複合タイプ・メタデータがない場合、フラット化された属性を追加するにはユーザー入力が必要です。複合タイプ・メタデータを加えると、属性を複合タイプ属性の定義に自動的に追加できます。
新しいフラット化された属性の追加は、「複合タイプ属性」プロパティが設定されている場合に行われます。
新しいフラット化された属性は、アップストリーム属性を直接参照しませんが複合型のアップストリーム属性から導出されるため、null式が含まれます。フラット化された属性の名前は、複合タイプ・メンバーの名前と一致してもかまいません。ただし、別の属性との名前の競合により、フラット化された属性に異なる名前を付けた場合は、複合タイプ・メンバーの識別に属性タグ・プロパティが使用されます。フラット化された属性の名前を手動で変更する場合は、必ずタグ・プロパティを複合タイプ・メンバーの名前に設定します。
たとえば、メンバー属性のfirst_name
およびlast_name
が含まれる複合タイプ属性full_name
を考えてみます。full_name
が複合タイプ属性として選択されると、2つの新しいフラット化された属性first_name
およびlast_name
が作成されます。属性last_name
をlname
に変更した場合は、コード生成で使用される複合タイプ・メンバー名を識別するために、タグをlast_name
に設定します。
ユーザーが複合型のコレクションの属性をすべてフラット化することを望まない場合もあります。余分な属性は削除できます。