新規データ処理ノードの追加

新規データ処理ノードをBDDクラスタに追加して、処理能力を高めることができます。

注意: Dgraphノードも追加できます。詳細は、「新規Dgraphノードの追加」を参照してください。再インストールしないでWebLogic Serverノードを追加することはできません。

これを実行するには、Hadoopクラスタに1つ以上の適格なYARN NodeManagerノードを追加し、reshape-nodesコマンドを使用してbdd-adminスクリプトを実行します。このスクリプトはHadoopクラスタ・マネージャ(Cloudera Manager、AmbariまたはMCS)に新しく追加されたノードがあるか問い合せ、それにデータ処理を自動的にインストールします。スクリプトが完了すると、新しいノードが稼働し、新しいジョブの受け入れ準備ができます。

注意: Hadoopクラスタ・マネージャが問合せを実行するには、bdd-adminスクリプトにユーザー名とパスワードが必要です。BDD_HADOOP_UI_USERNAMEおよびBDD_HADOOP_UI_PASSWORD環境変数が設定されていない場合は、この情報が求められます。

新規データ処理ノードを追加する手順は、次のとおりです。

  1. Hadoopクラスタに1つ以上のYARN NodeManagerノードを追加します。データ処理をサポートするには、それぞれに次のHadoopコンポーネントをインストールする必要があります。
    • Spark on YARN
    • YARN
    • HDFS/MapR-FS
    新しいYARN NodeManagerノードを追加する手順については、Hadoopディストリビューションのドキュメントを参照してください。
  2. TLS/SSLを有効にしている場合は、新しいYARNノードの公開鍵証明書をエクスポートして、$BDD_HOME/BDD_manager/conf/bdd.confHADOOP_CERTIFICATES_PATHに定義されている管理サーバー上のディレクトリにそれらをコピーします。
    証明書をエクスポートするには、新しいYARNノードから次のコマンドを実行します。
    keytool -exportcert -alias <alias> -keystore <keystore_filename> -file <export_filename>
    説明:
    • <alias>は証明書の別名です。
    • <keystore_filename>は、キーストア・ファイルへの絶対パスです。これはHadoopマネージャにあります。
    • <export_filename>は、キーストアをエクスポートするファイルの名前です。
  3. 管理サーバー上で、$BDD_HOME/BDD_manager/binに移動し、次を実行します。
    ./bdd-admin.sh reshape-nodes
  4. 要求されたら、Hadoopクラスタ・マネージャのユーザー名とパスワードを入力します。