最新のOracle Application Expressリリースにアップグレードする方法を理解します。
最新のOracle Application Expressリリースにアップグレードするには、次のステップを実行します。
UNIXおよびLinux: $ unzip
filename.zip
Windows: Windows Explorerでfilename.zip
をダブルクリックします
ヒント:
ファイルを解凍するディレクトリ・ツリーは深くならないようにし、空白を含むディレクトリの下には格納しないようにします。たとえば、Windowsの場合はC:\
に解凍します。
apex
に変更します。SYSDBA
ロールが指定されているSYS
として接続します。次に例を示します。Windowsの場合:
SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog SQL> CONNECT SYS as SYSDBA Enter password: SYS_password
UNIXおよびLinuxの場合:
$ sqlplus /nolog
SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
Enter password: SYS_password
ヒント:
ファイルを解凍するディレクトリ・ツリーは深くならないようにし、空白を含むディレクトリの下には格納しないようにします。たとえば、Windowsの場合はC:\
に解凍します。
@apexins.sql tablespace_apex tablespace_files tablespace_temp images
各要素の意味は次のとおりです。
tablespace_apex
は、Oracle Application Expressアプリケーション・ユーザーの表領域の名前です。
tablespace_files
は、Oracle Application Expressファイル・ユーザーの表領域の名前です。
tablespace_temp
は一時表領域または一時表領域グループの名前です。
images
は、Oracle Application Expressイメージの仮想ディレクトリです。将来的にOracle Application Expressのアップグレードをサポートするために、仮想イメージ・ディレクトリを/i/
と定義します。
次に例を示します
@apexins.sql SYSAUX SYSAUX TEMP /i/
@apex_epg_config.sql APEX_HOME
ヒント:
APEX_HOME
は、ファイルを解凍するときに指定したディレクトリです。たとえば、WindowsではC:\
。
apxchpwd.sql
を実行して、Oracle Application Expressのパスワードをアップグレードします。@apxchpwd.sql
ADMIN
アカウントのパスワードの入力を求められたら入力します。
Webブラウザで次の場所に移動します。
http://hostname:port/apex/apex_admin
各要素の意味は次のとおりです。
hostname
は、Oracle XML DB Protocolサーバーがインストールされているシステムの名前です。
port
は、Oracle XML DBプロトコル・サーバーのHTTPに割り当てられているポート番号です。デフォルトのインストールでは、この番号は8080です。Oracle Database 12cマルチテナント・アーキテクチャを使用している場合は、各プラガブル・データベース(PDB)に個別のポート番号が割り当てられます。
apex
は、構成ファイルで定義されているデータベース・アクセス記述子(DAD)です。
サインイン・ページで、次のステップを実行します。
ユーザー名 - admin
と入力します。
パスワード - ステップ4で指定したOracle Application Express管理者アカウントのパスワードを入力します。
「管理にサインイン」をクリックします。
設定によっては、初めてログインするときにパスワードの変更を要求される場合があります。