このタブは、デプロイメント・プロファイルの名前や説明、デプロイメント履歴、デプロイ構成に関する情報を編集するときに使用します。
このタブでは、デプロイメント・プロファイルの概要レベルの情報を編集します。使用可能なフィールドは、次のとおりです。
Deployment Profile Name: デプロイメント・プロファイルの名前を表示し、編集できます。
Description: デプロイメント・プロファイルの説明を追加または編集できます。
プロジェクト、ソリューション、デプロイ、1つのデプロイメント・プロファイルについて、過去のデプロイの履歴記録が示されます。表のツールバーにある「Select Columns」アイコンを使用すると、デプロイメント履歴情報の表示を細かく調整できます。列は、必要に応じて並べ替えられます。
使用可能な列は、次のとおりです。
Last Deployed
Deployment Status
Deployed By
Comments
Process Name
Process Type
Instance Name
「Monitoring」では、各プロセスの詳細情報を表示できます。また、Oracle GoldenGateインスタンスに現在デプロイされている各プロセスについて、ステータス、タイプ、プロセスのモードといったステータスを監視することもできます。
このタブは次のように表示されます。
図5-1 「Monitoring」タブ
使用可能な列は、次のとおりです。
Status
Process Name
Type
Last Operation Lag
Mode
Last Operation Timestamp
Last Checkpoint Timestamp
Total Inserts
Total Deletes
Total Updates
Working Directory
Start Time
End of File
Total Ignores
Total Truncates
Total Executed DDLs
Total Discards
Total Operations
Input Checkpoint
Output Checkpoint
このタブでは、デプロイメントのオプションと物理リソースを表示または編集します。
自動的に開始するプロセスを制御するには、「Deployment Settings」チェック・ボックスを使用します。次の設定を構成できます。
Deployment Settings
Start All GoldenGate Processes: キャプチャ、ポンプ、適用のプロセスを開始するには、このチェック・ボックスを選択します。
Start Pump Processes: ポンプ・プロセスを開始するには、このチェック・ボックスを選択します。
Start Apply Processes: 適用プロセスを開始するには、このチェック・ボックスを選択します。
Initial Load Settings
Oracle GoldenGate: Oracle GoldenGateの初期ロード・プロセスを開始するには、このチェック・ボックスを選択します。
Oracle Data Pump: Oracle Data Pumpの初期ロード・プロセスを開始するには、このチェック・ボックスを選択します。
「Deployment Configuration」画面で「Start process」を選択した場合、Oracle Data Pumpの初期ロードが正常に完了すると、チェンジ・データ・キャプチャ(CDC)プロセスが自動的に開始します。「Deployment Configuration」画面で「Start process」を選択しないと、Oracle Data Pumpの初期ロードが正常に完了してもCDCプロセスは自動的に開始しません。
CDCプロセスの自動開始前にOracle GoldenGate Studioが閉じられると、CDCプロセスは自動的に開始しません。システム変更番号(SCN)を使用してCDCプロセスを手動で開始するか、モニタリング画面からCDCプロセスを手動で開始できます。SCNはコミットごとに1ずつ増えます。
「Remote Link」(ネットワーク・リンク)および「Parallelism」をこのダイアログで追加できます。デフォルトでは「Parallelism」は1に設定されます。
Oracle GoldenGate Studioでは、Oracle Data Pump APIが初期ロードに使用されます。Oracle Data Pump APIでは、様々な方法でデータを転送できます。Oracle GoldenGate Studioでは、フラッシュバックSCNを使用したデータのIMPORTが使用されます。ソース・データベースへのアクセスには、リモート・リンク(ネットワーク・リンク)が使用されます。
Oracle Data Pumpの初期ロードによるオンライン・デプロイメント時には、Oracle GoldenGate Studioにより、ターゲット・データベースでPL/SQLプロシージャが起動されます。このPL/SQLブロックにより、ソースからデータをコピーするデータベース・リンク、ソース・データベースのSCN、起動されるパラレル・スレッドの数、およびこのアクティビティをログに記録するためのログ・ファイルが指定されて、Oracle Data Pumpジョブが起動されます。ソース・データベースのSCNとログ・ファイル名はOracle GoldenGate Studioによって設定されますが、「Database Link」と「Parallel」の値は構成画面に指定する必要があります。Oracle GoldenGate Studioでは、DATA_PUMP_DIR
ディレクトリを使用してログ・ファイルが作成されるため、このディレクトリもターゲット・データベースに作成しておく必要があります。Oracle Data Pump表に、Oracle Data Pumpジョブの現在の状態が表示されます。「View Activity Log」をクリックすると、ODPジョブのOGG_LOG
ログ・ファイルの内容を表示できます。
CDCキャプチャとReplicatのプロセスも並行してOracle GoldenGateにデプロイされます。キャプチャ・プロセスは、Oracle Data Pumpの進行中のオンライン・トランザクションをキャプチャするために起動されます。Oracle GoldenGate StudioはOracle Data Pumpジョブが完了するのを待機します。Oracle Data Pumpジョブの完了後、「Start Replicat」オプションが選択されている場合は、この特定のプロセスの「Oracle Data Pump」ページに表示される関連SCN番号を指定したReplicatプロセスがOracle GoldenGate Studioにより開始されます。そうでない場合は、「Oracle Data Pump」ウィンドウの「Start CDC Replicat」をクリックしてプロセスを手動で開始する必要があります。
Oracle GoldenGateでデプロイメントを完了した後、Oracle Data Pumpが完了する前にOracle GoldenGate Studioをシャットダウンした場合は、「Oracle Data Pump」ページの「Start CDC Replicat」をクリックするか、「Oracle Data Pump」ページに表示されるSCNを使用して「Start with..」をクリックし、Replicatを手動で開始する必要があります。
ドロップダウン・リストから「Replication Paths」を選択して、「Not Started」、「Running」、「Error」、「Finished」および「Replicat Started」をステータスとして選択できます。ステータスが表形式で表示されます。また、ツールバーを使用して、CDC Replicatの検索と開始、アクティビティ・ログの表示、表のリフレッシュ、追加の表の列の追加や削除を実行できます。
次に示す表の列がデフォルトで表示されます。
Replication Paths
Start Time
End Time
SCN
Status
% Complete
Time Remaining
Oracle Data Pumpの実行中は、「Time Remaining」列が空になる場合があります。これは、製品の通常の機能とは関係がありません。
「Oracle Data Pump」ウィンドウが次のように表示されます。