このプロシージャを使用して、Application ExpressのPLSQLコンポーネント、またはPLSQLプロシージャとファンクションからデバッグ・メッセージを生成します。このプロシージャは、LOG_MESSAGEと同様ですが、より長いメッセージのロギングが可能な点のみ異なります。このメッセージ・ログは、デバッグ出力で4,000の文字のチャンクに分割されます。1つのデバッグ・メッセージは4,000文字までに制限されているためです。
注意:
このプロシージャのかわりに、ERRORプロシージャ、WARNプロシージャ、MESSAGEプロシージャ、INFOプロシージャ、ENTERプロシージャまたはTRACEプロシージャを使用します。
構文
APEX_DEBUG.LOG_LONG_MESSAGE ( p_message IN VARCHAR2 DEFAULT NULL, p_enabled IN BOOLEAN DEFAULT FALSE, p_level IN T_LOG_LEVEL DEFAULT C_LOG_LEVEL_APP_TRACE);
パラメータ
表8-6 APEX_DEBUG.LOG_LONG_MESSAGEプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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長いログ・メッセージ(最大サイズは32767バイト)。 |
|
デバッグが有効かどうかに関係なく、メッセージを常にログに記録するには |
p_level |
長いログ・メッセージのレベルを識別します。定数を参照してください。 |
例
次の例に、レベル1および2のメッセージに関してデバッグ・メッセージ・ロギングを有効にし、32767文字まで含むことができるレベル1のメッセージを表示する方法を示します。デバッグは明示的に有効になっており、このパラメータのデフォルト設定のFALSEよりも、この有効化の設定の方が優先されるため、p_enabled
パラメータを指定する必要はありません。
DECLARE l_msg VARCHAR2(32767) := 'Debug outputs anything up to varchar2 limit'; BEGIN APEX_DEBUG.ENABLE (p_level => 2); APEX_DEBUG.LOG_LONG_MESSAGE( p_message => l_msg, p_level => 1 ); END;
参照: