変換サービスのロード・バランシングの構成

変換サービスを複数のノードにインストールした場合は、それらの前にロード・バランサを設定する必要があります。

注意: 変換サービスが1つのノードにインストールされている場合は、ロード・バランサは必要ありません。
多数のロード・バランシング・オプションを利用可能です。必ず、次のものを選択します。
  • セッション・アフィニティ、すなわちスティッキー・セッションを使用します。詳細は、「Studioのロード・バランシングの構成」を参照してください。
  • 仮想IPアドレスを変換サービス・クラスタに割り当てることができます。これは、クラスタと通信するStudioに必要となります。それがない場合、Studioは最初の変換サービス・インスタンスにリクエストを送信するのみとなります。

変換サービスのためにロード・バランシングを構成するには、次の手順を実行します。

  1. ロード・バランサを設定し、変換サービス・クラスタの仮想IPアドレスを構成します。
  2. すべてのStudioノードで、$DOMAIN_HOME/config/studio/portal-ext.propertiesを開き、bdd.microservice.transformservice.urlのホスト名部分を変換サービス・クラスタの仮想IPに変更します。
    ポート番号やその後のものは変更しないでください。新しい値は、http://<virtual_IP>:7203/bdd.transformservice/v1のようになる必要があります。
    また、bdd.conf内のTRANSFORM_SERVICE_NODESの値は変更しないでください。それは他のBDDコンポーネントによって、変換サービスを見つけるために使用されます。