Groovyの予約済キーワードおよびサポートされていない機能

このトピックでは、StudioでサポートされていないGroovy言語機能と予約済キーワードをリストします。

予約済キーワード

予約済キーワードは、Groovy言語では特別な意味を持つため、Groovyスクリプトでは変数名または関数名として使用できない語です。次の表に、Groovyの予約済キーワードをリストします。

abstract as assert
boolean break byte
case catch char
class const continue
def default do
double else enum
extends false final
finally float for
goto if implements
import in instanceof
int interface long
native new null
package private protected
public return short
static strictfp super
switch synchronized this
threadsafe throw throws
transient true try
void volatile while
また、次のキーワードは、Studioで使用される変換関数によって予約されています。
DEFAULTLANG MILLISECONDS SECONDS
MINUTES HOURS DAYS
WEEKS MONTHS YEARS
DATEFORMAT_DEFAULT

名前に予約済キーワードを持つ属性は、行マップ書式を介してのみ参照できます。これらを直接参照すると、エラーが発生します。行マップ書式の詳細は、「変数の書式」を参照してください。

サポートされていない機能

セキュリティ上の理由により、「変換」では、Groovyの元のクラスがすべてサポートされるわけではありません。たとえば、System.xxxメソッドはサポートされていません。サポートされていないクラスのメソッドが含まれる変換スクリプトは、エラー(セキュリティ例外のエラー・メッセージなど)の原因となり、Studio内のスクリプトには保存できません。

「変換エディタ」「関数」リストにリストされている任意の関数のほか、次のクラスの関数を使用できます(他の元のGroovy関数はサポートされていません)。

注意: 使用する必要がある関数がサポートされていない場合は、Oracleカスタマ・サポートに連絡してください。

次の表に、サポートされているGroovyクラスをリストします。

Math Integer Float
Double Long BigDecimal
Date Geocode Object
Closure String Set
Array InvokerHelper Exception
Rowbinding