Oracle® DIVArchive Suite

リリースノート

リリース 7.5

E86507-01

2016 年 11 月

このドキュメントには、Oracle DIVArchive Suite リリース 7.5 のリリース情報が記載されています。Oracle DIVArchive をインストールして使用する前にこのドキュメントをお読みください。

DIVArchive のインストール、構成、または更新

DIVArchive のインストール、更新、または構成については、Oracle サポートにお問い合わせください。Oracle サポートの連絡先グローバルディレクトリは次にあります。

http://www.oracle.com/us/support/contact/index.html

ユーザーが構成できるパラメータについては、Oracle DIVArchive 7.5 コアのドキュメントライブラリにある『Oracle DIVArchive 操作ガイド』を参照してください。

DIVArchive のオプションおよびライセンス

次の表に、DIVArchive のオプションおよびライセンスメトリックを示します。

パーツ番号
説明
ライセンスメトリック
L101163 Oracle DIVArchive Nearline Capacity T バイトごと
L101164 Oracle DIVArchive Archive Capacity スロットごと
L101165 Oracle DIVArchive Actor サーバーごと
L101166 Oracle DIVArchive Manager サーバーごと
L101167 Oracle DIVArchive Partial File Restore ラッパーごと
L101168 Oracle DIVArchive Avid Connectivity サーバーごと
L101169 Oracle DIVArchive Application Filtering サーバーごと
L101170 Oracle DIVArchive Storage Plan Manager (DIVArchive Manager ライセンスには 2 つのストレージ計画が含まれる) サーバーごと
L101171 Oracle DIVAnet サーバーごと
L101172 Oracle DIVAdirector ユーザーごと
L101918 Oracle DIVArchive Export/Import サーバーごと
L101919 Oracle DIVArchive Additional Archive Robotic System テープライブラリごと
L101920 Oracle DIVArchive Automatic Data Migration サーバーごと

セキュリティー

最新のセキュリティーパッチを使用してオペレーティングシステムを最新の状態に保つことをお勧めします。ただし、オペレーティングシステムのセキュリティーパッチは DIVArchive アプリケーションとは無関係であるため、すべてのパッチが DIVArchive で正常に機能することは保証できません。

使用している環境に適用できるオペレーティングシステムのセキュリティーパッチレベルを判断するようにしてください。オペレーティングシステムのパッチレベルの互換性を判断する方法については、必要に応じて Oracle サポートにお問い合わせください。

Oracle DIVArchive Suite 7.5 の新機能

DIVArchive 7.5 には、次の各セクションで説明されている新機能および拡張機能が含まれています。

DIVArchive データベース

DIVArchive 7.5 では、次のデータベースパッケージのみがサポートされます。

  • Windows では、DIVAOracle データベース Oracle 12c パッケージ OracleDivaDB_3-0-0_12_1_0_2_0_SE2_Windows_64-bit.zip のみがサポートされます。DIVArchive 7.5 以降では、これ以前のデータベースパッケージは動作しません

    OracleDivaDB_3-0-0_12_1_0_2_0_SE2_Windows_64-bit.zip には、32 ビットの Oracle データベースクライアントは含まれていません。

  • Linux では、DIVAOracle データベースパッケージ OracleDivaDB_3-0-0_12_1_0_2_0_SE2_OEL7_x86_64.sh 以降のみがサポートされます。

データベースの詳細は、Oracle DIVArchive 7.5 コアのドキュメントライブラリにある『Oracle DIVArchive インストールおよび構成ガイド』およびOracle DIVArchive データベースのユーザーズガイドを参照してください。

ストレージ拡張機能

DIVArchive 7.5 では、次のストレージ拡張機能がサポートされます。

Oracle アーカイブクラウドストレージ

DIVArchive 7.5 では、Oracle Storage Cloud 統合が使用可能になりました。クラウドアレイの使用可能なクラスには、アーカイブストレージクラス標準ストレージクラスの 2 つがあります。アーカイブストレージクラスは、標準ストレージクラスより低コストです。アーカイブストレージクラスに格納されたコンテンツの取り出しには少なくとも 4 時間が必要なのに対して、標準ストレージクラスアレイ内のコンテンツはクラウドからただちにダウンロードできます。DIVArchive 7.5 では、両方のストレージクラスを使用できます。

構成ユーティリティーで「Actor Settings」を使用して、クラウドディスクにアーカイブおよび復元するように Actor を構成します。Actor でのコンテンツのアーカイブまたは復元を有効にするかどうかを指定する必要があります。これらの指定が行われている Actor のみが、クラウドとの間でのコンテンツの転送に使用されます。

構成情報については、DIVArchive 7.5 コアのドキュメントライブラリにある『Oracle DIVArchive インストールおよび構成ガイド』を参照してください。

Oracle Storage Cloud については、次のリンクを参照してください。

従量制および非従量制アカウントに関する情報:

http://docs.oracle.com/en/cloud/get-started/subscriptions-cloud/csgsg/

最新のクラウド情報:

http://docs.oracle.com/cloud/latest/

詳細について:

http://docs.oracle.com/cloud/latest/storagecs_common/index.html

Sony ODA ドライブ

DIVArchive 7.5 では、新しい Sony ODA ドライブがサポートされます。これらのドライブの詳細は次のとおりです。

  • Sony は、新世代の ODA ドライブ ODS-280F および ODS-280U をリリースしました。DIVArchive は、ファイバチャネルタイプでのみテストされています。これらのドライブの速度は Gen1 ドライブの 2 倍です。ODS-280U は、DIVArchive 7.5 での使用は保証されていません。

  • このドライブでは、新しいタイプのカートリッジ ODC3300R が使用できます。これは、3.3T バイトの容量を持つ WORM ドライブです。

  • Gen2 ドライブは、Gen1 ドライブで Gen1 メディアに書き込まれたコンテンツを読み取ることができます。DIVArchive では、読み取り専用のメディアドライブ互換性はサポートされません。構成で Gen1 メディアを Gen2 メディアから切り離すことをお勧めします (世代間の互換性はなし)。また、Gen1 カートリッジを含むライブラリ内には少なくとも 1 台の Gen1 ドライブが存在する必要があります。

正確なテープサイズと最終書き込み位置

Actor は、Oracle T10000 および IBM LTO ドライブのテープへのコンテンツの転送中に、Manager にテープ上の正確な残りのサイズとテープ上の最終書き込み位置を報告するようになりました。残りのサイズは、非圧縮データのバイト数で示されます。

Manager は、テープのサイズに依存するのではなく、残りのサイズ最終書き込み位置を使用してテープ上の正確な合計サイズ残りのサイズを取得したあと、テープベースのすべての操作でテープ上の正確な合計サイズ残りのサイズを使用します。

Oracle DIVArchive Actor

7.5 リリースには、次の拡張機能が含まれています。

  • Linux 環境での Telestream Vantage トランスコーダのサポート。

  • Oracle DIVArchive Partial File Restore for MXF が Windows Actor (のみ) でサポートされます。

  • DIVArchive 7.5 では、シンボリックリンクのアーカイブおよび復元が可能になります。

    • AXF オブジェクトに対してのみサポートされます。

    • Windows 上の SFTP の「Source/Destination」でのみサポートされます。

    • Windows で作成されたショートカットはファイルとして扱われるため、Linux で作成されたシンボリックリンクのみがサポートされ、シンボリックリンクとして識別されます。

Oracle DIVArchive トランスコーダ構成

Linux ベースの Actor は CIFS を使用できないため、Linux ベースの Actor が SMB ネットワーク共有 (トランスコーダキャッシュ) との間でコンテンツを転送できるようにするには新しいパスが必要です。新しいパスは、Linux ベースの Actor を Vantage トランスコーダで使用するときに必要になります。

注意:

次の段落で説明されている actoractorPath、および transcoder 設定の順序が重要です。これらのパラメータの順序は、actor のあとに actorPath、そのあとに transcoder である必要があります。actorPath は、Linux Actor が Linux システム上の SMB ネットワーク共有 (トランスコーダキャッシュ) との間でコンテンツを転送するために使用するパスを表します。

CIFS パスは、次に示すように、区切られたリスト内の actorPath パラメータの値として指定されます。

[actor:actor_name,actorPath:actor_path,transcoder:trancoder_ip_address],cifs://username:password@\\transcoder_cache_ip_address\transcoder_cache

既存の Vantage トランスコーダ構成で使用するために Windows Actor から Linux Actor に切り替えている場合は、既存の CIFS パスを変更する必要はありません。このパスは、Vantage がキャッシュにアクセスするためにのみ使用します。変更は、トランスコーダの作業ディレクトリに actorPath を追加することだけです。次に例を示します。

[actor:actor1,actorPath:/tmp/vantagecache,transcoder:100.100.100.100],cifs://Administrator:password@\\100.100.100.100\VantageStore

詳細は、DIVArchive 7.5 コアのドキュメントライブラリにある Oracle DIVArchive 操作ガイドを参照してください。

DIVArchive Control GUI

DIVArchive 7.5 Control GUI には、次の新機能および拡張機能が追加されました。

シンボリックリンク

DIVArchive 7.5 は、「Properties」タブの「types」の下の「Components List」にある Control GUI でシンボリックリンクを識別します。ディレクトリは D で、ファイルは F で、シンボリックリンクは S で指定されます。

シンボリックリンクはまた、「Instances」タブの「Elements」リストや、ファイルとしては「Object Properties」画面の「Components」タブにも表示されます。

Disks View

Control GUI の「Disks View」では新しい列が使用可能になりました。「Consumed Size」というタイトルの列は、ディスク上のコンテンツによって消費されている容量 (K バイト単位) を表します。この新しい列では、クラウドに格納されているコンテンツの量が可視化されるため、ディスク容量が無制限のクラウドアカウントに対して特に有効です。アレイに関連付けられたクラウドストレージクラスも表示されます。クラウド以外のディスクには、「NONE」のストレージクラスが割り当てられます。クラウドディスクには、「Standard」(クラウドからただちにダウンロードできるコンテンツ) または「Archive」(クラウドからダウンロードするには少なくとも 4 時間が必要なコンテンツ) のストレージクラスが割り当てられます。

Object Properties View

Object Properties View」には、特定のクラウドインスタンスに関連付けられたストレージクラスを表示できる、「Cloud Storage Class」と呼ばれる新しい列が含まれています。

Oracle DIVArchive DIVAmigrate 組み込みユーティリティー

移行サービスジョブにイベントが関連付けられるようになりました。すべてのジョブイベントが「Job Properties」ダイアログボックスの「Job Events」タブの下に表示されます。デフォルトでは、各イベントは時間とイベント ID の降順にロードされます。「Job Events」タブの「Events」テーブルでは、各イベントが重大度に基づいて異なる色で強調表示されます。赤色は「Error」を示し、黄色は「Warning」を示し、白色は「Information」を示します。新しい「Refresh」ボタンは、「Job Properties」ダイアログボックス全体をリフレッシュします。

テープ形式を「Legacy」から「AXF」に変更するには、移行ジョブを使用する必要があります。テープをリパックしても、テープ形式は変更されません。既存の「Legacy」形式のオブジェクトをリパックすると、構成でテープグループの形式が「Legacy」から「AXF」に更新された場合でも、テープの形式は保持されます。

Oracle DIVArchive Storage Plan Manager

Oracle DIVArchive Storage Plan Manager は、64 ビットオペレーティングシステムを使用するように移植されました。OracleDivaDB_3-0-0_12_1_0_2_0_SE2_Windows_64-bit.zip には、32 ビットの Oracle データベースクライアントは含まれていません。

アクションを右クリックし、コンテキストメニューから「Mark Action Completed」を選択することによって、「SPM Failed Actions」のステータスを「Completed」に変更できるようになりました。

Once Only」オプションが「NO」に設定されており、SPM がコピーしたインスタンスをストレージスロットの期限が切れる前にユーザーが手動で (または誤って) 削除した場合は通常、完了したコピーアクションを SPM が再試行します。また、SPM が削除したインスタンスをユーザーが手動で (または誤って) ストレージスロットメディアにコピーした場合も、通常、完了した削除アクションを SPM が再試行します。ユーザーが完了済みとしてマークしたアクションは SPM によって再試行されません。ただし、ユーザーが完了したアクションは、それを右クリックし、コンテキストメニューから「Reschedule Action」を選択することによって再スケジュールできます。「Mark Action Completed」(ユーザーによる) オプションは、administrator プロファイルでのみ使用できます。

ローカル削除拡張機能

DIVArchive 7.5 ローカル削除を使用すると、遅延削除モードで DIVArchive アレイ上の残りのディスク容量に基づかないサイト削除を実行できます。ディスクアレイから削除するためにウォーターマーキングが使用されない場合、ローカル削除アプリケーションは、選択されたサイトからすべてのオブジェクトインスタンスを削除します。遅延モード用の構成ファイルはローカル削除の新しい標準であり、レガシー構成ファイル形式は非推奨です。次のその他の機能が導入されました。

  • 時間ベースの条件により、オブジェクトが N 時間経過したあとでのみ削除できるようになりました。

  • 除外リスト機能により、サイト削除が実行されても削除されないメディアのリストを作成できるようになりました。

詳細は、Oracle DIVArchive 7.5 追加機能のドキュメントライブラリにある Oracle DIVArchive 7.5 ローカル削除のユーザーズガイドを参照してください。

DIVAprotect 拡張機能

DIVAprotect の「Archive」、「Copy」、「Copy As」、「Restore」、および「Partial File Restore」要求イベントによって、「Transfer Size」および「Duration」フィールドが移入されます。

詳細は、Oracle DIVArchive 7.5 追加機能のドキュメントライブラリにある Oracle DIVArchive 7.5 DIVAprotect ユーザーズガイドを参照してください。

イベント

DIVAprotect の「Archive」、「Copy」、「Copy As」、「Restore」、および「Partial File Restore」要求イベントによって、「Transfer Size」および「Duration」フィールドが移入されます。

ANALYZE_END」および「ANALYZE_ERR」事前定義済イベントは DIVAprotect から削除されました。

メトリック

すべての DIVArchive インストール間でメトリック ID を標準化するために、データベースシーケンスを使用するのではなく、すべての事前定義済メトリックにハードコードされたメトリック ID が割り当てられています。ユーザー定義メトリックはすべて、メトリック ID 1001 から始まります。DIVArchive 7.4 からリリース 7.5 へのアップグレード中に、データベースアップグレードスクリプトがこの移行を自動的に処理します。すでに何らかのユーザー定義メトリックを割り当てている場合は、1001 から始まる新しいメトリック ID が自動的に割り当てられます。

次のリストには、削除された事前定義済メトリックが含まれています。ただし、現在これらを使用している以前のリリースや顧客に影響はありません。これらのメトリックは引き続き存在し、更新され、7.5 リリースへのアップグレードプロセス中に削除されることはありません。これは、DIVArchive 7.5 以降の新規インストールにのみ影響を与えます。

  • ANALYZE_NUMBER_DAY

  • ANALYZE_NUMBER

  • ANALYZE_ABORTED_NUMBER_DAY

  • ANALYZE_ABORTED_NUMBER

  • ANALYZE_DATA_DAY

  • ANALYZE_DATA

  • ANALYZE_AVG_THROUGHPUT_DAY

  • ANALYZE_AVG_THROUGHPUT

  • ANALYZE_MIN_THROUGHPUT_DAY

  • ANALYZE_MIN_THROUGHPUT

  • ANALYZE_MAX_THROUGHPUT_DAY

  • ANALYZE_MAX_THROUGHPUT

  • ANALYZE_TIME_DAY

  • ANALYZE_TIME

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_CREATE_DELETE_DAY

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_CREATE_DELETE

新しい事前定義済メトリックは次のとおりです。

  • ACTOR_READ_WRITE_MONTH

  • ACTOR_READ_WRITE_NUMBER_MONTH

  • ACTOR_TIME_ALL_OPERATION_MONTH

  • ACTOR_TIME_READ_MONTH

  • ACTOR_TIME_WRITE_MONTH

  • DISK_AVG_TRANSFER_RATE_READ_MONTH

  • DISK_AVG_TRANSFER_RATE_WRITE_MONTH

  • DISK_CHECKSUM_FAILURE_COUNT_MONTH

  • DISK_NUMBER_READ_ABORTED_MONTH

  • DISK_NUMBER_READ_MONTH

  • DISK_NUMBER_WRITE_ABORTED_MONTH

  • DISK_NUMBER_WRITE_MONTH

  • DISK_READ_MONTH

  • DISK_TIME_ALL_OPERATION_MONTH

  • DISK_TIME_READ_MONTH

  • DISK_TIME_WRITE_MONTH

  • DISK_WRITE_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_ACTIVE_ARCHIVE_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_ACTIVE_COPY_AS_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_ACTIVE_COPY_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_ACTIVE_RESTORE_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_AVG_READ_WRITE_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_NUMBER_OBJECT_ARCHIVE_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_NUMBER_OBJECT_CREATED_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_NUMBER_OBJECT_DELETED_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_NUMBER_OBJECT_INSTANCE_COPY_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_NUMBER_OBJECT_INSTANCE_CREATED_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_NUMBER_OBJECT_INSTANCE_DELETED_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_NUMBER_OBJECT_RESTORE_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_OBJECT_EXPORT_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_OBJECT_IMPORT_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_OBJECT_INSTANCE_EXPORT_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_OBJECT_INSTANCE_IMPORT_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_READ_WRITE_ABORTED_NUMBER_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_READ_WRITE_MONTH

  • DIVARCHIVE_SYSTEM_READ_WRITE_NUMBER_MONTH

  • MEDIA_ARCHIVED_OBJECT_DATASIZE_MONTH

  • MEDIA_DATA_SIZE_DAY

  • MEDIA_DATA_SIZE_MONTH

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_EXTERN_MONTH

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_ONLINE_MONTH

  • MEDIA_READ_WRITE_MONTH

  • MEDIA_READ_WRITE_NUMBER_MONTH

  • MEDIA_RESTORE_OBJECT_DATASIZE_MONTH

  • MEDIA_TAPE_EXPORT_NUMBER_MONTH

  • MEDIA_TAPE_IMPORT_NUMBER_MONTH

  • SD_ARCHIVE_OBJECT_DATASIZE_MONTH

  • SD_READ_MONTH

  • SD_READ_NUMBER_MONTH

  • SD_RESTORE_OBJECT_DATASIZE_MONTH

  • SD_TIME_MONTH

  • SD_WRITE_MONTH

  • SD_WRITE_NUMBER_MONTH

  • TAPE_DRIVE_DATA_RATE_MONTH

  • TAPE_DRIVE_ERROR_RATE_MONTH

  • TAPE_DRIVE_NUMBER_READ_WRITE_ABORTED_MONTH

  • TAPE_DRIVE_OPERATION_TOTAL_TIME_MONTH

  • TAPE_DRIVE_READ_WRITE_MONTH

  • TAPE_DRIVE_READ_WRITER_NUMBER_MONTH

  • TAPE_DRIVE_TIME_ALL_OPERATION_MONTH

  • TAPE_DRIVE_TIME_READ_MONTH

  • TAPE_DRIVE_TIME_WRITE_MONTH

  • TAPE_LIBRARY_NUMBER_DISMOUNT_ABORTED_MONTH

  • TAPE_LIBRARY_NUMBER_MOUNT_ABORTED_MONTH

  • TAPE_LIBRARY_NUMBER_MOUNT_MONTH

  • TAPE_LIBRARY_NUMBER_READ_MONTH

  • TAPE_LIBRARY_NUMBER_WRITE_MONTH

  • TAPE_LIBRARY_READ_MONTH

  • TAPE_LIBRARY_WRITE_MONTH

  • TRANSCODE_DATA_MONTH

  • TRANSCODE_NUMBER_MONTH

  • TRANSCODE_TIME_MONTH

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_CREATE_DAY

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_DELETE_DAY

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_CREATE

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_DELETE

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_CREATE_MONTH

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_DELETE_MONTH

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_EXTERN_DATASIZE_DAY

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_EXTERN_DATASIZE_MONTH

  • MEDIA_OBJECT_INSTANCE_ONLINE_DATASIZE_DAY

DIVArchive API 拡張機能

Oracle Java および DIVArchive C++ API は、次の拡張機能をサポートします。詳細は、Oracle DIVArchive 7.5 追加機能のドキュメントライブラリにある適切な API リファレンスドキュメントを参照してください。

  • getFilesAndFolders 呼び出しから返されるファイルリストには、シンボリックリンクが含まれるようになりました。

  • getArrayList 呼び出しは、各アレイのストレージクラスを返します。

  • getObjectInfo および getObjectDetailsList 呼び出しによって返されるリストには、各ディスクインスタンスのストレージクラスが含まれるようになりました。

  • -delete_on_source オプションは、DIVA_ArchiveObject 呼び出しの archiveOptions でサポートされるようになりました。詳細は、Oracle DIVArchive 7.5 追加機能のドキュメントライブラリにある Oracle DIVArchive C++ API リファレンスマニュアルを参照してください。

  • 追加サービスおよび QOS 値は、DIVA_RestoreObject および DIVA_PartialRestoreObject 呼び出しの restoreOptions でサポートされるようになりました。詳細は、Oracle DIVArchive 7.5 追加機能のドキュメントライブラリにある Oracle DIVArchive C++ API リファレンスマニュアルを参照してください。

エクスポートおよびインポート拡張機能

DIVArchive 7.5 エクスポートおよびインポート機能では、次の拡張機能を使用できます。詳細は、Oracle DIVArchive 7.5 コアのドキュメントライブラリにある『Oracle DIVArchive Export/Import ユーザーズガイド』を参照してください。

  • type」属性には、シンボリックリンクを表す S が含まれるようになりました。

  • エクスポートおよびインポートプロセスには、合計テープサイズが含まれるようになりました。

サービス品質拡張機能

DIVArchive 7.5 では、「Request Option」として QOS 値を指定できます。次の要求オプションは、その論理的なサービス品質にマップしています。

  • -qos_direct_only

  • -qos_cache_only

  • -qos_direct_and_cache

  • -qos_cache_and_direct

  • -qos_nearline_only

  • -qos_nearline_and_direct

Request Options」は、通常のサービス品質の指定より優先されます。また、通常のサービス品質の指定は、「Source/Destination Connect」オプションより優先されます。

NEARLINE-ONLYNEARLINE_AND_DIRECT の QOS 値は、「Source/Destination Connect Options」でサポートされるようになりました。これらのオプションは、「Restore」要求に対してのみ有効です。どちらかに設定されたソースまたは宛先サーバーがほかのいずれかのタイプの要求で使用されている場合、この設定は無視され、通常のデフォルトが適用されます。

QOS 値は大文字と小文字が区別されなくなり、さらにオプションの先頭で指定する必要もなくなりました。たとえば、-login test -pass test qos=nearline_only は有効なオプションです。

要求または「Source/Destination」オプションとしての追加サービス

Request Options」として「Archive」要求で「Additional Service」「Delete on Source」を指定したり、「Restore」要求で「Additional Services」「Do not overwrite」、「Do not check existence」、および「Delete and Write」サービスを指定したりできるようになりました。

DIVArchive 7.5 では、次の要求オプションを使用できます。

  • アーカイブ要求

    -delete_on_source
    
  • 復元要求

    -do_not_overwrite
    -do_not_check_existence
    -delete_and_write
    

Request Options」は、通常の「Additional Service」指定より優先されます。また、通常の「Additional Service」指定は、「Source/Destination Connect Options」より優先されます。

Source/Destination Connect Options」で「Restore」要求に使用可能な「Additional Services」を指定することもできます。指定された場合、「Source/Destination」は「Additional Service」設定をデフォルトとして使用します。これは、通常の方法で要求レベルの「Additional Service」を指定するか、または新しい「Request Option」として指定することによってオーバーライドできます。これらの接続オプションは「Restore」要求に固有であるため、これらのオプションは「Source/Destination」を使用したほかのどのタイプの要求に対しても無視されます。

含まれている Oracle ソフトウェアコンポーネントの制限された使用

DIVArchive システムに含まれている Oracle データベースは、DIVArchive ソフトウェアの操作のためにのみ使用するように制限されています。

ドキュメントのアクセシビリティーについて

オラクルのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Program の Web サイト (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc) を参照してください。

Oracle Support へのアクセス

サポートをご契約のお客様には、My Oracle Support を通して電子支援サービスを提供しています。詳細情報は (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info) か、聴覚に障害のあるお客様は (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs) を参照してください。


Oracle DIVArchive Suite リリースノート, リリース 7.5

E86507-01

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