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Oracle® Application Express管理ガイド
リリース5.1
E83811-02
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1.2 ワークスペース内のアクティビティの監視

「アクティビティの監視」ページにアクセスして、ワークスペース内の開発者アクティビティおよび変更を監視します。

「アクティビティの監視」ページの機能は、ページ・ビュー、開発者アクティビティ、アクティブなセッションを追跡し、ページ・ビューの分析およびレポート、ブラウザ使用状況やクリック回数、ログイン・レポートなどの環境レポートを表示する各種のレポートにリンクしています。このセクションでは、一部のレポートのみについて、その詳細を説明します。

参照:

ワークスペース・ダッシュボードの表示開発インスタンス間のアクティビティの監視、およびOracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「APEX_ACTIVITY_LOGを使用したカスタム・アクティビティ・レポートの作成」

1.2.1 「アクティビティの監視」ページへのアクセス

「アクティビティの監視」ページを使用して、開発者アクティビティおよびアプリケーション変更情報を表示します。

アクティビティの監視ページにアクセスするには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「アクティビティのモニター」をクリックします。

    「アクティビティの監視」ページが表示されます。このページは次のセクションに分かれています。

    • ページ・ビュー - ビュー別、ユーザー別、アプリケーション別、アプリケーションとページ別、日別、時間別および対話モード・レポート別に構成されるページ・ビューのレポートが含まれます。

    • 開発者アクティビティ: 開発者、日、アプリケーション、アプリケーション変更、および日または月別に構成された開発者アクティビティのレポートを提供します。

    • セッション - アクティブ・セッションと現行のワークスペースがリストされます(レポートまたはチャート)。

    • ページ・ビューの分析 - 最も表示されたページ、日別のページ・ビュー、日別の使用状況(チャート)、重み付けされたページ・パフォーマンスおよびWebシート・ページ・ビューなどのレポート分析ページ・ビューが含まれます。

    • 環境 - ユーザー・エージェント別、ブラウザ別、外部アクセス別またはオペレーティング・システム別に構成される環境のレポートが含まれます。

    • ログイン試行回数 - ログイン試行回数、認証結果ごとのログイン試行回数および開発者ログイン・サマリーをリストしたレポートを提供します。

    • アプリケーション・エラー: アプリケーション・エラーのレポートが含まれます。

    • ワークスペース・スキーマ・レポート - スキーマの表領域使用率およびスキーマ別のデータベース権限のサマリー、ワークスペース・スキーマおよび表領域の使用率を提供します。

    • アーカイブされたアクティビティ・レポート

      - アーカイブされたレポートをリストします。
  3. 確認するレポートを選択します。

1.2.2 開発者ごとのアプリケーション変更の表示

「開発者ごとのアプリケーション変更」レポートにアクセスすると、変更されたページ数が開発者ごとに表示され、棒グラフまたは円グラフでグラフィカルに示されます。

開発者ごとにアプリケーションの変更を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「アクティビティのモニター」をクリックします。
  3. 「開発者アクティビティ」で、「開発者別」を選択します。
  4. 「期間」リストから時間を選択し、(該当する場合は)アプリケーションを選択して「設定」をクリックします。

    ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。

1.2.3 日別のアプリケーション変更の表示

「日別のアプリケーション変更」レポートにアクセスすると、アプリケーション変更数の日別の概要が表示されます。オプションでこの情報を月別または開発者別、あるいは折れ線グラフで表示できます。

日別にアプリケーションの変更を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「アクティビティのモニター」をクリックします。
  3. 「開発者アクティビティ」で、「日別」をクリックします。

    日別のアプリケーション変更ページが表示されます。

  4. 「期間」リストから時間を選択し、(該当する場合は)アプリケーションを選択して「設定」をクリックします。

    ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。

1.2.4 アクティブ・セッションの表示

セッションは、ページ・ビュー間で永続性(またはステートフルな動作)を確立する論理的な構成体です。「アクティブ・セッション」レポートを使用して、現在のワークスペース内のアクティブ・セッションを表示します。

参照:

Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドの「セッション・ステート管理の理解」

1.2.4.1 アクティブなセッションの概要。

アクティブ・セッションとは、セッション表からまだ消去されていないセッションです。

アプリケーションが実行しているかどうかにかかわらず、Application ExpressエンジンはOracle Application Expressスキーマにあるデータベース表のレコードを保持します。この表には、数値識別子(またはセッションID)、認証された(またはパブリックの)ユーザー識別子、作成日およびその他の情報が記録されます。セッションは、ページ・リクエスト間のセッション・ステートまたは永続性を有効にする重要なレコードです。「アクティブ・セッション」レポートを表示することで、開発者または管理者はワークスペースにおけるアプリケーションの使用者を確認できます。アクティブ・セッションとは、セッション表からまだ消去されていないセッションです。失効したセッションとは、最大存続期間より長く存在していたセッション、または最大アイドル時間より長く未使用だったセッションです。DBMSジョブは毎時間実行され、失効したセッションを消去します。

1.2.4.2 「アクティブ・セッション」レポートの表示

「アクティブ・セッション」レポートを表示して、現在のワークスペース内のアクティブ・セッションを表示します。

アクティブ・セッションの詳細を表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「アクティビティのモニター」をクリックします。
  3. 「セッション」で、「アクティブ・セッション」を選択します。

    ページの外観は、ページ上部にある検索バーを使用してカスタマイズできます。

  4. セッションの詳細ページを表示するには、セッションIDをクリックします。

1.2.5 スキーマ・レポートの表示

スキーマ・レポートを表示して、スキーマの表領域使用率およびスキーマ別のデータベース権限のサマリーと、現行のワークスペースで使用可能なすべてのデータベース・スキーマのリストを確認します。

スキーマ・レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「アクティビティのモニター」をクリックします。
  3. 「ワークスペース・スキーマ・レポート」で、次のレポートのいずれかをクリックします。
    • スキーマの表領域使用率

    • スキーマ別のデータベース権限

    • ワークスペース・スキーマ

    • 表領域使用率のレポート(ポップアップ)

    ページ上部にある検索バーを使用して、「データベース権限」および「ワークスペース・スキーマ」レポートの体裁をカスタマイズできます。