7 使用していないデータのパージ

アップグレード前に使用していないデータをパージし、パージ手順を整えておくと、アップグレード・プロセスを最適化できます。

ノート:

大量のデータをパージする必要がある場合は、表のパーティション化またはその他のデータ最適化方法の採用を検討してください。スクリプトを使用した大量データの削除はパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理で、次の情報を参照してください。

コンポーネントによっては、自動化されたパージ・スクリプトが付属しています。パージ・スクリプトを使用している場合は、パージが完了するまで待機してからアップグレード・プロセスを開始します。アップグレード・アシスタントを使用してスキーマをアップグレードしている間に、パージ・スクリプトが実行されていると、アップグレードが失敗する可能性があります。

作業リポジトリのエクスポート/インポートの一環としてエクスポートおよびインポートされるデータが過剰にならないように、実行ログをパージします。Oracle Data Integratorの管理で、ログのパージを参照してください。

クローズされた11gインスタンス・データを移行する場合は、アップグレードの実行前にインスタンス・パージ・スクリプトを実行します。アップグレード前のパージ・スクリプトの使用を参照してください。