Oracle R Enterpriseは、64ビットのプラットフォームでのみ動作します。
クライアントおよびサーバー・コンポーネントの両方が、このトピックに示されている各プラットフォームでサポートされています。
表1-2 Oracle R Enterpriseのプラットフォーム要件
オペレーティング・システム | ハードウェア・プラットフォーム | 説明 |
---|---|---|
Linux x86-64 |
IntelおよびAMD |
Oracle LinuxはOracle Exadata Database Machine上で稼働している場合があります。 |
Oracle Solaris on x86-64(64-Bit) Oracle Solaris on SPARC-64 (64ビット) |
IntelおよびSPARC |
Oracle SolarisはOracle Exadata Database Machine上で稼働している場合があります。 |
IBM AIX on POWER Systems (64ビット) |
IBM |
64ビット版IBM AIX 5.3以上 |
Microsoft Windows x64 (64ビット) |
Intel |
64ビット版Microsoft Windows |
次の表では、Oracle R Enterpriseサーバー・コンポーネントの、サポートされている構成を示します。Oracle R Enterpriseは、Oracleの無償版ディストリビューションであるOracle R Distributionと組み合せて使用することをお薦めします。Oracle R Enterpriseをインストールする前に、Oracle R Distributionをインストールする必要があります。
表1-3 Oracle R Enterpriseの構成要件およびサーバー・サポート・マトリクス
Oracle R Enterpriseのバージョン | オープン・ソースRまたはOracle R Distribution | Oracle Databaseのリリース |
---|---|---|
1.5.1 | 3.3.0 | 11.2.0.4, 12.1.0.1, 12.1.0.2, 12.2.0.1 |
1.5 | 3.2.0 | 11.2.0.4, 12.1.0.1, 12.1.0.2 |
1.4.1 | 3.0.1, 3.1.1 | 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1, 12.1.0.2 |
1.4 | 2.15.2, 2.15.3, 3.0.1 | 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1 |
1.3.1 | 2.15.1, 2.15.2, 2.15.3 | 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1 |
1.3 | 2.15.1 | 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1 |
1.2 | 2.15.1 | 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1 |
1.1 | 2.13.2 | 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1 |
1.0 | 2.13.2 | 11.2.0.3, 11.2.0.4, 12.1.0.1 |
注意:
Oracle Database Release 12.1.0.2では、一部の埋込みRの操作を成功させるには、Oracle R Enterpriseリリース1.4.1および1.5の両方で、データベース・パッチ(20173897 EXTPROCによって返された表からのグループ化の結果が間違っています(パッチ))が必要です。Microsoft Windowsでの64ビット・アーキテクチャの確認
Oracle R Enterpriseは、64ビットのオペレーティング・システムでのみ実行されます。ご使用のWindowsシステムが64ビットかどうかを判断するには、次の手順を実行します。
Windows 7またはWindows Vista:
Windowsの「コントロール・パネル」で「システム」を選択します。
「システムの種類」が「64 ビット オペレーティング システム」であることを確認します。
Windows XP:
「スタート」メニューで、「マイ コンピュータ」を選択します。
「プロパティ」をクリックします。
「システム」タブで、システムが「x64 Edition」であることを確認します。