はじめに
Oracle VMリリース・ノートには、Oracle VMリリース3.4の情報が含まれ、製品ドキュメントより優先されます。 このドキュメントには、Oracle VMドキュメントに含まれていない最新情報が記載されています。 このドキュメントは、Oracle VMをインストールする前にお読みください。 このドキュメントはリリース後に更新される場合があります。 このドキュメントの更新版を確認したり、その他のOracleドキュメントを参照するには、Oracle Technology Network (OTN) Webサイトのドキュメントのセクションを参照してください。
https://www.oracle.com/technology/documentation/
Oracle VMの後続の各リリースが入手可能になった時点で、そのリリースのリリース・ノートが個々のドキュメントとして公開されます。 該当するリリースの正しいドキュメントを参照していることを確認してください。 Oracle VM 3.4.x
の各リリースのリリース・ノートは、次の場所から入手できます。
http://download.oracle.com/docs/cd/E64076_01
このドキュメントは、Oracle VMのユーザーおよび管理者を対象にしています。 Oracle VMの使用時に発生する可能性のある問題とその対処方法を説明します。
Oracle VMをインストールして使用する前に、このドキュメントを読むことをお薦めします。
対象読者
このドキュメントは、Oracle VM環境の物理および仮想リソースにアクセスする権限を持つOracle VM管理者を対象としています。 このガイドは、読者がOracle VMについて深い知識があり(『Oracle VM Managerユーザーズ・ガイド』を参照)、Oracle Linuxシステム管理およびLinuxコマンドライン操作に習熟していることを想定しています。
コマンド構文
Oracle Linuxのコマンド構文は、固定幅フォント
で表示されます。 ドル記号($)、シャープ記号(#)、パーセント記号(%)はOracle Linuxのコマンド・プロンプトです。 これらの記号をコマンドの一部として入力しないでください。 このマニュアルでは、コマンド構文に次の表記規則を使用します。
規則 |
説明 |
---|---|
バックスラッシュ\ |
バックスラッシュは、Oracle Linuxコマンドの行の継続を表す記号です。 コマンド例が1行に入りきらない場合に使用します。 コマンドは、表示どおりにバックスラッシュを付けて入力するか、またはバックスラッシュなしで1行に入力します。 dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s6 of=/dev/rst0 bs=10b \ count=10000 |
中カッコ{ } |
中カッコは、必須の入力項目を表します。 .DEFINE {macro1} |
大カッコ[ ] |
大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。 cvtcrt |
省略記号... |
省略記号は、同じ項目を任意の数だけ繰り返すことを表します。 CHKVAL fieldname value1 value2 ... valueN |
イタリック体 |
イタリック体は、変数を表します。 変数には値を代入します。
|
縦線| |
縦線は、大カッコまたは中カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。 FILE |
スラッシュ/ |
スラッシュは、Oracle VM Managerコマンドライン・インタフェースで一重または二重引用符に囲まれた特殊文字をエスケープするために使用します。次に例を示します。 create Tag name=MyTag description="HR/'s VMs" |
表記規則
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 |
意味 |
---|---|
太字 |
太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック |
イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
|
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |
ドキュメントのアクセシビリティについて
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility Programのwebサイト(https://www.oracle.com/corporate/accessibility/)を参照してください。
アクセシビリティのためのOracle Supportへのアクセス
サポート契約がある場合には、My Oracle Supportを通して電子支援をご利用いただけます。 詳細は、https://www.oracle.com/corporate/accessibility/learning-support.html#support-tabを参照してください。
ダイバーシティ&インクルージョン
Oracleはダイバーシティ&インクルージョンに積極的に取り組んでいます。 Oracleは、ソート・リーダーシップと革新性を高める社員の多様性を尊重し、その価値を重んじています。 従業員、お客様、パートナー様にポジティブな影響をもたらすインクルーシブな文化を醸成する私たちのイニシアティブの一環として、製品やドキュメントからインセンシティブな用語を取り除くように努めています。 また、Oracle製品および業界標準が進化する中、お客様の既存の技術との互換性を維持する必要性およびサービスの継続性確保の要求にも留意しています。 このような技術的な制限により、当社のインセンシティブな用語を削除する取組みは継続中であり、時間と皆様のご協力が必要となります。