B チェックサムワークフローを使用した、テープのリパックおよび検証要求の制限

テープに壊れたオブジェクトが含まれていたり、オブジェクトがチェックサム検証に失敗したりした場合、リパック要求は失敗します。リパックを実行する前に、競合を手動で解決する必要があります。

WORM メディアのリパックは自動ではありません。WORM メディアでは手動によるリパックを使用できますが、リパックの完了後に容量を回復できません。

テープのリパック要求またはテープの検証要求中に、スパンオブジェクトのチェックサムは生成されません。Actor はスパンファイルを特定し、Manager はこれらのファイルを検証しようとしません。スパンコンテンツのチェックサムが生成されなかったか検証されなかったことを示す警告イベントが表示されます。この場合、リパック操作は終了しませんが、オブジェクトインスタンスには Not Verified のマークが付けられます。

Oracle Storage Cloud レベルで追加のチェックサム検証が行われます。詳細は、Storage Cloud のドキュメントを参照してください