Oracle Auto Service Request (ASR)により、一般的なハードウェア・コンポーネントに障害が発生した場合の自動ケース生成が提供されます。ASRは、一般的なハードウェア・コンポーネントの障害に関してOracleカスタマ・サポート・センターと連絡をとる必要をなくし、電話連絡の必要回数と電話に必要な時間全体を削減することで、迅速に問題を解決できるように設計されています。
Exadataのプラグインでは、Oracle ASRを統合することにより次の利点が提供されます。
Exadata Database MachineのASR機能の有効化。サービス・リクエスト(SR)の自動作成およびEnterprise ManagerのSR番号の更新。
emcli
コマンドを使用した迅速なインストールおよびデプロイ。
Enterprise Managerのインシデント・マネージャ内で表示されるASRインシデントの追加。
ASRで動作保証済のすべてのエンジニアド・システムで機能。
Enterprise Managerでは、次の3つの障害テレメトリ・タイプが認識されます。
統合ライトアウト・マネージャ(ILOM): サービス・プロセッサ(SP)からの障害情報、電源および環境、CPU、およびメモリー障害情報の提供。
Exadata検出イベント(HALRT): Oracle Exadata Database Machine内のディスク、フラッシュおよびPCIカードの故障検出率の提供。
障害管理アーキテクチャ(FMA): ホストからのCPUおよびメモリー障害の情報の提供。
Enterprise ManagerでのOracle ASRの使用方法の詳細は、『資産の管理とモニタリングのためのOracle Auto Service Request (ASR)ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle ASRの製品の詳細は、http://oracle.com/asr
を参照してください。