フラット化コンポーネントを決定するユーザー定義メタデータの使用に関する情報を示します。
Oracle Data Integratorは、複雑な構造を持つ入力データを処理でき、標準データ型を使用して同じデータのフラット化表現を生成するフラット化コンポーネントを提供します。入力データはデータベースでも、XMLでも、あるいはその他のソースでもかまいません。
「NULLを含む」、「コレクション」および「構造」の3つのチェック・ボックス・プロパティがあります。「コレクション」チェック・ボックスは、複合タイプ属性が配列などのコレクションであるかどうかを示します。複合タイプ属性にデータ形式が定義されている場合は、自動的に割り当てられます。「構造」チェック・ボックスは、複合型が単なるスカラー型のコレクションではなく、オブジェクト、レコードまたは構造であるかどうかを示します。「NULLを含む」チェック・ボックスは、null複合データを処理するかどうかを示します。一部のテクノロジ、とりわけSparkは、null複合属性が含まれるレコードを削除できます。
HDFSでのフラット化が向上した複合ファイルの使用
複合タイプ属性は、フラット化されるcollection型またはobject型のアップストリーム属性です。各フラット化コンポーネントでは、指定に使用されるプロパティが1つのみのため、複合タイプ属性を1つしかフラット化できません。
注意:
フラット化コンポーネントは、Spark 1.3以降でのみサポートされます。フラット化コンポーネントおよびそれに関連するKMの使用の詳細は、次の項を参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Oracle Data Integratorでの統合プロジェクトの開発』のフラット化コンポーネントの作成に関する項