変数の書式

プロジェクト・データ・セット内の属性は、変換スクリプト内の変数として使用できます。これにより、属性をパラメータとして変換関数に渡し、これらに対して他の操作を実行できるようになります。

変換に属性を組み込むには、次に説明する書式を使用して属性を参照します。指定した属性に使用可能な特定の書式は、名前が次の要件を満たしているかどうかによって異なります。
注意: 他の変数とは異なり、属性を宣言する必要はありません。

次の表は、属性を変数として変換に組み込むために使用できる書式を説明しています。

書式の構文 説明
<attribute> 文字またはアンダースコア(_)の後ろにゼロ以上の英数字(a-zA-Z、0-9)およびアンダースコアが続く形式で構成された属性名。名前には、StudioまたはGroovy内の「変換」領域にある予約済キーワードを含めることはできません。
row["_<attribute>"] マップの書式。これは、上記で説明するネーミング要件を名前が満たしていない属性を含む、すべての属性に使用できます。一重引用符または二重引用符を使用できます。
row."_<attribute>" 長いドット書式。これは、上記で説明するネーミング要件を名前が満たしていない属性を含む、すべての属性に使用できます。一重引用符または二重引用符を使用できます。
row._<attribute> 短いドット書式。これは、名前が英数字、ドル記号($)およびアンダースコアで構成された属性にのみ使用できます。
注意: 属性に使用する書式は、静的パーサーがこの属性を処理する方法に影響します。詳細は、「例外処理およびスクリプトのトラブルシューティング」を参照してください。