Oracle® Mobile Application Framework Oracle Mobile Application Frameworkでのモバイル・アプリケーションの開発 2.4.1.0.0 E89897-01 |
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この章の内容は次のとおりです。
JDeveloperとOracle Metadata Serviceには、既存のMAF AMXアプリケーション機能のアーティファクトとメタデータ・ファイルをカスタマイズする、標準のカスタマイズ・メカニズムがあります。カスタマイズは、アプリケーションのデプロイメント時に適用され、実行時に確認できます。
JDeveloperおよびOracle Metadata Service (MDS)により提供される標準のカスタマイズ・メカニズムを使用して、次のものを含む既存のMAF AMXアプリケーション機能アーティファクトおよびメタデータ・ファイルをカスタマイズできます。
MAF AMXファイル(.amx
)。
タスク・フロー・ファイル(ViewController-task-flow.xml
など)。
ページ定義ファイル(<ページ名>
.PageDef.xml)
。
データ・コントロールXMLファイル(データ・コントロール構造ファイルを含むパッケージ・ファイル(つまり、データ・コントロール名の前にpersdef.
が付いた名前のパッケージ・ファイル))。
デザインタイムに行ったカスタマイズの変更は、デプロイメント中にファイルに適用され、ランタイムに表示されるようになります。MAF AMXは、特定のカスタマイズ・コンテキストの最終バージョンがデプロイメント中にシードされ、そのカスタマイズ・コンテキストに対してランタイムに静的に動作する、静的シード・カスタマイズをサポートしています。カスタマイズ・コンテキストごとに個別のMAFアプリケーションをデプロイする必要があります。
注意:
MAF AMXでは、ランタイムにカスタマイズの作成および適用の両方を実行するユーザー・カスタマイズをサポートしていません。
「MDSを使用したMAFアプリケーションのアーティファクトのカスタマイズ」を参照してください。
ID-prefixトークンは、カスタマイズ・レイヤーの構成時に追加され、AMXページとアーティファクトのカスタマイズが正確に適用されるようになります。
MAF AMXページおよびアーティファクトをカスタマイズするには、「MDSカスタマイズをMAFファイルに適用する方法の概要」で説明している手順に従います。
カスタマイズ・レイヤーを構成する際は、IDの一意性を確保してカスタマイズが正確に適用されるように、id-prefix
トークンを追加できます。カスタマイズ中に新規要素(commandButton
など)をMAF AMXページに追加すると、レイヤーとレイヤー値のid-prefix
が要素の自動生成識別子に追加され、カスタマイズ・メタデータ・ファイルで新たに追加された要素のid
が作成されます。次の例に示すように、site
レイヤーに" s
"というid-prefix
が付けられ、headquarters
レイヤー値に" hq
"というid-prefix
が付けられています。
<cust-layers xmlns="http://xmlns.oracle.com/mds/dt"> <cust-layer name="industry" id-prefix="i"> <cust-layer-value value="financial" display-name="Financial" id-prefix="f"/> <cust-layer-value value="healthcare" display-name="Healthcare" id-prefix="h"/> </cust-layer> <cust-layer name="site" id-prefix="s"> <cust-layer-value value="headquarters" display-name="HQ" id-prefix="hq"/> <cust-layer-value value="remoteoffices" display-name="Remote" id-prefix="rm"/> </cust-layer> </cust-layers>
ヒント・レイヤーとしてsite/headquarters
を選択して、MAF AMXボタン・コンポーネントをページに追加すると、メタデータ・カスタマイズ・ファイルでcommandButton
要素に shqcb1
というid
が設定されます。
カスタマイズ・プロセスが完了すると、JDeveloperによりカスタマイズ用のメタデータ・ファイルとこれらを格納するサブパッケージが作成されます。メタデータ・ファイルにはカスタマイズしたオブジェクトのカスタマイズが含まれ、これらは実行時にベース・メタデータに適用されます。図19-1、図19-2、図19-3および図19-4に示すとおり、JDeveloperにより、オブジェクトのベース・ファイルと同じ名前に.xml
拡張子を追加した名前が新しいメタデータ・ファイルに付けられます。
図19-1 MAF AMXページのカスタマイズ・ファイル
図19-2 タスク・フローのカスタマイズ・ファイル
図19-3 ページ定義のカスタマイズ・ファイル
図19-4 データ・コントロールXMLファイルのカスタマイズ・ファイル