Oracle® Mobile Application Framework Oracle Mobile Application Frameworkでのモバイル・アプリケーションの開発 2.3.3 E82940-01 |
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次のトピックはOracle Mobile Application Development Framework (Oracle MAF)の新機能と変更された機能、およびこのガイドで説明されているその他の重要な変更点について概要を示しています。
Oracle MAFリリース2.3.3には、このガイドで説明されている次の新しい開発機能と変更された開発機能が含まれます。
AndroidプラットフォームのMAFアプリケーションのエンド・ユーザーが、HTTPSサーバーへのアクセスに必要なデジタル証明書をMAFアプリケーションのキーストアにインストールできるようになりました。MAFアプリケーションでのSSL証明書のファイル拡張子の登録で説明されているように、サーバーのデジタル証明書のファイル拡張子を登録して、それらのインストールを容易にすることができます。
このリリースでは、iOSプラットフォームを対象としたMAFアプリケーションの開発とデプロイにXcode 8が必要です。これは、iOS 10を実行するデバイスへのMAFアプリケーションのデプロイメントもサポートしています。これらの要件とサポートの結果、MAFには次に示す変更が加えられています。
開発チームの識別子を表示する、新しい入力フィールド(「チーム」)が公開されました。MAFは、このフィールドにプロビジョニング・プロファイルから抽出した値を自動的に移入します。詳細は、「デバイス署名オプションの設定」を参照してください。
「iOS用MAFのデプロイメント・プロファイルのプロパティ」ダイアログの「iOSオプション」ページに、プッシュ通知環境ドロップダウン・リストが表示されるようになりました。このドロップダウン・リストでは、Production
またはDevelopment
を選択して、デプロイ済アプリケーションをApple Push Notification Service (APNs)に登録する必要があります(デプロイ済アプリケーションがプッシュ通知をサポートしている場合)。デフォルト値はProduction
です。このリリースに移行するMAFアプリケーションには、デフォルト値を使用してください。詳細は、「iOSビルド・オプションの定義」および「プッシュ通知の有効化」を参照してください。
iOS 10にデプロイされるMAFアプリケーションは、そのアプリケーションがユーザーのプライベート・データにアクセスする可能性のあるデバイス機能(カメラなど)を使用する場合、使用方法の説明が必要になります。詳細は、「iOSのデバイス機能にアクセスするプラグインの使用方法の説明の指定」を参照してください。
クイック・デプロイメントの拡張機能により適用されなくなった制限を削除しました。詳細は、「クイック・デプロイメントの制限に関する必知事項」を参照してください。
このドキュメントは、このリリース用に一部が更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
「MAFが通知イベントをトリガーしたときのアプリケーション状態の判断」の項が追加されました。この項では、通知イベントを受信したときのMAFアプリケーションの状態を判断する方法について説明しています。
「モバイル・アプリケーション・フレームワークの概要」の項は、タスク・フローで1つのアプリケーション機能を使用する必要がある場合と、MAFアプリケーション内で複数のアプリケーション機能を使用する必要がある場合を詳細に説明するために改訂されました。
「MAFアプリケーションでのシングル・サインオンの構成方法」の項は、エンド・ユーザーのログアウト後に、リダイレクトが期待どおりに動作するようにMCSへの接続を構成する場合に使用する、ログアウトURLの書式について説明するために改訂されました。