Oracle Application Expressアプリケーションを作成するには、表とデータが揃ったセットが必要です。それらは、このチュートリアルに付属の.zipファイルに用意されています。
このレッスンについて
このレッスンでは、.zipファイルを入手してローカル・マシンに解凍し、Oracle Application Expressのツール(SQLワークショップとSQLスクリプト)を使用して、そのコンテンツの一部を作業領域にインポートします。
インポートしたら、オブジェクト・ブラウザのスクリプトの出力を確認して表とデータがあることを確認します。
これらのステップでロードするサンプルの表とデータは、実際のOracle Application Express HRアプリケーションで日々使用される種類の情報に似ています。従業員、プロジェクト、カレンダおよびスケジュールに相当するデータ・セットに特有の情報が含まれています。
このチュートリアルを進めるには、次のタスクを完了する必要があります。
「始める前に」に記載されたすべての要件を満たすことを確認します。
最新の表とデータを含む.zipファイルをダウンロードします。
.zipファイルをダウンロードするには、次のステップを実行します。
Oracle Application Expressには、既存のデータ・セットに基づいて初期アプリケーションを短時間で構築できるように作成された強力なウィザードがあります。ただし、まず作業領域にデータを取得する必要があります。先にダウンロードした.zipファイルには、一連のサンプル表を生成するスクリプトが含まれています。
作業領域にDemo_Project_Basic_Tables.sql
スクリプトをアップロードして作業領域を準備し、SQLワークショップでそれを実行します。
作業領域にサンプル表をインポートするには次のステップを実行します。
次に、サンプル・データをインポートします。
作業領域にDemo_Project_Basic_Data.sql
スクリプトをアップロードし、SQLワークショップでそれを実行します。
前のトピックでロードしてSQLワークショップで実行した2つのスクリプトは、作業領域に、サンプルの表とデータをデータベース・オブジェクトとして生成しました。ここでは、表にデータを追加する必要があります。
SQLスクリプトに加えて、SQLワークショップにも、SQLコマンド・ファシリティの機能があります。SQLコマンドを使用すると、データ・パッケージのターゲット表へのロードなど、任意の有効なSQLコマンドを実行できます。
Oracle Databaseパッケージを実行してサンプル・データをサンプル表に移入するには、次のステップを実行します。
オブジェクト・ブラウザは、作業領域に関連付けられたOracleデータベース・スキーマに存在するすべての未加工のオブジェクトを表示します。Application ExpressによりAPEX$
表が作成され、作業領域に固有の内部データを格納します。サンプル・データベース・アプリケーションをインストールした場合は、DEMO_CUSTOMERS
など、他の表が作成されました。
オブジェクト・ブラウザで作成したパッケージを確認するには、次のステップを実行します。