセス中にエラーが発生した場合、リクエストのステータスはRequested
に戻り、次のメッセージを含む電子メールがユーザーに送信されます。
Please contact administrator.
問題が解決されると、管理者は再度前の手順を繰り返し、リクエストを承認できます。
参照:
「すべてのワークスペース・リクエスト」ページで、保留中のワークスペース・リクエストを承認または拒否します。
保留中のワークスペース・リクエストを承認または拒否するには、次の手順を実行します。
「すべてのワークスペース・リクエスト」ページで、既存のワークスペース・リクエストのステータスを変更します。
既存のワークスペース・リクエストのステータスを変更するには、次の手順を実行します。
注意:
「プロジェクト・ステータス」を「リクエスト済」に変更する場合は注意してください。「リクエスト済」でもワークスペースの割当ては可能ですが、アカウントの割当て方法によってはデータが破損する場合があります。割当てシステムでは、「リクエスト済」のワークスペース・リクエストにはワークスペース管理者または開発者用の対応するスキーマおよびディクショナリ・エントリが存在しないとみなされます。「承認」のワークスペースの「プロジェクト・ステータス」を「リクエスト済」に変更する必要がある場合は、まずサービスを終了してから、ステータスを「リクエスト済」に変更します。
「変更リクエスト」を使用すると、ユーザーは、既存のワークスペースを変更できます(新しいスキーマの追加、使用可能なディスク領域の引上げなど)。送信した場合、インスタンス管理者はその変更リクエストを確認し、承認または拒否することができます